渦まく知識/Brainstorm
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これを使うと次の2回のドローが確定し不要なカードに決まってしまう可能性もあるが、[[フェッチランド]]や[[Thawing Glaciers]]などの[[ライブラリー]]を[[切り直す]]手段や[[占術]]などと組み合わせることで、これを解消できる。[[エターナル]]ではフェッチランドがよく使われるため、ほとんどの[[青]]い[[デッキ]]に投入されている。 | これを使うと次の2回のドローが確定し不要なカードに決まってしまう可能性もあるが、[[フェッチランド]]や[[Thawing Glaciers]]などの[[ライブラリー]]を[[切り直す]]手段や[[占術]]などと組み合わせることで、これを解消できる。[[エターナル]]ではフェッチランドがよく使われるため、ほとんどの[[青]]い[[デッキ]]に投入されている。 | ||
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+ | *[[手札破壊]]に[[対応して]]重要なカードをライブラリーに退避させる。 | ||
+ | *ライブラリーから直接[[戦場に出す]]カードが手札に来てしまった時に手札からライブラリーに戻す。[[カウンターレベル]]の[[反逆者の密告人/Rebel Informer]]、[[ドルイドの誓い/Oath of Druids]]用の[[クリーチャー]]、[[修繕/Tinker]]用の[[アーティファクト]]など。 | ||
+ | *特定のカードを[[ライブラリーの一番上]]に置けることを利用する。[[ドラコ爆発]]の[[ドラコ/Draco]]、[[相殺/Counterbalance]]の[[点数で見たマナ・コスト]]合わせ、[[秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets]]の[[変身]]、[[奇跡]]カードの[[積み込み]]など。 | ||
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*1[[マナ]]の[[インスタント]]で3枚のカードにアクセスするという点を見れば、[[Ancestral Recall]]の調整版だといえる。 | *1[[マナ]]の[[インスタント]]で3枚のカードにアクセスするという点を見れば、[[Ancestral Recall]]の調整版だといえる。 | ||
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− | *[[レガシー選手権12]]では、優勝者の[[Chris Bergeson]]に、[[Chris Rahn]]による新規描き下ろしイラストの渦まく知識の額が贈られた(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gencon12/welcome 参考])。 | + | *「Brainstorm」は、通常「精神錯乱(の発作)」「ひらめき」などと訳されるが、初出の[[アイスエイジ]]版の{{Gatherer|id=2497}}は、脳に電気が流れている様子が描かれており、どちらの訳とも合致しない。これは、1983年に公開された映画「[[Wikipedia:ja:ブレインストーム (映画)|ブレインストーム]]」に登場する、記憶や知覚、脳への刺激を伝達・入替できる装置を元ネタとする。 |
− | + | *[[メルカディアン・マスクス]]版の{{Gatherer|id=19571}}は、[[占い/Soothsaying]]とストーリー的なつながりがあり、[[Wikipedia:ja:ブレインストーミング|ブレインストーミング法]](ブレインストーミング会議方式)から引用されていると言われている。また{{Gatherer|id=95|リミテッド・エディションのAncestral Recallのイラスト}}ともポーズが似ている。 | |
− | *[[イゼットvsゴルガリ]]に{{Gatherer|id=292751|新規イラスト}}で収録された。[[コンスピラシー]] | + | *[[レガシー選手権12]]では、優勝者の[[Chris Bergeson]]に、[[Chris Rahn]]による新規描き下ろしイラストの渦まく知識の額が贈られた(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gencon12/welcome 参考])。[[Vintage Masters]]での採録の際もこの時のイラストが採用されている({{Gatherer|id=382871|カード画像}})。 |
− | + | *[[イゼットvsゴルガリ]]に{{Gatherer|id=292751|新規イラスト}}で収録された。[[コンスピラシー]]版もこのイラストが使用されている。このイラストでもやはり脳に電気が流れている。 | |
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==関連カード== | ==関連カード== |
2016年1月6日 (水) 20:32時点における版
ドローと若干のライブラリー操作ができるインスタント。結果的に手札の枚数で損をせず、ライブラリーを3枚掘り下げることができる。引いたカードを見てから戻すカードを決められるのも使い勝手がよい。
これを使うと次の2回のドローが確定し不要なカードに決まってしまう可能性もあるが、フェッチランドやThawing Glaciersなどのライブラリーを切り直す手段や占術などと組み合わせることで、これを解消できる。エターナルではフェッチランドがよく使われるため、ほとんどの青いデッキに投入されている。
特に1ターン目の行動に選択肢が少なく、序盤のもたつきが致命傷となるパーミッションにとっては初手の質を安定させる効果が大きく、シャッフル手段を考慮せず投入されることも多い。
手札のカードをライブラリーに戻す点は場合によってはメリットにもなる。例を挙げれば
- 手札破壊に対応して重要なカードをライブラリーに退避させる。
- ライブラリーから直接戦場に出すカードが手札に来てしまった時に手札からライブラリーに戻す。カウンターレベルの反逆者の密告人/Rebel Informer、ドルイドの誓い/Oath of Druids用のクリーチャー、修繕/Tinker用のアーティファクトなど。
- 特定のカードをライブラリーの一番上に置けることを利用する。ドラコ爆発のドラコ/Draco、相殺/Counterbalanceの点数で見たマナ・コスト合わせ、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsの変身、奇跡カードの積み込みなど。
ただのドローカードではなく様々なケースで活躍を見せる優等生である。
- 1マナのインスタントで3枚のカードにアクセスするという点を見れば、Ancestral Recallの調整版だといえる。
- 盗用/Plagiarizeを使われると、相手は3枚ドロー、自分は実質手札を2枚失う上にすき込み/Plow Under同様2ドロー分の遅れをとるというはめに。
- エターナルでの人気を受け、プレミアム・カードは、コモンであるにもかかわらず高額で取引されている。
2008年6月20日より、ヴィンテージで制限カードに指定され、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
イラスト
- 「Brainstorm」は、通常「精神錯乱(の発作)」「ひらめき」などと訳されるが、初出のアイスエイジ版のイラストは、脳に電気が流れている様子が描かれており、どちらの訳とも合致しない。これは、1983年に公開された映画「ブレインストーム」に登場する、記憶や知覚、脳への刺激を伝達・入替できる装置を元ネタとする。
- メルカディアン・マスクス版のイラストは、占い/Soothsayingとストーリー的なつながりがあり、ブレインストーミング法(ブレインストーミング会議方式)から引用されていると言われている。またリミテッド・エディションのAncestral Recallのイラストともポーズが似ている。
- レガシー選手権12では、優勝者のChris Bergesonに、Chris Rahnによる新規描き下ろしイラストの渦まく知識の額が贈られた(→参考)。Vintage Mastersでの採録の際もこの時のイラストが採用されている(カード画像)。
- イゼットvsゴルガリに新規イラストで収録された。コンスピラシー版もこのイラストが使用されている。このイラストでもやはり脳に電気が流れている。
関連カード
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor - [0]の忠誠度能力で、渦巻く知識の効果を発揮する。(ワールドウェイク)