鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons
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*同じ生け贄妨害能力を持っていた[[タジュールの保護者/Tajuru Preserver]]に比べて、基本スペックが異常なほど向上しており、対生け贄にこだわらずとも主力を任せられる性能になっている。 | *同じ生け贄妨害能力を持っていた[[タジュールの保護者/Tajuru Preserver]]に比べて、基本スペックが異常なほど向上しており、対生け贄にこだわらずとも主力を任せられる性能になっている。 | ||
− | * | + | *[[イニストラード・ブロック]]において、[[人間]]の色である[[緑白]]の唯一の[[多色]]カード。 |
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2021年9月11日 (土) 12:03時点における版
生け贄に捧げることを強制する効果を無効化する伝説の天使。その手の呪文や能力は黒に多いので、一種の対黒カードのようなデザイン。滅殺も怖くない。
5マナ5/5飛行と、実用的かつ優秀な基本スペックを誇る。同時に除去耐性が極めて高く、呪禁で単体除去を、高いタフネスで並みの全体火力や全体マイナス修整を寄せ付けず、さらに布告などの生け贄タイプの除去までもシャットアウトできる。
構築では登場直後はかなりの話題を集めていたが、当初のスタンダードでは緑白のデッキが少なかったことに加え、環境が高速で5マナETB能力無しは遅すぎたこと、聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft対策として多くのデッキで採用されていた幻影の像/Phantasmal Image、ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorphの煽りを受けるなど、環境に恵まれず目立った活躍はできなかった。ラヴニカへの回帰参入後は白緑ビートダウンの台頭と環境の低速化、クローン系のカードが軒並み落ちたことなど、懸念材料は大幅に減った。ただしこの色の5マナ枠はスラーグ牙/Thragtuskやウルフィーの銀心/Wolfir Silverheartがいる激戦区なので、これは除去の強いデッキ相手にサイドボードから登場することが多い。
基本セット2014でレジェンド・ルールが改定されると、先述のコピーによる除去も不可能になり、より一層強力なカードになった。これ以降モダンのクリーチャーデッキにおいてもサイドボードで採用されるようになった。
- 同じ生け贄妨害能力を持っていたタジュールの保護者/Tajuru Preserverに比べて、基本スペックが異常なほど向上しており、対生け贄にこだわらずとも主力を任せられる性能になっている。
- イニストラード・ブロックにおいて、人間の色である緑白の唯一の多色カード。
関連カード
- 鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons
- 優雅な鷺、シガルダ/Sigarda, Heron's Grace
- 光の勇者、シガルダ/Sigarda, Champion of Light
- 祝福の泉、シガルダ/Sigarda, Font of Blessings
サイクル
アヴァシンの帰還の、2色の伝説の天使サイクル。白青・赤白・緑白に1枚ずつ存在し、いずれもマナ・コストに白のダブルシンボルと他の色のシングルシンボルを含む。稀少度は神話レア。
- 雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster(白青)
- 黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight(赤白)
- 鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(緑白)
マナ・コストに白のトリプルシンボルを含む希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hopeも、このサイクルの1枚と考えることができる。白黒のみ存在しなかったが、後の統率者レジェンズで背景設定上の関わりを持つ薄暮の埋葬布、リーサ/Liesa, Shroud of Duskが登場した。
ストーリー
シガルダ/Sigardaはイニストラード/Innistradの天使の飛行隊の一つ、空翔ける白鷺/The Flight of Heronsの長。
詳細はシガルダ/Sigardaを参照。
参考
- 壁紙(Daily MTG、Magic Arcana)
- カード個別評価:アヴァシンの帰還 - 神話レア
- カード個別評価:アルティメットマスターズ - 神話レア