王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh

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Nicol Bolas, God-Pharaoh / 王神、ニコル・ボーラス (4)(青)(黒)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ボーラス(Bolas)

[+2]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、土地でないカードが追放されるまで、自分のライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
[+1]:各対戦相手は、それぞれ自分の手札からカード2枚を追放する。
[-4]:対戦相手1人か対戦相手がコントロールするクリーチャー1体か対戦相手がコントロールするプレインズウォーカー1体を対象とする。王神、ニコル・ボーラスはそれに7点のダメージを与える。
[-12]:対戦相手がコントロールする、土地でない各パーマネントをそれぞれ追放する。

7

アモンケット/Amonkhetの人々に王神と呼び崇められていたボーラスの帰還した姿。忠誠度能力は、対戦相手ライブラリーからの無作為なキャスト手札破壊火力リセット

+2能力
盗品/Stolen Goods
忠誠度を上げつつ、確実にカード・アドバンテージを得ることができる強力な能力ではあるが、相手のデッキに依存する上に打ち消し呪文などがめくれた場合は無駄になるのが弱点。状況やデッキ内容を考慮して使うかどうかを判断したい。
+1能力
自分以外への精神の剣/Mind Swords
手札の消費が激しいビートダウン相手にはあまり効果的でないものの、手札の枚数が重要なコントロール相手であれば一度起動するだけでも甚大な被害を与えられる。二度三度と起動できればそれだけで投了してくれるだろう。追放するため、不朽余波などの墓地利用も封じられる点も嬉しい。
  • 対象に取らないため、相手が呪禁などをもっていて+2能力で対象に取れなくてもこの能力で忠誠度を上げていけるのも地味ながら利点。多人数戦でも大きな効果を発揮する。
-4能力
ほぼ燃えがらの嵐/Cinder Storm相当の7点火力。
対戦相手ライフが7以下ならこれだけで勝利できる上、クリーチャーに加えてプレインズウォーカー除去もこなせる、単純ながらも汎用性の高い能力。その分、忠誠度の消費は激しいため、対象は慎重に選びたい。
  • 対戦相手やそのパーマネントしか対象にできないからか、ドミナリアで多くの火力が"any target"表記に更新された際もこのカードは対象を羅列する形のままだった。この表記の弊害により、後に登場したバトルを対象にできないオラクル)。
-12能力
対戦相手の土地以外のパーマネント追放
自分のパーマネントは残る一方的なリセットであるため、決まればそのまま勝利できるだろう。土地には触れられないためリカバリーされる可能性もあるが、+1能力で反撃の芽を潰しつつ起動できるので大きな問題にはならない。ただしこの能力を使えるほど有利を築けていれば、-4能力を連打して直接的に勝負を決められる場合も多いので、状況に応じて使い分ける必要がある。

初期忠誠度の高さに加え、プラス能力がカードアドバンテージを稼げる能力なので、一度プラス能力が回り始めると確定除去でもない限り崩すのは困難となり、確実に優位を固めていける。今引きで出た脅威程度であれば大抵は-4能力で処理できるので、一度優位を築いてしまえば最終的にはマイナス能力でそのままゲームを終わらすことが出来る優秀なフィニッシャーとなる。

弱点としては、重さの割に相手の戦場に干渉できる能力がいずれもマイナス能力なので、劣勢を覆す用途にはあまり向いていない点。拮抗以上の状況を大きく優位に傾けてそのまま固める能力は極めて高いので、これを戦場に出す時点で五分五分程度の戦況を作り出せるコントロールデッキ向けのプレインズウォーカーと言える。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

アモンケット/Amonkhetに帰還したニコル・ボーラス/Nicol Bolas。待ち構えていたゲートウォッチ/The Gatewatch達を一蹴し、自身の計画を次の段階へと進めた。

詳細はニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

  1. The July 10, 2017 Update(Daily Magic Update 2017年6月10日 Blake Rasmussen著)
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