ファイレクシアの立証者/Phyrexian Vindicator
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登場時の[[スタンダード]]では[[白ウィニー/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|白単ミッドレンジ]]に採用される場合がある<ref>[https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/standard-challenge-2023-02-1212520698 Standard Challenge]([[Magic Online]]公式 [[2023年]]2月12日)</ref>。それらの[[デッキ]]は[[道路脇の聖遺/Roadside Reliquary]]や[[ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry]]等の[[無色]][[土地]]を採用していることが多いので、[[土地]]が4枚あっても必ずしも[[唱える|唱えられる]]とは限らないが、定着した際の影響力は大きい。対[[スライ/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|赤単アグロ]]用の[[サイドボード]]としての利用が主である。 | 登場時の[[スタンダード]]では[[白ウィニー/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|白単ミッドレンジ]]に採用される場合がある<ref>[https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/standard-challenge-2023-02-1212520698 Standard Challenge]([[Magic Online]]公式 [[2023年]]2月12日)</ref>。それらの[[デッキ]]は[[道路脇の聖遺/Roadside Reliquary]]や[[ミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry]]等の[[無色]][[土地]]を採用していることが多いので、[[土地]]が4枚あっても必ずしも[[唱える|唱えられる]]とは限らないが、定着した際の影響力は大きい。対[[スライ/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|赤単アグロ]]用の[[サイドボード]]としての利用が主である。 | ||
− | + | *この能力は「ダメージを軽減する」という[[常在型能力]]と「これによりダメージが軽減されたとき対象にダメージを与える」という[[誘発型能力]]からなる[[関連している能力]]である。ダメージを与える能力は[[スタック]]に置かれ、[[プレイヤー]]は[[対象]]がどれか知ってから[[対応]]できる。 | |
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− | *この能力は「ダメージを軽減する」という[[常在型能力]]と「これによりダメージが軽減されたとき対象にダメージを与える」という[[誘発型能力]]からなる[[関連している能力]]である。ダメージを与える能力は[[スタック]]に置かれ、[[プレイヤー]]は[[対象]]がどれか知ってから[[対応]] | + | |
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*[[曙光の精霊/Dawn Elemental]]の[[上位互換]]。[[マナ・コスト]]も同じであるため、こちらも[[Richard Garfield, Ph.D.]]によって[[Proposal]]扱いにできる。 | *[[曙光の精霊/Dawn Elemental]]の[[上位互換]]。[[マナ・コスト]]も同じであるため、こちらも[[Richard Garfield, Ph.D.]]によって[[Proposal]]扱いにできる。 | ||
− | + | *「Vindicator」という単語は[[カビーラの擁護者/Kabira Vindicator]]以来「擁護者」と訳されてきた。このカードで「立証者(りっしょうしゃ)」と訳されたのはファイレクシアの抹消者(まっしょうしゃ)と対のカードであることを踏まえてのことであろう。 | |
− | * 「Vindicator」という単語は[[カビーラの擁護者/Kabira Vindicator]]以来「擁護者」と訳されてきた。このカードで「立証者(りっしょうしゃ)」と訳されたのはファイレクシアの抹消者(まっしょうしゃ)と対のカードであることを踏まえてのことであろう。 | + | |
==関連カード== | ==関連カード== |
2023年2月19日 (日) 19:11時点における版
ファイレクシア:完全なる統一で登場した、ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliteratorの対となる存在。自分へのダメージを任意の対象へ反射させるファイレクシアン・ホラー。
ファイレクシアの抹消者と同様、除去の大半がダメージによるものである赤や緑主体のデッキに対して強い。アンタップ状態でいるだけで攻撃への強い抑止力となり、攻撃に回ればブロックしても反射ダメージが飛んでくるためライフを詰める性能が高い。さらにあちらと異なり飛行を持っているため、フライヤーで無視して攻撃するという対処法も通用しなくなっている。犠牲を覚悟すればダメージにより除去することもできた抹消者と異なり、こちらはダメージそのものを軽減するため除去困難という違いもある。
弱点もファイレクシアの抹消者と重なる部分が多く、クァドラプルシンボルゆえに単色かそれに近いタイトなマナ基盤を要求される、ダメージ以外による除去耐性がない点などが挙げられる。また、抹消者にはない弱点としてダメージを軽減できない状況下だと能力が機能せず、リスクなしにダメージを与えられてしまう。
登場時のスタンダードでは白単ミッドレンジに採用される場合がある[1]。それらのデッキは道路脇の聖遺/Roadside Reliquaryやミシュラの鋳造所/Mishra's Foundry等の無色土地を採用していることが多いので、土地が4枚あっても必ずしも唱えられるとは限らないが、定着した際の影響力は大きい。対赤単アグロ用のサイドボードとしての利用が主である。
- この能力は「ダメージを軽減する」という常在型能力と「これによりダメージが軽減されたとき対象にダメージを与える」という誘発型能力からなる関連している能力である。ダメージを与える能力はスタックに置かれ、プレイヤーは対象がどれか知ってから対応できる。
- 曙光の精霊/Dawn Elementalの上位互換。マナ・コストも同じであるため、こちらもRichard Garfield, Ph.D.によってProposal扱いにできる。
- 「Vindicator」という単語はカビーラの擁護者/Kabira Vindicator以来「擁護者」と訳されてきた。このカードで「立証者(りっしょうしゃ)」と訳されたのはファイレクシアの抹消者(まっしょうしゃ)と対のカードであることを踏まえてのことであろう。
関連カード
脚注
- ↑ Standard Challenge(Magic Online公式 2023年2月12日)