無敵の賛歌/Invincible Hymn
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(10人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Invincible Hymn}} | {{#card:Invincible Hymn}} | ||
− | + | [[アラーラの断片]]で登場した[[ライフ]]リセット系の[[カード]]。ライフの値が[[ライブラリー]]の枚数と同じになる。 | |
+ | |||
+ | カードの性質上、[[ゲーム]]が長引くほど[[効果]]が薄くなっていく。とは言え、よほど終盤でなければ20枚程度はライブラリーは残っているので、[[清めの風/Blessed Wind]]を考えればそれで十分だろう。8[[マナ]]と[[重い]]ので、[[唱える]]まで耐えられるかが問題。[[マナ加速]]によってなるべく早い段階で唱えたい。 | ||
+ | |||
+ | *ライフの値は[[解決]]時に数えたライブラリーの枚数になる。解決後にライブラリーの枚数が変動しても、ライフの値がそれに伴って変わることはない。 | ||
+ | *ライブラリーを扱う他の呪文とは異なり、[[切り直す|切り直さ]]ないことに注意。そのため数える際にカードの順番を変えてはいけない。 | ||
+ | *ライフを特定の値に変化する場合、ライフが増える場合には「ライフを得る」、減る場合には「ライフを[[失う]]」と扱われる。 | ||
+ | **例えば、[[恒久の拷問/Everlasting Torment]]が[[戦場]]に出ている状態でライブラリーの枚数がライフの値よりも多い場合には、ライフは変わらない。 | ||
+ | *[[双頭巨人戦]]では、[[対象]]プレイヤーのライフ総量が変化する結果、そのプレイヤーの属するチームの[[共用ライフ]]総量もその値に変化する。 | ||
+ | **登場時には、そのプレイヤーの割り当てライフ(チームの共用ライフ総量の半分単数切り上げ)との差分だけライフ総量が増減し、その結果が共用ライフ総量に反映されていた。例えば共用ライフ総量が5のときにライブラリーが20枚だったならば、割り当てライフ3と20の差分である17点だけそのプレイヤーはライフを得、共用ライフ総量は22(=5+17)になった。 | ||
+ | *ライブラリーの枚数は[[公開情報]]なので、特に効果によって指示されなくてもいつでも数えてよい。使う前に数えてからでも唱えられる。また[[対戦相手]]から枚数を聞かれたら数えて答えねばならない。 | ||
+ | *[[フェリダーの君主/Felidar Sovereign]]の[[勝利条件]]([[アップキープ]]開始時にライフ40点以上)と相性がよさそう。 | ||
+ | *[[タワーデッキ]]で使われると非常に[[やる気デストラクション|やる気が削がれる]]が、使う側も面倒である。 | ||
+ | *同じコンセプトのカードに[[崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuary]]があるが、挙動や性質はかなり異なる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[レア]] |
2012年1月14日 (土) 01:28時点における最新版
アラーラの断片で登場したライフリセット系のカード。ライフの値がライブラリーの枚数と同じになる。
カードの性質上、ゲームが長引くほど効果が薄くなっていく。とは言え、よほど終盤でなければ20枚程度はライブラリーは残っているので、清めの風/Blessed Windを考えればそれで十分だろう。8マナと重いので、唱えるまで耐えられるかが問題。マナ加速によってなるべく早い段階で唱えたい。
- ライフの値は解決時に数えたライブラリーの枚数になる。解決後にライブラリーの枚数が変動しても、ライフの値がそれに伴って変わることはない。
- ライブラリーを扱う他の呪文とは異なり、切り直さないことに注意。そのため数える際にカードの順番を変えてはいけない。
- ライフを特定の値に変化する場合、ライフが増える場合には「ライフを得る」、減る場合には「ライフを失う」と扱われる。
- 例えば、恒久の拷問/Everlasting Tormentが戦場に出ている状態でライブラリーの枚数がライフの値よりも多い場合には、ライフは変わらない。
- 双頭巨人戦では、対象プレイヤーのライフ総量が変化する結果、そのプレイヤーの属するチームの共用ライフ総量もその値に変化する。
- 登場時には、そのプレイヤーの割り当てライフ(チームの共用ライフ総量の半分単数切り上げ)との差分だけライフ総量が増減し、その結果が共用ライフ総量に反映されていた。例えば共用ライフ総量が5のときにライブラリーが20枚だったならば、割り当てライフ3と20の差分である17点だけそのプレイヤーはライフを得、共用ライフ総量は22(=5+17)になった。
- ライブラリーの枚数は公開情報なので、特に効果によって指示されなくてもいつでも数えてよい。使う前に数えてからでも唱えられる。また対戦相手から枚数を聞かれたら数えて答えねばならない。
- フェリダーの君主/Felidar Sovereignの勝利条件(アップキープ開始時にライフ40点以上)と相性がよさそう。
- タワーデッキで使われると非常にやる気が削がれるが、使う側も面倒である。
- 同じコンセプトのカードに崩れゆく聖域/Crumbling Sanctuaryがあるが、挙動や性質はかなり異なる。