Seek Bolas's Counsel (playtest)

提供：MTG Wiki

2019年11月27日 (水) 18:48時点における版

ボーラス様がランダムに効果を与えてくれるソーサリー。紋章を与えたり、次元カードを使わせたり、かなりやりたい放題である。

1つ目

支払わねば死となる3マナのアップキープ・コストを永続的に課されてしまう。

この呪文と同じコストなので、支払えないということは稀だが、3マナも拘束され続けるのは相当厳しい。最速で唱えてこれを当てたら投了もの。

逆に言えば、マナが余りがちな終盤に唱えることで、これを致命的でないデメリットに抑えることは十分可能でもある。

2つ目

お互いの手札を捨てる。

どちらに有利に働くかは完全に状況やデッキ次第。

3つ目

生達の池/Pools of Becomingにプレインズウォークする。ルール的な突っ込みどころは色々あるが、銀枠のような気持ちで対応することになる。

毎ターンお互いの手札が入れ替えられ続けることになり、実に混沌としたゲームになる。どちらに有利に働くかは全くわからないが、こちらがボムレアの多いデッキだったら有利かもしれない。

4つ目

王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaohの+2能力。ただし、ターン中ではなく解決中に唱える必要がある。

当たりを引けば強いがあくまで1枚、かつ実質的に唱えられないカードが出る可能性があり、平均すると良くも悪くも地味な部類。

5つ目

ボーラス・プレインズウォーカーは巻き込まないリセット。

2つ目の効果同様、当たり外れは状況次第。手札はないが盤面は有利、という状況でこちらが出てしまうと悲しい。

6つ目

サイドボードにアクセスし放題になる。

膨大な実質的ハンド・アドバンテージを獲得する、最も状況を選ばない「当たり」効果。ただしリミテッドで使う都合上、唱える価値のあるカードをサイドボードに十分に確保できている保証はない。3色以上のマナ基盤のあるデッキになっているはずなので、そこまで不足はしないと思われるが。

博打になるのは避けられないが、不利な状況で唱えるほど有利になる確率も高くなり、大雑把な損得で考えれば3マナ呪文としては十分な性能。最大の弱点は、リミテッドで青黒赤の3色を要求されるというところか。

ルール

• 4つ目はルール文章が「それらのカード(those cards)」となっているが、指定されている行動が「マナ・コストを支払うことなく唱える」で、土地は「唱える」ことができないので、実際には土地でないカード1枚しかプレイできない。

参考

• ニコル・ボーラス/Nicol Bolas（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：R&D Playtest card