終わり無き死者の列/Endless Ranks of the Dead
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− | この[[カード]]だけでは何もせず、最初に2体以上のゾンビを必要とする。代わりに、一度動き出せば1回あたりの生成数も少しずつ増えていく。単体で[[ | + | この[[カード]]だけでは何もせず、最初に2体以上のゾンビを必要とする。代わりに、一度動き出せば1回あたりの生成数も少しずつ増えていく。単体で[[コントロールデッキ]]の[[フィニッシャー]]や[[ブロッカー]]を務められる通常の永続的トークン生成手段とは異なり、ある程度数を並べられる[[ゾンビ (デッキ)|ゾンビデッキ]]において、[[クロック]]を底上げするのが基本的な役割になる。 |
あまり大きな[[X]]は狙いにくいが、[[サイズ]]が2/2とそれなりなので、毎ターン2体3体を生み出せるだけでもかなり暴力的。序盤の[[展開]]を捌かれたり、一度[[リセット]]されたりすると機能するようになるまで時間がかかるため、安定した働きを期待できないのがもどかしい。 | あまり大きな[[X]]は狙いにくいが、[[サイズ]]が2/2とそれなりなので、毎ターン2体3体を生み出せるだけでもかなり暴力的。序盤の[[展開]]を捌かれたり、一度[[リセット]]されたりすると機能するようになるまで時間がかかるため、安定した働きを期待できないのがもどかしい。 | ||
− | *[[イニストラード]]版の{{Gatherer|id= | + | *[[イニストラード]]版の{{Gatherer|id=274452}}は、美しいステンドグラスとその奥に押し寄せている[[グール/Ghoul]]の強いコントラストを描いた独特なもの。[[アヴァシン教会/The Church of Avacyn]]が闇を遠ざける力を失いつつある様子を暗に示している。[[Mark Rosewater]]はこれを[[イニストラード]]で一番好きな[[絵|イラスト]]に選んだ<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/scary-stories-part-1-2011-09-19 Scary Stories, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003998/ 恐るべき物語 その1]([[Making Magic]] [[2011年]]9月19日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 |
− | **後の[[無情な死者/Relentless Dead]]の{{Gatherer|id=411861 | + | **後の[[無情な死者/Relentless Dead]]の{{Gatherer|id=411861}}では、このシーンの続きが描かれた。ステンドグラスはゾンビらによって無残に破られ、死体が礼拝堂を闊歩している。 |
*[[銀枠]]で使うと、奇数の時はサイズが1/1の「半トークン」が出てくる。詳しくは[[Little Girl]]を参照。 | *[[銀枠]]で使うと、奇数の時はサイズが1/1の「半トークン」が出てくる。詳しくは[[Little Girl]]を参照。 | ||
**最小単位が[[1/2]]であり端数切り捨てなので、その後クォータートークンが出てくるという事態はない。 | **最小単位が[[1/2]]であり端数切り捨てなので、その後クォータートークンが出てくるという事態はない。 | ||
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*[https://magic.wizards.com/ja/node/662171 Wallpaper of the Week: Endless Ranks of the Dead](壁紙・待受、[[WotC]]) | *[https://magic.wizards.com/ja/node/662171 Wallpaper of the Week: Endless Ranks of the Dead](壁紙・待受、[[WotC]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[レア]] | ||
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2022年11月30日 (水) 10:16時点における版
Endless Ranks of the Dead / 終わり無き死者の列 (2)(黒)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、あなたがコントロールするゾンビの数の、端数を切り捨てた半分である。
毎ターン、ゾンビの数を1.5倍にするトークン生成エンチャント。
このカードだけでは何もせず、最初に2体以上のゾンビを必要とする。代わりに、一度動き出せば1回あたりの生成数も少しずつ増えていく。単体でコントロールデッキのフィニッシャーやブロッカーを務められる通常の永続的トークン生成手段とは異なり、ある程度数を並べられるゾンビデッキにおいて、クロックを底上げするのが基本的な役割になる。
あまり大きなXは狙いにくいが、サイズが2/2とそれなりなので、毎ターン2体3体を生み出せるだけでもかなり暴力的。序盤の展開を捌かれたり、一度リセットされたりすると機能するようになるまで時間がかかるため、安定した働きを期待できないのがもどかしい。
- イニストラード版のイラストは、美しいステンドグラスとその奥に押し寄せているグール/Ghoulの強いコントラストを描いた独特なもの。アヴァシン教会/The Church of Avacynが闇を遠ざける力を失いつつある様子を暗に示している。Mark Rosewaterはこれをイニストラードで一番好きなイラストに選んだ[1]。
- 後の無情な死者/Relentless Deadのイラストでは、このシーンの続きが描かれた。ステンドグラスはゾンビらによって無残に破られ、死体が礼拝堂を闊歩している。
- 銀枠で使うと、奇数の時はサイズが1/1の「半トークン」が出てくる。詳しくはLittle Girlを参照。
- 最小単位が1/2であり端数切り捨てなので、その後クォータートークンが出てくるという事態はない。
- 通常では2→3→4→6→9→13→19→28→42→63→94→141...だが、銀枠では(1→1.5→)2→3→4.5→6.5→9.5→14→21→31.5→47→70.5→105.5→158...と増殖度が上がる。
- Innistrad: Double Featureのプレビュー・イベントの参加者に、新規イラストのモノクロ仕様のプロモーション・カードが配布された[2]。