ベナリアの潜伏工作員/Benalish Sleeper

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(序文が詩的表現すぎるため後ろに移動、序文は一般的な表現に変更。他カードとの連携記述は特筆すべき組み合わせでもないのでこちらも表現見直します。)
1行: 1行:
 
{{#card:Benalish Sleeper}}
 
{{#card:Benalish Sleeper}}
  
通常はただの[[新ベナリアの騎士/Knight of New Benalia]]の様だが、[[]][[キッカー]]をすると[[肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder]]である本性を現す、[[白]]の[[ファイレクシアン]]・[[人間]]・[[兵士]]。
+
[[]][[キッカー]]で各[[プレイヤー]][[生け贄に捧げる|生け贄]]を強いる、[[白]]の[[ファイレクシアン]]・[[人間]]・[[兵士]]。キッカー[[能力]]を持つ分、[[新ベナリアの騎士/Knight of New Benalia]]の[[上位互換]]。
 +
 
 +
[[パワー]]の高さとキッカーの手軽さは評価に値するが、[[カードプール]]上に多い1/1[[クリーチャー]]([[トークン]]を含む)と相打ちしてしまう[[タフネス]]は心許ない。キッカーも[[布告]]系の相手が生け贄を選ぶタイプのものなので、同様に1/1を消耗させるにとどまる恐れがある。より効果的に使うには、[[後援]]のように高めのパワーを生かせる手段や、相手の軽クリーチャーを減らす手段と併用したいところ。
 +
 
 +
*キッカー付きで唱えた場合、これ自体の[[色]]や支払う[[マナ]]の[[色拘束]]に目をつぶれば、[[肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder]]を唱えたのとほぼ同じかたち。「潜伏工作員」の名の通り、普段はベナリアに潜伏して騎士として生活し、時が来たとき(キッカーで唱えたとき)には肉袋の匪賊として蜂起する、というイメージなのだろう。
  
[[リミテッド]]では[[パワー]]の高さとキッカーの手軽さが評価に値するが、[[カードプール]]上に多い1/1で本体とキッカーの両方を受け止められる展開が厄介。[[跳ね散らすゴブリン/Splatter Goblin]]辺りで邪魔な小粒[[クリーチャー]]の掃除をしておきたい所だが、これの[[ETB]]であちらを[[生け贄に捧げ]]ても、-1/-1[[修整]]の[[PIG]]能力より先に[[解決]]される生け贄選択時に[[タフネス]]1クリーチャーの方を優先的に差し出されがちなのも歯がゆい所。同型の[[トークン]]デッキとの対決には弱いものの、[[後援]]の[[打点]]底上げ役としては理想的なスタッツなのでキッカー度外視で運用しても良い。
 
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===

2022年10月7日 (金) 05:29時点における版


Benalish Sleeper / ベナリアの潜伏工作員 (1)(白)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 人間(Human) 兵士(Soldier)

キッカー(黒)(この呪文を唱えるに際し、追加で(黒)を支払ってもよい)
ベナリアの潜伏工作員が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、各プレイヤーはそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。

3/1

キッカーで各プレイヤー生け贄を強いる、ファイレクシアン人間兵士。キッカー能力を持つ分、新ベナリアの騎士/Knight of New Benalia上位互換

パワーの高さとキッカーの手軽さは評価に値するが、カードプール上に多い1/1クリーチャー(トークンを含む)と相打ちしてしまうタフネスは心許ない。キッカーも布告系の相手が生け贄を選ぶタイプのものなので、同様に1/1を消耗させるにとどまる恐れがある。より効果的に使うには、後援のように高めのパワーを生かせる手段や、相手の軽クリーチャーを減らす手段と併用したいところ。

  • キッカー付きで唱えた場合、これ自体のや支払うマナ色拘束に目をつぶれば、肉袋の匪賊/Fleshbag Marauderを唱えたのとほぼ同じかたち。「潜伏工作員」の名の通り、普段はベナリアに潜伏して騎士として生活し、時が来たとき(キッカーで唱えたとき)には肉袋の匪賊として蜂起する、というイメージなのだろう。

関連カード

サイクル

団結のドミナリアコモンキッカーを持つカードサイクル。各4枚ずつ存在し、キッカー・コストには自身と異なる色の色マナを要求する。()内はキッカー・コストの色。

参考

MOBILE