アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
25行: | 25行: | ||
===[[2023年]]=== | ===[[2023年]]=== | ||
*アリーナで昨年の「技食同源」を踏襲した構成のイベントが行われた。紋章や各構築済みデッキにヤーグルが9枚投入されている事などは共通だが、デッキはここ1年で追加されたカードを踏まえて更新されている。特に緑の「ガーグル/Gargle」には[[ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani]]もしっかり投入されている。 | *アリーナで昨年の「技食同源」を踏襲した構成のイベントが行われた。紋章や各構築済みデッキにヤーグルが9枚投入されている事などは共通だが、デッキはここ1年で追加されたカードを踏まえて更新されている。特に緑の「ガーグル/Gargle」には[[ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani]]もしっかり投入されている。 | ||
+ | |||
+ | ===[[2024年]]=== | ||
+ | *アリーナの定期イベント「ミッドウィーク・マジック」を乗っ取って、「ミッドウィーク・マジック:[[ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani|グルルシャーガルルガフゲコ]]」が開催された。紋章に関しては前年通りだが、今回のフォーマットはヒストリック・ブロールで、統率者は伝説のカエル(と[[カエル乗り、達成/Tatsunari, Toad Rider|カエル乗り]])から選択してデッキ構築を行う形式。なんと未所持のカードも使用可能となっており、非常に自由度が高い。 | ||
+ | **直前に発売された[[ブルームバロウ]]でカエルがピックアップされたこともあり、昨年まで6枚だった伝説のカエルはイベント開催時点で11枚まで数を増やした。 | ||
+ | ***その反面、能力を持たないヤーグル(とムルタニ)は統率者としては他のカエルに押され気味で、主役であるはずのヤーグルの出番は専ら[[貪欲な乗りもの、ギトラグ/The Gitrog, Ravenous Ride|ギトラグ]]の餌であった。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2024年9月6日 (金) 05:52時点における最新版
非常に頭でっかちなP/Tを持つ伝説のカエル・スピリット。いわゆるバニラである。
5マナのクリーチャーとしては歴代最高クラスのパワーを持つ。同条件では単純なパワーだけならば無限のワーム/Endless Wurmや地ならし屋/Levelerといったライバルがいるものの、伝説である点以外に目立ったデメリットを持たないという使いやすさが画期的。タフネスが低いのが玉に瑕なので、コンバット・トリックや装備品などで補ってやろう。特に馬上槍/Jousting Lanceなどを装備させれば凶悪極まりないアタッカーとなる。構築であれば投げ飛ばし/Flingや心臓貫きのマンティコア/Heart-Piercer Manticoreで投げてしまうという手もある。
- 伝説のバニラクリーチャーが通常のエキスパンションで収録されるのは神河物語の今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda(タイムシフトまで含めればジャスミン・ボリアル/Jasmine Boreal)以来となる。
- 史上初の9/3のクリーチャー[1]であり、史上2枚目の伝説のカエル。
- 3ヶ月後の基本セット2019にデメリットなしで5マナ10/10のギガントサウルス/Gigantosaurusが登場し、5マナバニラ内最大のパワーという記録はあっさりと塗り替えられた。
[編集] 人気
英語圏では嵐雲のカラス/Storm Crowや日本での甲鱗のワーム/Scaled Wurmに通ずる妙な人気を獲得しており、その反響から公式もヤーグルを推した企画を何度か行っている。いずれも彼のP/Tに基づき9月3日に行われている。
[編集] 2020年
- Secret Lair Drop Series: Happy Yargle Day!が発売された。収録カードのほとんどは既存イラストの人物をヤーグルに変えたものとなっている。
- MTGアリーナでは「ヤーグル・デー」が開催された[2]。ヤーグル入りの構築済みデッキ5種から1種を選び対戦するイベントで、「あなたがカエル・呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる」紋章を各プレイヤーが得た状態でゲームを行う。また、ヤーグル以外の全カードはコモンになっている。報酬は一勝目が900EXP、二勝目が300EXP。
- なお、デッキ名は基本セット2021に収録された単色プレインズウォーカーサイクルのパロディとなっている。
[編集] 2021年
- 前年に引き続きMTGアリーナで「ヤーグル・デー」が開催された。フォーマットは構築済みヒストリック・ブロールとなっているが[3]、紋章や報酬は前回と同様である。
- 統率者はヤーグルの他に怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle、無傷のハクトス/Haktos the Unscarred、ファイヤー・ジャイアントの公爵、ザルトー/Zalto, Fire Giant Duke、力の具現、ジローサ/Zilortha, Strength Incarnateと、いずれもパワー/タフネスが極端に偏った面々となっている。
[編集] 2022年
- 恒例行事と化したのか、MTGアリーナで『ヤーグル・デー:技食同源/Yargle Day:You are what you eat』が開催された。従来同様の紋章・報酬に加え、新たに「カエル1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたはカード1枚を引き、そのカエルはその生け贄に捧げられたクリーチャーのすべての能力を得る。」効果を持った技食同源(ぎしょくどうげん)の紋章が使用される。
- 使用する構築済みデッキはヤーグルが9枚投入されており、デッキ名は色とヤーグル/Yargleを組み合わせたものとなっている(例:黒単色ならブラーグル/Blargle、白黒ならワーグル/Wargleなど)。
- "You are what you eat"は「あなたは、あなたの食べたもので出来ている」といった意味で、食生活が健康に繋がることを表した諺である。日本語訳の「技食同源」は、中国における同様の考えである「医食同源(いしょくどうげん)」を捩ったものだろう。
[編集] 2023年
- アリーナで昨年の「技食同源」を踏襲した構成のイベントが行われた。紋章や各構築済みデッキにヤーグルが9枚投入されている事などは共通だが、デッキはここ1年で追加されたカードを踏まえて更新されている。特に緑の「ガーグル/Gargle」にはヤーグルとムルタニ/Yargle and Multaniもしっかり投入されている。
[編集] 2024年
- アリーナの定期イベント「ミッドウィーク・マジック」を乗っ取って、「ミッドウィーク・マジック:グルルシャーガルルガフゲコ」が開催された。紋章に関しては前年通りだが、今回のフォーマットはヒストリック・ブロールで、統率者は伝説のカエル(とカエル乗り)から選択してデッキ構築を行う形式。なんと未所持のカードも使用可能となっており、非常に自由度が高い。
[編集] 関連カード
- アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg
- ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani
[編集] ストーリー
ヤーグル/Yargleは、アーボーグ/Urborgに棲まう巨大なカエルの精霊(イラスト)。
詳細はヤーグル/Yargleを参照。
[編集] 脚注
- ↑ Stories from Dominaria, Part 3/『ドミナリア』での話 その3(Making Magic 2018年4月30日 Mark Rosewater著)
- ↑ Happy Yargle Day!(Magic Digital 2020年9月2日 Wizards of the Coast著)
- ↑ MTG Arena Announcements, September 1, 2021/MTGアリーナニュース(2021年9月1日)(Magic Digital 2021年9月1日 Wizards of the Coast著)