K-9 マークI型/K-9, Mark I
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− | + | これ自身の能力は[[除去耐性]]と[[回避能力]]の付与であるため、[[攻撃]][[誘発型能力]]や[[サボタージュ能力]]を持つドクターとの相性が良い。特に[[ウォードクター/The War Doctor]]か[[逃亡ドクター/The Fugitive Doctor]]ならば[[固有色]]を3[[色]]にできる。 | |
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+ | 51世紀の科学者、マリウス博士(Frederick Marius)によって作られたロボット犬。 | ||
+ | 修理やドクターと別れるたびバージョンが上がり、K-9 MarkI~IVがテレビシリーズには登場する。ただしMarkIとそれ以外は別個体である。 | ||
+ | BBCに無許可で作られたバージョン(後述)も他に存在する。 | ||
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+ | 見た目はおもちゃのようで、単体のイラストや写真からは縮尺が分かりづらい。日本語版Wikipediaにはドクターのコンパニオンの例示の中で「'''ブリキ犬'''」と書かれる始末だが、実際は大型犬程度[https://www.youtube.com/watch?v=WSoC1VUdavE&t=11s] はあり、ある程度の会話やチェスもできるれっきとしたロボットである。 | ||
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+ | K-9が製作された経緯は本編では語られず、言及されるのは短編小説のみである。それによるとマリウス博士は甥の婚約者から家に代々伝わる20世紀のロボット犬を見せてもらう。その造形は20世紀にしてはとても進んだ技術であったため、それを参考にK-9MarkIを造ったという。実はこの甥の婚約者こそ[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]の子孫であり、サラの家系は51世紀まで代々K-9を保管していた――という因果のループを形成しているというものである。 | ||
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+ | 初出はシーズン15"The Invisible Enemy"で初登場する。1977年の放送であるため、現代からすると[[ダーレク]]同様レトロフューチャー感が漂うデザインである。 | ||
+ | 鼻からは強力なレーザーを放ち、51世紀基準の膨大な知識が詰め込まれた百科事典はドクターを大いに助けた。 | ||
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+ | 今回カード化されたMarkIは"見えざる敵"を倒した礼として[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]に贈られたもの([[サバティームの戦士、リーラ/Leela, Sevateem Warrior|リーラ]]が一目で気に入っていたため)。以降コンパニオンとして共に旅をし、"The Invasion of Time"でタイムロード人と恋に落ちて結婚することになったリーラと共にギャリフレイに残ることを決断。ドクターと別れた。 | ||
+ | 別れの直後にドクターはターディスに戻るとでおもむろに「K9 MII」と書かれた木箱を開け、新しいK-9を取り出し、第四の壁を突破して視聴者に笑いかけた。このK-9 MarkIIは[[ロマーナ II/Romana II|ロマーナ]](初代とII)ともに旅をし、"Warriors' Gate"でロマーナと共にギャリフレイに残る。ロマーナはその後タイムロード初の女性大統領になり、そのペットとしてのちにドクターと再会した。 | ||
+ | スペシャル番組、"The Five doctors"で[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]の元に送られる(MarkIII)。お互い4代目ドクターのコンパニオンだったが、両者はともに旅をしたことがなく、これが初対面であった。そして新シリーズ2の2話、「同窓会」で正式にサラと共に再登場、その時は破損していたが[[10代目ドクター/The Tenth Doctor]]に修復される。劇中で再び破損し再度修理を受け、Mark IVになる。このバージョンはスピンオフドラマSarah Jane Adventureにも登場した。 | ||
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+ | 新シリーズによるドクターフー人気再燃を受け、製作会社とK-9の版権を所有している脚本家は子供向けの番組を作れば受けると考え、BBCには無許可でオーストラリアのTV局と契約してK-9を主役としたドラマを制作した。 | ||
+ | ドクター・フーはキャラクターの版権はそれぞれ最初に登場させた脚本家や制作会社に帰属しているため、BBCの許可が無くとも版権所有者と制作会社が契約してスピンオフを作ることが可能だった。 | ||
+ | ただしドクターの存在には一切言及できないためBBCが正式にオファーしたサラのスピンオフほど人気は出ず、短期間で終了した。ちなみに日本ではチャンネル銀河で2012年に放送されていた模様。 | ||
