フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
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+ | 現在でも[[エターナル]]の[[エルフ (デッキ)|エルフデッキ]]で、5枚目以降のラノワールのエルフとして、[[残響する真実/Echoing Truth]]などへの対策のための入れ替え要員として、あるいはベテランのエルフ使いのこだわりアイテムとして、しばしば採用される。 | ||
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+ | 同様に、[[ハイランダー]]制[[フォーマット]]では2枚目のラノワールのエルフとして重宝される存在。[[統率者戦]]では後述の[[エルフの神秘家/Elvish Mystic]]と共に3枚揃って採用されることも多い。 | ||
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+ | *公式コラムでしばしば失敗デザインのひとつに数えられる。[[開発部]]に「安易な同型再版は危険」という教訓を与えた1枚と言える<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/card-again-2004-08-06 That Card Again]([[Latest Developments]] [[2004年]]8月6日 [[Aaron Forsythe]]著)</ref>。 | ||
+ | **この反省を踏まえて新規の1[[マナ]]の[[マナ・クリーチャー]]は長きに渡ってほとんど作られてこなかったが、[[ローウィン]]ごろから徐々に増え始め、[[基本セット2014]]ではさらなる同型再版の[[エルフの神秘家/Elvish Mystic]]も登場した。 | ||
*このカードが作られたあと長い間、ラノワールのエルフとは[[クリーチャー・タイプ]]まで完全に一致していた同型だった。その後[[第9版]]においてラノワールのエルフのクリーチャー・タイプに[[ドルイド]]が追加され完全ではなくなったが、[[Masters Edition]]に[[再録]]された際にこちらもドルイドを獲得。再び完全同型の[[カード]]となった。 | *このカードが作られたあと長い間、ラノワールのエルフとは[[クリーチャー・タイプ]]まで完全に一致していた同型だった。その後[[第9版]]においてラノワールのエルフのクリーチャー・タイプに[[ドルイド]]が追加され完全ではなくなったが、[[Masters Edition]]に[[再録]]された際にこちらもドルイドを獲得。再び完全同型の[[カード]]となった。 | ||
− | * | + | *[[From the Vault:Twenty]]に[[1996年]]を代表する1枚として収録され、{{Gatherer|id=373320|新規イラスト}}が与えられた。 |
+ | *[[統率者レジェンズ]]に[[再録]]された際に、初めて日本語の[[カード名]]が与えられた。[[コレクター・ブースター]]からは[[拡張アート#拡張アート (カード枠)|拡張アート]]版のカードも出現する({{Gatherer|id=502657|カード画像}})。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[フィンドホーン/Fyndhorn]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[フィンドホーン/Fyndhorn]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[From the Vault:Twenty]] | ||
+ | *[[マジック30周年記念プロモ]] |
2024年3月31日 (日) 13:33時点における最新版
ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの同型再版。
初の独立型エキスパンションであるアイスエイジには同型再版が多く採用されているが、これはその中でもよく使われた。「優秀なカードが8枚使える」ということが環境に与えた影響は大きく、当時のスタンダードの緑では必須カードに近い扱いとなった。
現在でもエターナルのエルフデッキで、5枚目以降のラノワールのエルフとして、残響する真実/Echoing Truthなどへの対策のための入れ替え要員として、あるいはベテランのエルフ使いのこだわりアイテムとして、しばしば採用される。
同様に、ハイランダー制フォーマットでは2枚目のラノワールのエルフとして重宝される存在。統率者戦では後述のエルフの神秘家/Elvish Mysticと共に3枚揃って採用されることも多い。
- 公式コラムでしばしば失敗デザインのひとつに数えられる。開発部に「安易な同型再版は危険」という教訓を与えた1枚と言える[1]。
- この反省を踏まえて新規の1マナのマナ・クリーチャーは長きに渡ってほとんど作られてこなかったが、ローウィンごろから徐々に増え始め、基本セット2014ではさらなる同型再版のエルフの神秘家/Elvish Mysticも登場した。
- このカードが作られたあと長い間、ラノワールのエルフとはクリーチャー・タイプまで完全に一致していた同型だった。その後第9版においてラノワールのエルフのクリーチャー・タイプにドルイドが追加され完全ではなくなったが、Masters Editionに再録された際にこちらもドルイドを獲得。再び完全同型のカードとなった。
- From the Vault:Twentyに1996年を代表する1枚として収録され、新規イラストが与えられた。
- 統率者レジェンズに再録された際に、初めて日本語のカード名が与えられた。コレクター・ブースターからは拡張アート版のカードも出現する(カード画像)。