サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 探偵(Detective)
あなたが歴史的な呪文1つを唱えるたび、調査を行う。この能力は、毎ターン1回しか誘発しない。(アーティファクトと伝説と英雄譚(Saga)が歴史的である。調査を行うとは、手掛かり(Clue)トークン1つを生成することである。それは「(2),このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
過去からの来襲/Blast from the Pastのメイン統率者の片割れであるドクターのコンパニオン。毎ターン1回、歴史的な呪文に調査を付与する伝説の人間・探偵。
一見地味な能力だが、統率者戦では太陽の指輪/Sol Ringや魔力の櫃/Mana Vaultのような軽量かつ強力なアーティファクトがひしめいており、これらを唱えていくだけで手掛かりトークンが生成されるのはかなり強力。これ自体が軽いことも利点であり、序盤からどんどん手掛かりトークンが増えていく。
シナジーがあるカードも少なくない。最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificerは手がかりからマナが出せるようになる上に、ウルザのETBで生成される構築物トークンのサイズも大きくなる。また、鼓舞する彫像/Inspiring Statuaryも重い呪文が唱えやすくなる。これらの呪文によって、新しい手掛かりが生成される点も見逃せない。他に入念な調査/Thorough Investigationは、手掛かりから更なるアドバンテージを得ることが出来る。
歴史的シナジーを形成する4代目ドクター/The Fourth Doctorの他に、並べたアーティファクトから起動型能力に繋げやすい10代目ドクター/The Tenth Doctorも共闘候補になる。能力が統率者戦というフォーマットそのものにシナジーがあり、コンパニオンの中では最も柔軟性がありアドバンテージを得やすい。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ドクター・フー統率者デッキのメイン統率者サイクル。レアリティはドクターのコンパニオンがレア、それ以外は神話レア。
- 4代目ドクター/The Fourth Doctor(緑青)とドクターのコンパニオンのサラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith(白)
- 10代目ドクター/The Tenth Doctor(青赤)とドクターのコンパニオンのローズ・タイラー/Rose Tyler(白)
- 13代目ドクター/The Thirteenth Doctor(緑青)とドクターのコンパニオンのヤズミン・カーン/Yasmin Khan(赤)
- ダーレクの創造主、ダヴロス/Davros, Dalek Creator(青黒赤)
[編集] ストーリー
20代後半の女性ジャーナリストで、UNIT(国連が支援する宇宙人対策組織)で厳重な管理下にもかかわらず、科学者が行方不明になる事件を追っていた。ウィルス学者である叔母を名乗り潜入した先に3代目ドクターと遭遇、そこで交番のような箱を発見して忍び込む。ドクターは知らずに中世にタイムスリップし、その先でサラは捕まってしまう。このときドクターに助けられ、以降コンパニオンとなる。
3代目ドクターが再生した後も4代目ドクターと同行し、恋愛感情を持っていたものの、4代目ドクターがタイムロードから召喚状を受けた際、人類は同行できなかったため、サラは地球に置き去りにされる。以降ドクターはサラには会おうともしなかった。その後は地球で様々な不可思議な現象や怪異を調べる探偵となっていた。その後もレギュラー出演こそないものの、ゲストという形で何度か出演しK-9を預かった。
新シリーズでは潜入捜査先で10代目ドクター/The Tenth Doctorと再会する。ローズ・タイラー/Rose Tylerとはドクターに恋をした者同士で子供のような喧嘩をするが、やがて打ち解けてドクターの話題で盛り上がり、友人となった。改めてコンパニオンに誘われるがローズの存在もあって断り、探偵業を続けた。
ドクター・フー史上、最も長期にわたって出演したコンパニオンである。4代目ドクターがちょうどクラシックシリーズの最も人気の高い期間で、じつに7シーズン7年にわたって放送され、そのうち1973年~1977年の4シーズンに出演していた。サラは従来の女性のコンパニオンが陥りがちだった、ドクターより弱く守られる立場で、ただ叫んだり逃げたりする役割を与えられるコンパニオンではなく、あくまで対等でものを言いあい、時に勇敢に戦うコンパニオンだった。スーザン・フォアマン/Susan Foremanやドードーといったキャラクターはそれが原因で降板することになったが、サラは後の女性コンパニオン像に強い影響を与えた。そのため、新シリーズが放送されても高い人気を誇っているコンパニオンでもある。ちなみに日本(NHK)で放送されたもののうち、彼女が出演していたエピソードが2シーズンほど存在する。
演じたエリザベス・スレイデンは1973年クラシックシリーズのシーズン11の1話「Time Warrior」以降、ライフワークとしてサラを演じ続けた。新シリーズのシーズン2の第3話「同窓会」の出演を契機に、BBCにサラを主役としたドラマをオファーし、『Sara Jane Adventure』が作られる(日本では未放送)。ドクターフーの人気もあってドラマは好調で、何度か賞を獲得するほどった。しかし、3シーズン目の製作中にスレイデンが病を発し入院、2011年4月に亡くなったことでキャンセルとなった。サラのドラマでの出番はそれ以降はないが、オーディオドラマでは娘のセイディ・ミラーがその役を引き継いだ。60周年スペシャルで死亡したコンパニオンについて言及があり、サラが死亡したことが劇中で明言された。14代目と15代目ドクターはその死を悼みつつ、互いに彼女を愛していたと語り合った。
スピンオフでゲスト出演したドクター