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+ | ;同行したドクター | ||
+ | :[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]] | ||
+ | :[[10代目ドクター/The Tenth Doctor]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]] | ||
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2024年1月13日 (土) 20:11時点における最新版
伝説のアーティファクト クリーチャー — ロボット(Robot) 犬(Dog)
ちがいます ― K-9 マークI型がアンタップ状態であるかぎり、あなたがコントロールしていてこれでないすべての伝説のクリーチャーは護法(1)を持つ。
もちろんです ― (1)(青),(T):伝説のクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
青いドクターのコンパニオン。護法やアンブロッカブルで伝説のクリーチャーを支える、伝説のアーティファクト・クリーチャー - ロボット・犬。
ドクターのコンパニオンの中では唯一にして最軽量の1マナである。先に出しておけば激情の後見/Fierce Guardianship(ドクターが赤ければ偏向はたき/Deflecting Swatも)のピッチスペル条件を満たすため、本命となるドクターの着地をサポートしやすい。
これ自身の能力は除去耐性と回避能力の付与であるため、攻撃誘発型能力やサボタージュ能力を持つドクターとの相性が良い。特にウォードクター/The War Doctorか逃亡ドクター/The Fugitive Doctorならば固有色を3色にできる。
[編集] ストーリー
51世紀の科学者、マリウス博士(Frederick Marius)によって作られたロボット犬。 修理やドクターと別れるたびバージョンが上がり、K-9 MarkI~IVがテレビシリーズには登場する。ただしMarkIとそれ以外は別個体である。 BBCに無許可で作られたバージョン(後述)も他に存在する。
見た目はおもちゃのようで、単体のイラストや写真からは縮尺が分かりづらい。日本語版Wikipediaにはドクターのコンパニオンの例示の中で「ブリキ犬」と書かれる始末だが、実際は大型犬程度[1] はあり、ある程度の会話やチェスもできるれっきとしたロボットである。
K-9が製作された経緯は本編では語られず、言及されるのは短編小説のみである。それによるとマリウス博士は甥の婚約者から家に代々伝わる20世紀のロボット犬を見せてもらう。その造形は20世紀にしてはとても進んだ技術であったため、それを参考にK-9MarkIを造ったという。実はこの甥の婚約者こそサラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smithの子孫であり、サラの家系は51世紀まで代々K-9を保管していた――という因果のループを形成しているというものである。
初出はシーズン15"The Invisible Enemy"で初登場する。1977年の放送であるため、現代からするとダーレク同様レトロフューチャー感が漂うデザインである。 鼻からは強力なレーザーを放ち、51世紀基準の膨大な知識が詰め込まれた百科事典はドクターを大いに助けた。
今回カード化されたMarkIは"見えざる敵"を倒した礼として4代目ドクター/The Fourth Doctorに贈られたもの(リーラが一目で気に入っていたため)。以降コンパニオンとして共に旅をし、"The Invasion of Time"でタイムロード人と恋に落ちて結婚することになったリーラと共にギャリフレイに残ることを決断。ドクターと別れた。 別れの直後にドクターはターディスに戻るとでおもむろに「K9 MII」と書かれた木箱を開け、新しいK-9を取り出し、第四の壁を突破して視聴者に笑いかけた。このK-9 MarkIIはロマーナ(初代とII)ともに旅をし、"Warriors' Gate"でロマーナと共にギャリフレイに残る。ロマーナはその後タイムロード初の女性大統領になり、そのペットとしてのちにドクターと再会した。 スペシャル番組、"The Five doctors"でサラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smithの元に送られる(MarkIII)。お互い4代目ドクターのコンパニオンだったが、両者はともに旅をしたことがなく、これが初対面であった。そして新シリーズ2の2話、「同窓会」で正式にサラと共に再登場、その時は破損していたが10代目ドクター/The Tenth Doctorに修復される。劇中で再び破損し再度修理を受け、Mark IVになる。このバージョンはスピンオフドラマSarah Jane Adventureにも登場した。
新シリーズによるドクターフー人気再燃を受け、製作会社とK-9の版権を所有している脚本家は子供向けの番組を作れば受けると考え、BBCには無許可でオーストラリアのTV局と契約してK-9を主役としたドラマを制作した。 ドクター・フーはキャラクターの版権はそれぞれ最初に登場させた脚本家や制作会社に帰属しているため、BBCの許可が無くとも版権所有者と制作会社が契約してスピンオフを作ることが可能だった。 ただしドクターの存在には一切言及できないためBBCが正式にオファーしたサラのスピンオフほど人気は出ず、短期間で終了した。ちなみに日本ではチャンネル銀河で2012年に放送されていた模様。