アブー・ジャーファル/Abu Ja'far
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− | + | 「Leper」とは聖書に記述される「重い皮膚病(Tzaraath)」の患者と考えられる。つまり、アブー・ジャーファルに(戦闘で)触れてしまうとこの病気にかかって命を落としてしまう、ということ。 | |
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− | + | 日本語では、この「Leper」は直訳されず[[カード名]]と同じ「アブー・ジャーファル」と翻訳されていた。これは「Leper」が「ハンセン病患者」をも意味するため、現実に存在するこの病気への偏見を助長しないための配慮と思われる。ただし、キリスト教圏では上記のように現実の病気と区別できる土壌があり、問題とはされていない。 | |
− | + | *[[Mark Rosewater]]はクリーチャー・タイプを統合しようと試みられた際に「アブー・ジャーファルがクリーチャーを破壊できるのは"Leper"だからだ。これは[[フレイバー・テキスト]]にもカード名にも書かれていない情報だ。これを変更するとフレイバーが失われてしまう。また、クリーチャー・タイプを"Leper"とすることで、カード名にわざわざそれを銘記する必要がなくなり、よりクールなカード名をつけることができた」としている([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr47 Beast of Show]参照)。 | |
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+ | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr47 Beast of Show] Mark Rosewaterのコラム | ||
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]3 | *[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[アンコモン]]3 | ||
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]3 | *[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]3 | ||
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2008年4月6日 (日) 05:50時点における版
Abu Ja'far / アブー・ジャーファル (白)
クリーチャー — 人間(Human)
クリーチャー — 人間(Human)
アブー・ジャーファルが死亡したとき、それをブロックしたかそれによってブロックされた状態になったすべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。
0/1一種のバジリスク能力を持つクリーチャー。マジック初の戦った相手を道連れにする白クリーチャー。
- これが墓地に行くことで相手クリーチャーの破壊を誘発するため、これを再生などで「場に残したままにして、繰り返し除去」に使うことはできない。
- 同種の白クリーチャーにはブロック時限定になったアラボーンの盲信者/Alaborn Zealotや忠誠な歩哨/Loyal Sentry、果敢な先兵/Defiant Vanguardがいる。網の壁/Wall of Netsも亜種の1つといえるだろう。
クリーチャー・タイプ
このカードのクリーチャー・タイプは2007年9月に人間となったが、それ以前は「Leper」というこれ専用のものだった。
「Leper」とは聖書に記述される「重い皮膚病(Tzaraath)」の患者と考えられる。つまり、アブー・ジャーファルに(戦闘で)触れてしまうとこの病気にかかって命を落としてしまう、ということ。
日本語では、この「Leper」は直訳されずカード名と同じ「アブー・ジャーファル」と翻訳されていた。これは「Leper」が「ハンセン病患者」をも意味するため、現実に存在するこの病気への偏見を助長しないための配慮と思われる。ただし、キリスト教圏では上記のように現実の病気と区別できる土壌があり、問題とはされていない。
- Mark Rosewaterはクリーチャー・タイプを統合しようと試みられた際に「アブー・ジャーファルがクリーチャーを破壊できるのは"Leper"だからだ。これはフレイバー・テキストにもカード名にも書かれていない情報だ。これを変更するとフレイバーが失われてしまう。また、クリーチャー・タイプを"Leper"とすることで、カード名にわざわざそれを銘記する必要がなくなり、よりクールなカード名をつけることができた」としている(Beast of Show参照)。
参考
- Beast of Show Mark Rosewaterのコラム
- カード個別評価:アラビアンナイト - アンコモン3
- カード個別評価:クロニクル - アンコモン3