ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(11人の利用者による、間の11版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Goblin Sharpshooter}} | {{#card:Goblin Sharpshooter}} | ||
+ | [[Category:WHISPER最新オラクル未対応]] | ||
+ | ''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「[[任意の対象|1つを対象とする]]」に読み替えてください。'' | ||
− | 特殊な[[ティム]][[能力]]を持つ[[ゴブリン]] | + | 特殊な[[ティム]][[能力]]を持つ[[ゴブリン]]。自力で[[アンタップ]]しない代わりに、[[クリーチャー]]が[[死亡]]するたびに起き上がる。 |
− | [[対戦相手]]の[[クリーチャー]] | + | [[対戦相手]]の[[クリーチャー]]が死亡しても[[アンタップ]]するのがミソで、[[ウィニー]][[デッキ]]のクリーチャーを一掃してしまう力を秘めている。だが、少々計算がややこしいため、慣れないとどこまでダメージを飛ばせるのかがイメージしづらい面もある。 |
実際に使用する場合、以下のように分けて考えるとわかりやすいかもしれない。 | 実際に使用する場合、以下のように分けて考えるとわかりやすいかもしれない。 | ||
#これ単体で、1点の[[ダメージ]]を飛ばす事ができる。 | #これ単体で、1点の[[ダメージ]]を飛ばす事ができる。 | ||
− | # | + | #それ以降、別の[[クリーチャー]]が死亡する度に、1点の[[ダメージ]]を飛ばす事ができる。 |
− | + | ||
− | [[戦闘]]や[[全体除去]]によって[[クリーチャー]] | + | [[戦闘]]や[[全体除去]]によって[[クリーチャー]]が複数体同時に[[墓地]]に置かれた場合は、その回数分アンタップする能力が[[誘発]]するという事も覚えておくとよい。その場合は墓地へ行ったクリーチャー分アンタップする能力が複数スタックに乗るため、例えば2体のクリーチャーが同時に墓地へ置かれた場合アンタップする能力は2回誘発するのでタップして能力を起動、1回アンタップした後タップして能力を起動、さらに2回目のアンタップという使い方ができる。 |
[[ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder]]や[[スカークの探鉱者/Skirk Prospector]]、[[包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander]]など、自前で[[生け贄に捧げる]]能力を持つクリーチャーと相性がよく、[[オンスロート・ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い活躍を見せている。 | [[ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder]]や[[スカークの探鉱者/Skirk Prospector]]、[[包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander]]など、自前で[[生け贄に捧げる]]能力を持つクリーチャーと相性がよく、[[オンスロート・ブロック構築]]から[[エターナル]]まで、幅広い活躍を見せている。 | ||
+ | 特に対戦相手のクリーチャーが全部タフネス1ならば、どれだけ並んでいようと全滅させられ、[[正義の命令/Decree of Justice]]や[[親和エルフ]]対策になる。 | ||
+ | *同様に何らかの方法で[[接死]]を与えることで、[[被覆]]や[[呪禁]]を持たないクリーチャーを一掃することも可能。 | ||
*[[ゴブヴァンテージ]]では、上記スカークの探鉱者・包囲攻撃の司令官に[[ゴブリンの戦長/Goblin Warchief]]・[[ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter]]・[[ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader]]辺りを組み合わせるだけで相手を瞬殺できた。一見要素が多すぎるように見えるが、最後の2枚が[[リクルート]]同様に働くため実に容易なのだ。 | *[[ゴブヴァンテージ]]では、上記スカークの探鉱者・包囲攻撃の司令官に[[ゴブリンの戦長/Goblin Warchief]]・[[ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter]]・[[ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader]]辺りを組み合わせるだけで相手を瞬殺できた。一見要素が多すぎるように見えるが、最後の2枚が[[リクルート]]同様に働くため実に容易なのだ。 | ||
− | + | *もともとは[[オデッセイ]]に収録される予定だった。また、[[オデッセイ・ブロック]]にはゴブリンが出てこないので、[[ドワーフ]]になる予定だった。だが、できたイラストがイメージに合わなかったので結局オデッセイには収録されず、後の[[オンスロート]]で採用されることになった。 | |
− | *もともとは[[オデッセイ]]に収録される予定だった。また、[[オデッセイ・ブロック]]にはゴブリンが出てこないので、[[ドワーフ]] | + | **ちなみに、そのとき描かれた{{Gatherer|id=29854}}は[[火花魔道士/Spark Mage]]に使われている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/goblins-guns-2002-10-11 Goblins with Guns](News [[2002年]]10月11日 [[Daily MTG]])</ref>。 |
− | **ちなみに、そのとき描かれた{{ | + | ==脚注== |
− | + | <references /> | |
==参考== | ==参考== | ||
− | |||
*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2019年#<explosion sounds>|Secret Lair Drop Series: <explosion sounds>]] |
2023年11月1日 (水) 16:10時点における最新版
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの名手は、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クリーチャー1体が死亡するたび、ゴブリンの名手をアンタップする。
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの名手はそれに1点のダメージを与える。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
特殊なティム能力を持つゴブリン。自力でアンタップしない代わりに、クリーチャーが死亡するたびに起き上がる。
対戦相手のクリーチャーが死亡してもアンタップするのがミソで、ウィニーデッキのクリーチャーを一掃してしまう力を秘めている。だが、少々計算がややこしいため、慣れないとどこまでダメージを飛ばせるのかがイメージしづらい面もある。
実際に使用する場合、以下のように分けて考えるとわかりやすいかもしれない。
戦闘や全体除去によってクリーチャーが複数体同時に墓地に置かれた場合は、その回数分アンタップする能力が誘発するという事も覚えておくとよい。その場合は墓地へ行ったクリーチャー分アンタップする能力が複数スタックに乗るため、例えば2体のクリーチャーが同時に墓地へ置かれた場合アンタップする能力は2回誘発するのでタップして能力を起動、1回アンタップした後タップして能力を起動、さらに2回目のアンタップという使い方ができる。
ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledderやスカークの探鉱者/Skirk Prospector、包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commanderなど、自前で生け贄に捧げる能力を持つクリーチャーと相性がよく、オンスロート・ブロック構築からエターナルまで、幅広い活躍を見せている。
特に対戦相手のクリーチャーが全部タフネス1ならば、どれだけ並んでいようと全滅させられ、正義の命令/Decree of Justiceや親和エルフ対策になる。
- 同様に何らかの方法で接死を与えることで、被覆や呪禁を持たないクリーチャーを一掃することも可能。
- ゴブヴァンテージでは、上記スカークの探鉱者・包囲攻撃の司令官にゴブリンの戦長/Goblin Warchief・ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter・ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader辺りを組み合わせるだけで相手を瞬殺できた。一見要素が多すぎるように見えるが、最後の2枚がリクルート同様に働くため実に容易なのだ。
- もともとはオデッセイに収録される予定だった。また、オデッセイ・ブロックにはゴブリンが出てこないので、ドワーフになる予定だった。だが、できたイラストがイメージに合わなかったので結局オデッセイには収録されず、後のオンスロートで採用されることになった。
- ちなみに、そのとき描かれたイラストは火花魔道士/Spark Mageに使われている[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Goblins with Guns(News 2002年10月11日 Daily MTG)