ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons
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− | |カード名= ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons | + | |カード名=ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons |
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[[リミテッド]]では[[装備品]]として[[レアリティ]]に違わず強力だが、「20面ダイスを振れる」という点も長所。[[鋼のリス/Steel Squirrel]]などは高確率で凄まじい修整を受けることになる。 | [[リミテッド]]では[[装備品]]として[[レアリティ]]に違わず強力だが、「20面ダイスを振れる」という点も長所。[[鋼のリス/Steel Squirrel]]などは高確率で凄まじい修整を受けることになる。 | ||
− | * 一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。 | + | *一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。 |
− | * ダイスロールがうまくいけば[[無限トークン]]…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。 | + | *ダイスロールがうまくいけば[[無限トークン]]…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。 |
**この20面体で20が出ればもう一回だが、オリジナルのD&Dでは攻撃力を決めるダイスロールの際、20が出るとクリティカル判定でもう一度ダイスロールを行う事が出来るのにちなんでいる。 | **この20面体で20が出ればもう一回だが、オリジナルのD&Dでは攻撃力を決めるダイスロールの際、20が出るとクリティカル判定でもう一度ダイスロールを行う事が出来るのにちなんでいる。 | ||
− | * [[Unstable]]で(専用[[トークン・カード]]とともに)[[再録]]。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030057/ 『Unstable』のスクラップ その3]</ref>。 | + | *[[Unstable]]で(専用[[トークン・カード]]とともに)[[再録]]。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0030057/ 『Unstable』のスクラップ その3]</ref>。 |
**プロモ版には「D&D」の[[透かし]]が入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームでは[[すかし屋/Watermarket]]の[[マナ]]を使用できるかどうかが異なる。 | **プロモ版には「D&D」の[[透かし]]が入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームでは[[すかし屋/Watermarket]]の[[マナ]]を使用できるかどうかが異なる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[カード個別評価:Unstable]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:Unstable]] - [[神話レア]] | ||
*[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] | *[[カード個別評価:プロモーショナル・カード、特殊カード]] |
2018年7月14日 (土) 02:00時点における版
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ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの剣/Sword of Dungeons & Dragons (3)アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともにプロテクション(ならず者(Rogue))とプロテクション(クレリック(Cleric))を持つ。
装備しているクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、飛行を持つ金色の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成し、d20(20面体サイコロ)を1個振る。あなたが20を振ったなら、この手順を繰り返す。
装備(2)
アーティスト:Chris Rahn
2017年のHasconで限定販売された銀枠プロモーション・カードの1枚。元祖テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を元にしたミラディン/Mirrodinの剣サイクルのパロディ。
プロテクションはクレリックとならず者。2つとも部族としてはあまり目立たないクリーチャー・タイプだが、D&Dのアライメント(キャラの倫理観の属性)の一軸、善と悪を表していると思われる。聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftや真の名の宿敵/True-Name Nemesisなど強力なカードが存在するので役に立つ場面もあるだろう。
サボタージュ能力はドラゴン・トークンの生成。さらにダイスロールに成功すればもう一度繰り返すことができる。生成されるトークンの色は多色ではなく「金」であり、専用のトークン・カードも同梱されている[1]。
リミテッドでは装備品としてレアリティに違わず強力だが、「20面ダイスを振れる」という点も長所。鋼のリス/Steel Squirrelなどは高確率で凄まじい修整を受けることになる。
- 一度ドラゴン・トークンを生成できたら、そちらにこれを装備し直すのも手。
- ダイスロールがうまくいけば無限トークン…と思いたくもなるが、流石に確率20分の1ではそう大量にはトークンは出てこない。なお期待値では出せるトークンの数は約1.053個(20/19=1+(1/20)+(1/400)+...)である。
- この20面体で20が出ればもう一回だが、オリジナルのD&Dでは攻撃力を決めるダイスロールの際、20が出るとクリティカル判定でもう一度ダイスロールを行う事が出来るのにちなんでいる。
- Unstableで(専用トークン・カードとともに)再録。実際はUnstableでのデザインが先であり、HASCONプロモのコンセプトに合っていたため、担当スタッフがUnstable開発チームの許可を得て収録したものである[2]。
- プロモ版には「D&D」の透かしが入っているが、Unstable版には透かしは無い。銀枠ゲームではすかし屋/Watermarketのマナを使用できるかどうかが異なる。