ターンを終了する

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# 「[[状況起因処理]]をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。」
 
# 「[[状況起因処理]]をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。」
 
#* ここで一度状況起因処理がチェックされる。すなわち、クリンナップ・ステップの[[ターン起因処理]]を行う前にも状況起因処理をチェックするのである。
 
#* ここで一度状況起因処理がチェックされる。すなわち、クリンナップ・ステップの[[ターン起因処理]]を行う前にも状況起因処理をチェックするのである。
#* 例:[[一日のやり直し/Day's Undoing]]において、[[手札]]と[[墓地]]の[[カード]]の合計数が6枚以下であったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーはターンを終了する処理を行う前に「カードがない[[ライブラリー]]からカードを[[引く|引こう]]とした」ことになるので、この状況起因処理で[[ライブラリーアウト]]の[[敗北条件|敗北]]となる。次のクリンナップ・ステップにおける状況起因処理で敗北するわけではない。
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#* 例:[[一日のやり直し/Day's Undoing]]を自分のターンに唱えた場合において、[[手札]]と[[墓地]]の[[カード]]の合計数が6枚以下であったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーはターンを終了する処理を行う前に「カードがない[[ライブラリー]]からカードを[[引く|引こう]]とした」ことになるので、この状況起因処理で[[ライブラリーアウト]]の[[敗北条件|敗北]]となる。次のクリンナップ・ステップにおける状況起因処理で敗北するわけではない。
 
# 「現在のフェイズ/ステップが終了する。ゲームは即座にクリンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべてのステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新しいクリンナップ・ステップを始める。」
 
# 「現在のフェイズ/ステップが終了する。ゲームは即座にクリンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべてのステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新しいクリンナップ・ステップを始める。」
 
#* {{CR|716.3}}で補足されている通り、「[[終了ステップ]]開始時に」(旧[[オラクル]]では「[[ターン終了時に]]」)の[[誘発型能力]]は、終了させた[[ターン]]には[[誘発]]しない。そういう能力が誘発するのは[[終了ステップ]]の開始時であるが、効果によって終了ステップの実施も[[飛ばす|飛ばされ]]、[[クリンナップ・ステップ]]まで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
 
#* {{CR|716.3}}で補足されている通り、「[[終了ステップ]]開始時に」(旧[[オラクル]]では「[[ターン終了時に]]」)の[[誘発型能力]]は、終了させた[[ターン]]には[[誘発]]しない。そういう能力が誘発するのは[[終了ステップ]]の開始時であるが、効果によって終了ステップの実施も[[飛ばす|飛ばされ]]、[[クリンナップ・ステップ]]まで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。

2019年1月12日 (土) 16:42時点における版

ターンを終了する/End the turn とは、何らかの効果によってそのターンを終わらせることである。


Time Stop / 時間停止 (4)(青)(青)
インスタント

ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)



Sundial of the Infinite / 無限の日時計 (2)
アーティファクト

(1),(T):ターンを終了する。あなたのターンの間にのみ起動できる。(スタックからすべての呪文と能力を追放する。あなたの手札の枚数の最大値になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)


呪文能力の中には、現在のターンを終わらせるものが存在する。その場合には専用のルール(CR:716)に従い通常の呪文や能力の解決の手順とは異なるやり方で処理をする。

ルール

  1. 「この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに積まれていないものは消滅する。それらはスタックに積まれない。」
    • 一つの呪文や能力の中で、ターンを終了する処理を始める前に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合に問題になる(例:一日のやり直し/Day's Undoing)。
    • 一つの呪文や能力の中で、ターンを終了する処理を終えた後に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合はこのルールは適用されない。この場合は、次にプレイヤー優先権を得るとき(これはクリンナップ・ステップになる)にスタックに積まれる。
    • ターンを終了する処理をしている途中に誘発した能力は、CR:716.2で補足されている通り、解決されることはない(そもそもスタックに積まれない)。
  2. 「解決中のオブジェクトも含む、スタック上のすべてのオブジェクトを追放する。クリーチャープレインズウォーカー戦闘から取り除く。」
    • スタックから追放された呪文能力は解決されない。
      • 打ち消されない呪文や能力も解決されなくなる。呪文や能力をスタックから追放することは「打ち消す」ことではないので、「打ち消されない」は無意味である。
      • ターンを終了させる途中で、その呪文や能力自身も追放されるが、その場合でも解決は最後まで行われる(CR:608.2j)。
  3. 状況起因処理をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。」
    • ここで一度状況起因処理がチェックされる。すなわち、クリンナップ・ステップのターン起因処理を行う前にも状況起因処理をチェックするのである。
    • 例:一日のやり直し/Day's Undoingを自分のターンに唱えた場合において、手札墓地カードの合計数が6枚以下であったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーはターンを終了する処理を行う前に「カードがないライブラリーからカードを引こうとした」ことになるので、この状況起因処理でライブラリーアウト敗北となる。次のクリンナップ・ステップにおける状況起因処理で敗北するわけではない。
  4. 「現在のフェイズ/ステップが終了する。ゲームは即座にクリンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべてのステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新しいクリンナップ・ステップを始める。」

該当カード

登場順に示す。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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