団結
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舞台座一家のメカニズムとして、最初に試されたのは[[金属術]]のクリーチャー版である'''カルテル'''/''Cartel''だったが、魅力に乏しかったのでボツになった。代替案として[[Mark Rosewater]]は[[上陸]]/Landfallのクリーチャー版、通称「'''上クリーチャー'''/''Creaturefall''」を推し、採用された。これは[[ラヴニカのギルド]]など<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/guild-order-part-2-2018-09-17 Guild to Order, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031102/ 支配するギルド その2]([[Making Magic]] [[2018年]]9月17日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、多くの[[カード・セット|セット]]で検討されてきたメカニズムである。[[Mark Gottlieb]]の提案により、[[ターン]]中2体目のクリーチャーでだけ誘発する変種も試されたが、発生頻度が低い、[[手札]]が尽きると誘発させるのが難しくなるなどの問題があり、通常の上クリーチャーに戻された。名前は最終的に団結となった。 | 舞台座一家のメカニズムとして、最初に試されたのは[[金属術]]のクリーチャー版である'''カルテル'''/''Cartel''だったが、魅力に乏しかったのでボツになった。代替案として[[Mark Rosewater]]は[[上陸]]/Landfallのクリーチャー版、通称「'''上クリーチャー'''/''Creaturefall''」を推し、採用された。これは[[ラヴニカのギルド]]など<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/guild-order-part-2-2018-09-17 Guild to Order, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031102/ 支配するギルド その2]([[Making Magic]] [[2018年]]9月17日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、多くの[[カード・セット|セット]]で検討されてきたメカニズムである。[[Mark Gottlieb]]の提案により、[[ターン]]中2体目のクリーチャーでだけ誘発する変種も試されたが、発生頻度が低い、[[手札]]が尽きると誘発させるのが難しくなるなどの問題があり、通常の上クリーチャーに戻された。名前は最終的に団結となった。 | ||
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*よく似た「上クリーチャー」メカニズムとしては過去に[[結集]]も存在している。そちらは自身の[[ETB]]でも誘発するが、[[次元/Plane]]固有の[[クリーチャー・タイプ]]に限定されており、他の次元では再登場させづらいと思われる。 | *よく似た「上クリーチャー」メカニズムとしては過去に[[結集]]も存在している。そちらは自身の[[ETB]]でも誘発するが、[[次元/Plane]]固有の[[クリーチャー・タイプ]]に限定されており、他の次元では再登場させづらいと思われる。 | ||
*英語名が同じ[[カード・セット]]として[[アライアンス]]が、日本語名が同じカードとして[[団結/Stick Together]]が存在する。 | *英語名が同じ[[カード・セット]]として[[アライアンス]]が、日本語名が同じカードとして[[団結/Stick Together]]が存在する。 | ||
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2024年11月4日 (月) 20:37時点における最新版
団結(だんけつ)/Allianceは能力語の一種。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得る。
3/2クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、占術1を行う。このターンにこの能力が解決したのが2回目であるなら、代わりにカード1枚を引く。
2/1[編集] 解説
他のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたびに誘発する誘発型能力を示す。ニューカペナの街角およびニューカペナの街角統率者デッキで初登場した。MTGアリーナのアルケミー:ニューカペナでも扱われている。指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキでも再登場した。
舞台座一家/The Cabarettiに割り当てられたメカニズムであり、白と赤と緑に存在する。
[編集] 開発秘話
舞台座一家のメカニズムとして、最初に試されたのは金属術のクリーチャー版であるカルテル/Cartelだったが、魅力に乏しかったのでボツになった。代替案としてMark Rosewaterは上陸/Landfallのクリーチャー版、通称「上クリーチャー/Creaturefall」を推し、採用された。これはラヴニカのギルドなど[1]、多くのセットで検討されてきたメカニズムである。Mark Gottliebの提案により、ターン中2体目のクリーチャーでだけ誘発する変種も試されたが、発生頻度が低い、手札が尽きると誘発させるのが難しくなるなどの問題があり、通常の上クリーチャーに戻された。名前は最終的に団結となった。
メカニズムの制定に際しては、隣接する色の一家のメカニズムとのシナジーも考慮されている。舞台座一家(赤緑白)の団結はクリーチャーを並べることを推奨するものであり、斡旋屋一家/The Brokers(緑白青)の盾カウンターはクリーチャーを守るものであるため、リミテッドにおける緑白のアーキタイプはタイプ的テーマの「市民」となった。一方で、赤緑のアーキタイプである「宝物」は、土建組一家/The Riveteers(黒赤緑)の奇襲および舞台座一家(赤緑白)の団結とは無関係に決められている(とはいえ、奇襲と団結自体はシナジーを持つと言える)[2]。
[編集] その他
- よく似た「上クリーチャー」メカニズムとしては過去に結集も存在している。そちらは自身のETBでも誘発するが、次元/Plane固有のクリーチャー・タイプに限定されており、他の次元では再登場させづらいと思われる。
- 英語名が同じカード・セットとしてアライアンスが、日本語名が同じカードとして団結/Stick Togetherが存在する。
- ファウンデーションズでは毒の目利き/Venom Connoisseurが再録されたが、団結の能力語は削除されている。
[編集] 脚注
- ↑ Guild to Order, Part 2/支配するギルド その2(Making Magic 2018年9月17日 Mark Rosewater著)
- ↑ Hitting the Streets of New Capenna, Part 2/『ニューカペナの街角』を狙え その2(Making Magic 2022年4月11日 Mark Rosewater著)
[編集] 参考
- Streets of New Capenna Mechanics/『ニューカペナの街角』のメカニズム(Daily MTG Feature 2022年4月7日 Matt Tabak著)
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