クローサ流再利用/Krosan Reclamation
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(過去のカードのテンプレートに沿って訳されたカードは枚挙にいとまがなく、それだけでは特筆性に欠ける。/テキストはWHISPERの誤植であるため報告しました。) |
細 |
||
(8人の利用者による、間の11版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Krosan Reclamation}} | {{#card:Krosan Reclamation}} | ||
− | |||
− | [[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]] | + | [[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]のリメイクである[[緑]]の[[墓地対策]]兼[[墓地]][[回収]][[呪文]]。[[フラッシュバック]]付き。 |
− | [[スタンダード]] | + | [[スタンダード]]での主な用途は墓地対策、特に[[対戦相手]]の墓地にある[[不可思議/Wonder]]を[[戻す]]ことであった。そのため[[狡猾な願い/Cunning Wish]]や[[物静かな思索/Quiet Speculation]]からの[[シルバーバレット]]を前提にしばしば[[デッキ]]に1枚[[挿す|挿し]]された。 |
− | *これを[[ | + | 自分に対して使うデッキには、[[タイトサイト]]や[[アングリーハーミット2]]などがある。その他、ガイアの祝福を[[ローテーション]]で失った[[オース]]系デッキで、[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]の保険として採用されたこともある。 |
− | * | + | |
+ | *これを[[唱える|唱えた]]後、[[対象]]にした[[プレイヤー]]が[[不正な対象]]になった場合、[[解決]]時に何もしない。[[呪文]]や[[能力]]は不正な対象に影響を及ぼすことも及ぼさせることもできないからである({{CR|608.2b}})(ただし、すべての対象が不適正にならない限り、いわゆる[[立ち消え]]になることはない)。 | ||
+ | *プレイヤーを対象にとるため、[[象牙の仮面/Ivory Mask]]を張った状態だと自分に対して唱えられないことに注意。 | ||
+ | *[[ライブラリー]]の[[切り直す|切り直し]]は強制である。そのため、対戦相手の[[教示者]]のような[[サーチ]]呪文に返しで唱えれば、[[ライブラリー操作]]を阻害することが可能。 | ||
+ | *同じ[[オデッセイ・ブロック]]には、ガイアの祝福のリメイクとして他に[[懐古/Dwell on the Past]]が作られている。そちらは[[ソーサリー]]だが、1[[マナ]]で一度に4枚戻すことができる。 | ||
+ | *[[イニストラード]]で[[記憶の旅/Memory's Journey]]としてリメイクされた。墓地利用を前提とするならそちらの方がフラッシュバックコストが低い。 | ||
+ | *[[イニストラード:真夜中の狩り]]で、[[上位互換]]となる[[掘り返し/Turn the Earth]]が登場。 | ||
+ | **戻せる枚数が3枚に増え、複数の墓地から選択できるので回収と対策を同時にこなせ、1マナと軽い上に2点[[ライフ]]回復と時代によるインフレゆえか椀飯振る舞いである。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[墓地対策カード]] | ||
+ | *[[クローサ/Krosa]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ジャッジメント]] - [[アンコモン]] | ||
− | |||
− |
2023年12月24日 (日) 22:15時点における最新版
Krosan Reclamation / クローサ流再利用 (1)(緑)
インスタント
インスタント
プレイヤー1人を対象と、そのプレイヤーの墓地にあるカードを最大2枚まで対象とする。そのプレイヤーは、それらのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。
フラッシュバック(1)(緑)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
ガイアの祝福/Gaea's Blessingのリメイクである緑の墓地対策兼墓地回収呪文。フラッシュバック付き。
スタンダードでの主な用途は墓地対策、特に対戦相手の墓地にある不可思議/Wonderを戻すことであった。そのため狡猾な願い/Cunning Wishや物静かな思索/Quiet Speculationからのシルバーバレットを前提にしばしばデッキに1枚挿しされた。
自分に対して使うデッキには、タイトサイトやアングリーハーミット2などがある。その他、ガイアの祝福をローテーションで失ったオース系デッキで、ドルイドの誓い/Oath of Druidsの保険として採用されたこともある。
- これを唱えた後、対象にしたプレイヤーが不正な対象になった場合、解決時に何もしない。呪文や能力は不正な対象に影響を及ぼすことも及ぼさせることもできないからである(CR:608.2b)(ただし、すべての対象が不適正にならない限り、いわゆる立ち消えになることはない)。
- プレイヤーを対象にとるため、象牙の仮面/Ivory Maskを張った状態だと自分に対して唱えられないことに注意。
- ライブラリーの切り直しは強制である。そのため、対戦相手の教示者のようなサーチ呪文に返しで唱えれば、ライブラリー操作を阻害することが可能。
- 同じオデッセイ・ブロックには、ガイアの祝福のリメイクとして他に懐古/Dwell on the Pastが作られている。そちらはソーサリーだが、1マナで一度に4枚戻すことができる。
- イニストラードで記憶の旅/Memory's Journeyとしてリメイクされた。墓地利用を前提とするならそちらの方がフラッシュバックコストが低い。
- イニストラード:真夜中の狩りで、上位互換となる掘り返し/Turn the Earthが登場。
- 戻せる枚数が3枚に増え、複数の墓地から選択できるので回収と対策を同時にこなせ、1マナと軽い上に2点ライフ回復と時代によるインフレゆえか椀飯振る舞いである。