改善

提供：MTG Wiki

2023年11月22日 (水) 01:34時点における版

改善されている/Modifiedとは、神河：輝ける世界で新たに制定されたオブジェクトの性質を示すルール用語。

概要

改善されているクリーチャー/Modified Creatureとは、以下のいずれかの条件を満たすクリーチャーを指す。

1. カウンターが置かれている
2. 装備品がついている。
3. そのクリーチャーのコントローラーがコントロールするオーラがついている。

解説

強化されているクリーチャーを示すルール用語。神河：輝ける世界統率者デッキ、機械兵団の進軍統率者デッキでも登場している。

神河：輝ける世界では主に赤と緑の色の役割として割り振られ、青と黒にも少数存在する。

• 改善を扱う次元カードとして都和市/Towashi (次元カード)が存在する。

ルール

カウンター

• カウンターの種類や置かれた経緯は問われない。具体的には、対戦相手からクリーチャーに-1/-1カウンターを置かれたとしても、言語的な違和感とは別にそれは改善されたことになる。
  • 日本語は「改善」だが、英語の「Modified」は本来「修正する・加減する」というような意味なので、-1/-1カウンターなどの改悪のような変更であってもおかしなことはない。

オーラ

• 仲裁者の拘束/Intercessor's Arrestなどの対戦相手のオーラは条件を満たさないことに注意。
  • このようなデザインになったのは「相手の改善を助けてしまう」という理由でプレイングの選択肢が複雑にならないようにしたり（新世界秩序）、オーラの評価が落ちないようにするためと思われる。
  • 呪われし者の役割のようなデメリットのあるオーラを自分のクリーチャーにつけた場合は改善されたことになる。

装備品

• 装備品は誰のコントロール下であるかは関係ないため、装備品がついた対戦相手のクリーチャーのコントロールを奪ったなら、それは改善されているクリーチャーとなる。
  • -1/-1カウンターの例と同様に直感的でない例として、血に飢えた刃/Bloodthirsty Bladeをつけられたクリーチャーは改善されているクリーチャーである。

クリーチャーであること

• パーマネントの能力が、クリーチャーという単語を使わずに自身が改善されているかを調べることがある。そのような場合でも、改善されるためにはそのパーマネントがクリーチャーである必要がある。クリーチャーでなくなっているならば、上に挙がっている条件を満たしていても改善されていない。
  • 神河：輝ける世界に収録されたカードでは大蛇の統合守り/Orochi Merge-Keeperが該当する。大蛇の統合守りにコントローラーが同じ星々とあるもの/One with the Starsがついているとき、大蛇の統合守りはクリーチャーではないので改善されておらず、「(Ｔ)：(緑)(緑)を加える。」を持たない。

参考

• 「改善」でテキスト検索
• ルーリング

引用：総合ルール 20231117.0

• 7 その他のルール
  • 700 総則
    • 700.9 改善されたクリーチャーを参照するカードが存在する。クリーチャーは、1つ以上のカウンターが置かれている(rule 122 参照)か、装備している(rule 301.5 参照)か、そのクリーチャーのコントローラーがコントロールしているオーラをエンチャントしている(rule 303.4)なら、改善されている。パーマネントの能力が、そのパーマネントが改善されているかを調べる場合、そのパーマネントがその時点でクリーチャーでなければ決して改善されているとは言わない。