傷鱗の儀式/Scarscale Ritual

提供：MTG Wiki

2017年9月18日 (月) 01:25時点における版

シャドウムーアらしく、-1/-1カウンターを利用する混成カードのドロー呪文。

頭叩き/Skulltapのリメイク版と言え、デメリットが軽くなっている。 ヒル結び/Leech Bonderや命運の転送/Fate Transferなどの-1/-1カウンターを有効に使うカードとシナジーを作る反面、PIG能力を持つクリーチャーを墓地に叩き込む手段として利用し辛くなっている。

コントロールデッキではCIP持ちのクリーチャーが入りやすいため、それを餌として使用する場合が多い。ただ、クリーチャーをコントロールしていないと唱えることすらできないので、熟考漂い/Mulldrifterなどに比べると腐る場面もあり、若干信頼性に欠ける。

モダンのジェスカイの隆盛コンボなどではドローパーツとして少数採用される。

• 大海の心臓、致清/Chisei, Heart of Oceansの維持コストに当てたりすることも可能である。

• 0/1となった根の壁/Wall of Rootsからマナを出しつつ、これに-1/-1カウンターを置く事が可能。
  • 手順としては、傷鱗の儀式を唱える宣言をし、根の壁/Wall of Roots及び他のマナ能力からマナを出しマナ・コストを支払う。呪文を唱えている途中なので、ここでは状況起因処理はチェックされず、根の壁/Wall of Rootsは0/0だがまだ戦場に残る。そして、根の壁/Wall of Rootsに-1/-1カウンター置き、唱える手順を完了する、という流れになる。
• 同ブロックの薄暮の小僧/Dusk Urchinsに-1/-1カウンターを置けば、実質的に2マナで3枚引くことも可能。

類似カード

2マナ＋デメリットで2枚引けるカード。

• 危険な研究/Perilous Research - パーマネントを1つ生け贄に捧げる、青の呪文。
• 頭叩き/Skulltap - クリーチャーを1体生け贄に捧げる、黒の呪文。
  • 祭壇の刈り取り/Altar's Reap - 頭叩きがインスタントになった上位互換。
• 夜の囁き/Night's Whisper - 2点のライフを失う、黒の呪文。
• 金言/Words of Wisdom - 各対戦相手に1枚カードを引かせる、青の呪文。
  • 映像のもつれ/Vision Skeins - 各対戦相手に2枚引かせる、金言の下位互換。
• 苦しめる声/Tormenting Voice - 手札を1枚捨てる、赤の呪文。

参考

• カード個別評価：シャドウムーア - コモン