掘葬の儀式/Unburial Rites

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(カード名)
1行: 1行:
 
{{#card:Unburial Rites}}
 
{{#card:Unburial Rites}}
 +
''Whisperのカードテキストには誤りがあります。現在の日本語カード名は「'''掘'''葬の儀式」です。''
  
 
1[[マナ]][[重い|重く]]なって[[フラッシュバック]]がついた[[ゾンビ化/Zombify]]。フラッシュバックの[[コスト]]は[[生命の息吹/Breath of Life]]と同じ。
 
1[[マナ]][[重い|重く]]なって[[フラッシュバック]]がついた[[ゾンビ化/Zombify]]。フラッシュバックの[[コスト]]は[[生命の息吹/Breath of Life]]と同じ。
15行: 16行:
 
[[戦慄の復活/Dread Return]]同様、フラッシュバックが様々な点で有効に働いている、優秀なリアニメイト呪文である。
 
[[戦慄の復活/Dread Return]]同様、フラッシュバックが様々な点で有効に働いている、優秀なリアニメイト呪文である。
  
===カード名===
+
==カード名==
 +
初出の[[イニストラード]]での日本語カード名は「'''堀'''葬の儀式」となっていた({{Gatherer|id=274398}})。しかしながら英語名の"Unburial Rites"は「葬式」の意の"Burial Rites"に反意語の接頭辞である"un-"を付けた造語で、「堀」を示す要素は何もない。このため[[誤植]]を疑われたが、公式から訂正は出されなかった。
  
初出の[[イニストラード]]での日本語カード名は「'''堀'''葬の儀式」となっていた。しかしながら原語のUnburial Ritesは「葬式」の意のBurial Ritesに反意語の接頭辞であるun-を付けた造語で、「堀」を示す要素はなにもない。このため[[誤植]]を疑われたが、公式から訂正は出されなかった。
+
[[モダンマスターズ2017]]では現在の日本語カード名で印刷され({{Gatherer|id=426408}})、事実上、誤植の修正が行われた形となったが、公式からカード名変更のアナウンスは出ていない。
 
+
[[モダンマスターズ2017]]では現在の日本語カード名で印刷され、事実上誤植の修正が行われた形となったが、公式からカード名変更のアナウンスは出ていない。
+
  
 
*同名のカードかは英語のカード名が基準なので、「堀葬の儀式」と「掘葬の儀式」は同名のカードである。[[構築]]において、双方を合わせて5枚以上デッキに入れることはできない。
 
*同名のカードかは英語のカード名が基準なので、「堀葬の儀式」と「掘葬の儀式」は同名のカードである。[[構築]]において、双方を合わせて5枚以上デッキに入れることはできない。
35行: 35行:
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[アンコモン]]
 +
[[Category:テキストが正常でないカード]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2017年3月20日 (月) 02:49時点における版

Whisperのカードテキストには誤りがあります。現在の日本語カード名は「葬の儀式」です。

1マナ重くなってフラッシュバックがついたゾンビ化/Zombify。フラッシュバックのコスト生命の息吹/Breath of Lifeと同じ。

過去に活躍したリアニメイト呪文と比べるとややコストが重い印象があるが、近年は釣る対象となりうるクリーチャーがますます重く強力になっているため、4~5マナでもそれ以上の価値のクリーチャーを戦場に出すことができるなら、相対的に割安と言ってもよいだろう。むしろ問題はフラッシュバックに対抗色が必要な点だが、色拘束自体は薄いのでさほど問題になりにくい。

強力クリーチャーの一本釣り一発で勝負を決めるデッキの場合、フラッシュバックの意義は薄いが、それでもカウンター手札破壊を撃たれたときの保険に役立つ。また、優秀クリーチャーを使い回してアドバンテージを稼ぐ、コントロール要素を重視した中~低速のデッキならば、1枚で2度撃てるためカード・アドバンテージにつなげやすい。いずれにせよ、フラッシュバックのおかげでかなり利便性は向上している。

また、ライブラリーを大量に削ることでクリーチャー・カード墓地に貯めるタイプのデッキでも、墓地から唱えることのできるリアニメイト手段は価値が高い。

イニストラード・ブロック構築スタンダードでは、人間リアニメイトFritesなどのリアニメイト系コンボデッキキーカードとして活躍。さらには太陽拳黒緑白リアニメイト白黒赤リアニメイトなど、リアニメイト要素を組み込んだコントロールデッキも多数生み出した。

モダンでは、けちな贈り物/Gifts Ungivenとのコンボが有名(けちな贈り物/Gifts Ungivenを参照)。フラッシュバックを前提にしていることから黒マナが必要ないため、青白トロンのようなを含まないデッキにも組み込まれる。

戦慄の復活/Dread Return同様、フラッシュバックが様々な点で有効に働いている、優秀なリアニメイト呪文である。

カード名

初出のイニストラードでの日本語カード名は「葬の儀式」となっていた(イラスト)。しかしながら英語名の"Unburial Rites"は「葬式」の意の"Burial Rites"に反意語の接頭辞である"un-"を付けた造語で、「堀」を示す要素は何もない。このため誤植を疑われたが、公式から訂正は出されなかった。

モダンマスターズ2017では現在の日本語カード名で印刷され(イラスト)、事実上、誤植の修正が行われた形となったが、公式からカード名変更のアナウンスは出ていない。

  • 同名のカードかは英語のカード名が基準なので、「堀葬の儀式」と「掘葬の儀式」は同名のカードである。構築において、双方を合わせて5枚以上デッキに入れることはできない。
  • 日本語訳は、前述のとおり英語版の造語を踏まえて「葬」と訳されており、命名の意図を汲んだ名訳と言える。
    • 遺体の手足を折り曲げた姿勢の埋葬方式を指す「葬」ではない。

関連カード

サイクル

イニストラードフラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

闇の隆盛フラッシュバック対抗色マナを要求する呪文サイクル。いずれもアンコモン

イニストラードのサイクルはカラー・ホイールの2つ左ののマナを、闇の隆盛のサイクルは2つ右の色のマナを要求する。

参考

MOBILE