未知なるものの魅惑/Allure of the Unknown
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ただし上記の条件は1対1形式の試合のみの話であり、[[多人数戦]]では趣が変わる。対戦相手1人に脅威は渡るもののそれは他のプレイヤーにとっても脅威であり、対戦相手は[[ヘイト]]を集めることを嫌って無難なカードを選んだり、またはもらった呪文をあなた以上に優勢なプレイヤーに対して使う可能性もあるなど、濃い政治的駆け引きを発生させるカードである。[[固有色]]が[[赤黒]]の場合純粋に手札を増やすカードが限られるため、その点を踏まえても優秀である。 | ただし上記の条件は1対1形式の試合のみの話であり、[[多人数戦]]では趣が変わる。対戦相手1人に脅威は渡るもののそれは他のプレイヤーにとっても脅威であり、対戦相手は[[ヘイト]]を集めることを嫌って無難なカードを選んだり、またはもらった呪文をあなた以上に優勢なプレイヤーに対して使う可能性もあるなど、濃い政治的駆け引きを発生させるカードである。[[固有色]]が[[赤黒]]の場合純粋に手札を増やすカードが限られるため、その点を踏まえても優秀である。 | ||
− | *モチーフは[[伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium]]と同じくギリシャ神話に登場する[[Wikipedia:ja:パンドーラー|パンドーラーの箱]] | + | *モチーフは[[伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium]]と同じくギリシャ神話に登場する[[Wikipedia:ja:パンドーラー|パンドーラーの箱]]だろう。パンドーラーは決して開けてはならないと言われて神々から授かった箱を、好奇心に負けて開けてしまう。するとそこから様々な災厄が飛び出し、こうして人類は苦しむことになった。最後に箱に残っていたのは「希望」であるとされる。カードの効果はパンドーラーを対戦相手とした視点から上記のエピソードを再現している。 |
{{フレイバーテキスト|希望の光に目を奪われたパントルには、世界の不幸が見えなかった。}} | {{フレイバーテキスト|希望の光に目を奪われたパントルには、世界の不幸が見えなかった。}} | ||
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*ルールに関しては[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]、[[解決中に呪文を唱える]]も参照。 | *ルールに関しては[[マナ・コストを支払うことなく唱える]]、[[解決中に呪文を唱える]]も参照。 | ||
*多人数戦の場合、対戦相手1人を選ぶのは6枚のカードが[[公開]]された後になる。 | *多人数戦の場合、対戦相手1人を選ぶのは6枚のカードが[[公開]]された後になる。 | ||
− | * | + | *6枚すべてが土地である場合、対戦相手は何も選ぶことができないため、すべてのカードを手札に加えることができる。 |
*[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]などにより、対戦相手が選んだ呪文が唱えられない場合には、そのカードは[[追放]]されたままになる。 | *[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]などにより、対戦相手が選んだ呪文が唱えられない場合には、そのカードは[[追放]]されたままになる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]] |
2020年1月31日 (金) 09:20時点における版
Allure of the Unknown / 未知なるものの魅惑 (3)(黒)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを6枚公開する。対戦相手1人は、その中から土地でないカード1枚を追放する。その後、あなたは残りをあなたの手札に加える。その対戦相手はその追放されたカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
ライブラリーの一番上から公開した6枚のカード中、1枚を除いて手札に加えられるソーサリー。ただしその1枚は対戦相手が選ぶうえ、選ばれたカードは対戦相手にタダで唱えられてしまう。
手札を一挙に5枚増やせる赤黒という組み合わせでは破格のカード・アドバンテージ源となるカードだが、対戦相手にもっとも強いであろうカードを渡してしまうリスクと釣り合っているかは考えもの。デッキ内のカードが当価値なバーンやアグロデッキのマナカーブの頂点として組み込むのが最適な使い方か。
ただし上記の条件は1対1形式の試合のみの話であり、多人数戦では趣が変わる。対戦相手1人に脅威は渡るもののそれは他のプレイヤーにとっても脅威であり、対戦相手はヘイトを集めることを嫌って無難なカードを選んだり、またはもらった呪文をあなた以上に優勢なプレイヤーに対して使う可能性もあるなど、濃い政治的駆け引きを発生させるカードである。固有色が赤黒の場合純粋に手札を増やすカードが限られるため、その点を踏まえても優秀である。
- モチーフは伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemoniumと同じくギリシャ神話に登場するパンドーラーの箱だろう。パンドーラーは決して開けてはならないと言われて神々から授かった箱を、好奇心に負けて開けてしまう。するとそこから様々な災厄が飛び出し、こうして人類は苦しむことになった。最後に箱に残っていたのは「希望」であるとされる。カードの効果はパンドーラーを対戦相手とした視点から上記のエピソードを再現している。
希望の光に目を奪われたパントルには、世界の不幸が見えなかった。
ルール
- ルールに関してはマナ・コストを支払うことなく唱える、解決中に呪文を唱えるも参照。
- 多人数戦の場合、対戦相手1人を選ぶのは6枚のカードが公開された後になる。
- 6枚すべてが土地である場合、対戦相手は何も選ぶことができないため、すべてのカードを手札に加えることができる。
- 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerなどにより、対戦相手が選んだ呪文が唱えられない場合には、そのカードは追放されたままになる。