狡知/Guile
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− | [[サイクル]]共通の[[ライブラリー]] | + | [[サイクル#カード群|サイクル]]共通の[[ライブラリー]]に[[戻す|戻る]][[能力]]は[[リアニメイト]]しづらいためマイナスになることが多いが、[[環境]]に[[ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir]]と[[神秘の指導/Mystical Teachings]]が存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と[[色]]があっているので、メリットとしての面が目立っている。 |
[[青単コントロール#時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期|青単コントロール]]においてメイン起用される事があり、「青単ガイル」などとも呼ばれている。 | [[青単コントロール#時のらせんブロック+ローウィン・ブロック期|青単コントロール]]においてメイン起用される事があり、「青単ガイル」などとも呼ばれている。 | ||
− | * | + | *日本語製品版では「狡猾」となっているが({{Gatherer|id=156074|画像}})、過去に[[狡猾/Cunning|同名カード]]があったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。 |
*2番目の能力は「[[打ち消す]]」ことそのものを[[置換効果|置換]]する。[[遅延/Delay]]や[[記憶の欠落/Memory Lapse]]などの「打ち消した後、いずれかの[[領域]]に置く代わりに〜」という類の[[効果]]を持つ[[呪文]]とは相互作用しない。 | *2番目の能力は「[[打ち消す]]」ことそのものを[[置換効果|置換]]する。[[遅延/Delay]]や[[記憶の欠落/Memory Lapse]]などの「打ち消した後、いずれかの[[領域]]に置く代わりに〜」という類の[[効果]]を持つ[[呪文]]とは相互作用しない。 | ||
− | ** | + | **「狡知」と「遅延」を例に取ると、「遅延」によって「打ち消される呪文」は、「狡知」の置換効果によって「打ち消される」代わりに「呪文を[[追放]]し〜」に置換される。よって、その呪文は結果的には「打ち消された」のではなく「追放された」ので、「遅延」の置換効果は適用されない。 |
**対して、「[[打ち消されない]]」呪文は「打ち消す」ことができないため、この置換自体行われない。 | **対して、「[[打ち消されない]]」呪文は「打ち消す」ことができないため、この置換自体行われない。 | ||
− | *挙動は[[呪文乗っ取り/Spelljack]] | + | *挙動は[[呪文乗っ取り/Spelljack]]に近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングで[[唱える]]ことはできない。「打ち消した呪文を追放したままにする」か、「打ち消した呪文をこの[[解決]]中に唱える」という2択になる。 |
− | ** | + | **唱える時にマナコストを支払えないので、[[X]]を含む呪文はX=0となる。打ち消した呪文がXを何にしていたかは参照できない。 |
− | *この手のサイクルで青が持つのは[[飛行]] | + | *この手のサイクルで青が持つのは[[飛行]]と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしか[[ブロック (ルール用語)|ブロックされない」という能力を持つ。飛行は代わりに、[[白]]の[[清純/Purity]]に与えられている。 |
==関連カード== | ==関連カード== |
2010年9月15日 (水) 23:39時点における版
Guile / 狡知 (3)(青)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) インカーネーション(Incarnation)
狡知は、3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
あなたがコントロールする呪文や能力が呪文を打ち消す場合、代わりにその呪文を追放し、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
狡知がいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、これをオーナーのライブラリーに加えて切り直す。
サイクル共通のライブラリーに戻る能力はリアニメイトしづらいためマイナスになることが多いが、環境にザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfirと神秘の指導/Mystical Teachingsが存在するので、メリットにもなり得る。とりわけこれは、上記の2枚と色があっているので、メリットとしての面が目立っている。
青単コントロールにおいてメイン起用される事があり、「青単ガイル」などとも呼ばれている。
- 日本語製品版では「狡猾」となっているが(画像)、過去に同名カードがあったため変更された。正しくは「狡知」である。紛らわしいため英語名の「ガイル」で呼ばれることもある。
- 2番目の能力は「打ち消す」ことそのものを置換する。遅延/Delayや記憶の欠落/Memory Lapseなどの「打ち消した後、いずれかの領域に置く代わりに〜」という類の効果を持つ呪文とは相互作用しない。
- 挙動は呪文乗っ取り/Spelljackに近いが、打ち消した呪文を任意のタイミングで唱えることはできない。「打ち消した呪文を追放したままにする」か、「打ち消した呪文をこの解決中に唱える」という2択になる。
- 唱える時にマナコストを支払えないので、Xを含む呪文はX=0となる。打ち消した呪文がXを何にしていたかは参照できない。
- この手のサイクルで青が持つのは飛行と相場が決まっているのだが、これの場合は「3体以上のクリーチャーによってしか[[ブロック (ルール用語)|ブロックされない」という能力を持つ。飛行は代わりに、白の清純/Purityに与えられている。
関連カード
サイクル
ローウィンのエレメンタル・インカーネーションサイクル。トリプルシンボルの6マナ6/6クリーチャーで、墓地に置かれるとライブラリーに戻る。
- 清純/Purity
- 狡知/Guile
- 戦慄/Dread
- 敵愾/Hostility
- 活力/Vigor