リソース
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(トーク) |
(あくまで傾向の話なのでさらなる注釈は冗長) |
||
(6人の利用者による、間の8版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''リソース'''(''Resource'')とは、直訳すれば「資源」であり、[[あなた]]と[[対戦相手]]の双方に等しく与えられており任意に使用したり振り分けたりできるもの全てを指す。 | |
− | + | 具体的には、[[手札]]、[[マナ]]、[[ライフ]]、[[ライブラリー]]、自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[戦場]]の[[パーマネント]]など。他にも、交互に行われる[[ターン]]や、ターン中のアクションの権利(原則1回の[[ドロー・ステップ]]の[[引く|ドロー]]や[[土地]]を[[プレイ]]する権利など)といったものも含む。[[墓地]]のカードもしばしばリソースとなる。言い換えれば、[[ゲーム]]中でアクションを起こすために必要なもの全般ということ。 | |
− | + | これらリソースはある程度相互に交換することができる。たとえば、[[強欲/Greed]]はマナとライフを引き替えに手札を増やすことができる。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | それぞれの[[プレイヤー]]は、自分のリソースと相手のリソースを効率よく交換しあうことで先に相手の[[敗北条件]]を満たそうと競う。これが[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]における一般的なゲームである。この交換の途中で、ライフ、手札などが相手よりも有利になることを「'''[[アドバンテージ]]'''を得る」という。このようなリソース交換でアドバンテージを積み上げていくことでの勝利を目指すデッキのことは[[フェアデッキ]]、真っ当なリソース交換によるアドバンテージにとらわれない勝利を目指すものは[[アンフェアデッキ]]と呼ばれる。 | |
− | + | *プレイヤーは、今現在持っている以上のリソースを[[コスト]]の[[支払う|支払い]]に充てることはできない。ただし、0点のマナや0点のライフはいつでも支払うことができる。 | |
− | + | *このリソースの交換において、自分のリソースをも大きく失うようなカード([[ハルマゲドン/Armageddon]]や[[スーサイド]]カードなど)は初心者に好かれない傾向にある。しかし、それらのカードを使っても機能する、もしくはそれをキーとするような[[デッキ]]を組めるようになる、または失うリソースから大きなアドバンテージを得られることを見出すことができれば、初心者脱出の大きな一歩となるだろう。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | * | + | |
− | + | ||
− | + | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[アドバンテージ]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
− |
2022年8月19日 (金) 17:48時点における最新版
リソース(Resource)とは、直訳すれば「資源」であり、あなたと対戦相手の双方に等しく与えられており任意に使用したり振り分けたりできるもの全てを指す。
具体的には、手札、マナ、ライフ、ライブラリー、自分がコントロールする戦場のパーマネントなど。他にも、交互に行われるターンや、ターン中のアクションの権利(原則1回のドロー・ステップのドローや土地をプレイする権利など)といったものも含む。墓地のカードもしばしばリソースとなる。言い換えれば、ゲーム中でアクションを起こすために必要なもの全般ということ。
これらリソースはある程度相互に交換することができる。たとえば、強欲/Greedはマナとライフを引き替えに手札を増やすことができる。
それぞれのプレイヤーは、自分のリソースと相手のリソースを効率よく交換しあうことで先に相手の敗北条件を満たそうと競う。これがマジックにおける一般的なゲームである。この交換の途中で、ライフ、手札などが相手よりも有利になることを「アドバンテージを得る」という。このようなリソース交換でアドバンテージを積み上げていくことでの勝利を目指すデッキのことはフェアデッキ、真っ当なリソース交換によるアドバンテージにとらわれない勝利を目指すものはアンフェアデッキと呼ばれる。
- プレイヤーは、今現在持っている以上のリソースをコストの支払いに充てることはできない。ただし、0点のマナや0点のライフはいつでも支払うことができる。
- このリソースの交換において、自分のリソースをも大きく失うようなカード(ハルマゲドン/Armageddonやスーサイドカードなど)は初心者に好かれない傾向にある。しかし、それらのカードを使っても機能する、もしくはそれをキーとするようなデッキを組めるようになる、または失うリソースから大きなアドバンテージを得られることを見出すことができれば、初心者脱出の大きな一歩となるだろう。