腐食の荒馬/Caustic Bronco
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騎乗する場合・しない場合で、相性の良い[[マナ総量]]の大小が逆になる点が特徴的。単純な手札補充要員として見るか、大量ライフロスによる[[コンボパーツ]]に使うか、[[構築]]段階で役目をはっきりさせておきたい。 | 騎乗する場合・しない場合で、相性の良い[[マナ総量]]の大小が逆になる点が特徴的。単純な手札補充要員として見るか、大量ライフロスによる[[コンボパーツ]]に使うか、[[構築]]段階で役目をはっきりさせておきたい。 | ||
− | [[プロツアー『サンダー・ジャンクション』]]では、[[限りない強欲/Insatiable Avarice]]で[[終末の影/Shadow of Mortality]]を[[積み込み]]、騎乗で15点ライフロスを狙う『'''オルゾフ荒馬'''(''Orzov Bronco'')』という[[地雷デッキ]]が2名に持ち込まれ、片方は最終成績18位という結果を残した<ref>[https://magic.gg/news/pro-tour-thunder-junction-standard-metagame-breakdown Pro Tour Thunder Junction Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptotj24/info/0037789/ プロツアー『サンダー・ジャンクション』メタゲームブレイクダウン](magic.gg [[2024年]]4月26日 [[Frank Karsten]]著)</ref><ref>[https://magic.gg/news/pro-tour-thunder-junction-day-two-highlights Pro Tour Thunder Junction Day Two Highlights]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptotj24/article/0037795/ プロツアー『サンダー・ジャンクション』2日目の注目の出来事](magic.gg 2024年4月27日 [[Corbin Hosler]]著)</ref> | + | [[プロツアー『サンダー・ジャンクション』]]では、[[限りない強欲/Insatiable Avarice]]で[[終末の影/Shadow of Mortality]]を[[積み込み]]、騎乗で15点ライフロスを狙う『'''オルゾフ荒馬'''(''Orzov Bronco'')』という[[地雷デッキ]]が2名に持ち込まれ、片方は最終成績18位という結果を残した<ref>[https://magic.gg/news/pro-tour-thunder-junction-standard-metagame-breakdown Pro Tour Thunder Junction Standard Metagame Breakdown]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptotj24/info/0037789/ プロツアー『サンダー・ジャンクション』メタゲームブレイクダウン](magic.gg [[2024年]]4月26日 [[Frank Karsten]]著)</ref><ref>[https://magic.gg/news/pro-tour-thunder-junction-day-two-highlights Pro Tour Thunder Junction Day Two Highlights]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptotj24/article/0037795/ プロツアー『サンダー・ジャンクション』2日目の注目の出来事](magic.gg 2024年4月27日 [[Corbin Hosler]]著)</ref>。後に環境の研究が進むと、[[黒緑ビートダウン#イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]や[[白青黒ビートダウン#イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|エスパー・ミッドレンジ]]にも採用されるケースが増えた。 |
[[ヴィンテージ]]においても[[青黒コントロール]]に採用される。闇の腹心と異なり攻撃しなければならないというハンデはあるが、そちらと違いタフネス2であるため[[オークの弓使い/Orcish Bowmasters]]の能力一発では倒されない点は大きい。 | [[ヴィンテージ]]においても[[青黒コントロール]]に採用される。闇の腹心と異なり攻撃しなければならないというハンデはあるが、そちらと違いタフネス2であるため[[オークの弓使い/Orcish Bowmasters]]の能力一発では倒されない点は大きい。 |
2024年6月4日 (火) 23:07時点における版
クリーチャー — 蛇(Snake) 馬(Horse) 乗騎(Mount)
腐食の荒馬が攻撃するたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を公開し、あなたの手札に加える。腐食の荒馬が騎乗された状態でないなら、あなたはそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。騎乗された状態なら、各対戦相手はそれぞれそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
騎乗3(あなたがコントロールしていてこれでない望む数のクリーチャーを、それらのパワーの合計が3以上になるように選び、タップする:ターン終了時まで、この乗騎(Mount)は騎乗された状態になる。騎乗はソーサリーとしてのみ行う。)
攻撃時に闇の腹心/Dark Confidantのような手札補充が発生する蛇・馬・乗騎。騎乗された場合はライフロスを自分ではなく各対戦相手が受ける。
騎乗しない場合はライフロスというデメリットこそあれど、攻撃するたびに無条件で手札を増やせるのは2マナのクリーチャーとしては強力である。サイズはさほど大きくなく、ブロックされ倒されやすいので、除去や回避能力を付与する手段でサポートできるよう意識するとよい。
騎乗する場合・しない場合で、相性の良いマナ総量の大小が逆になる点が特徴的。単純な手札補充要員として見るか、大量ライフロスによるコンボパーツに使うか、構築段階で役目をはっきりさせておきたい。
プロツアー『サンダー・ジャンクション』では、限りない強欲/Insatiable Avariceで終末の影/Shadow of Mortalityを積み込み、騎乗で15点ライフロスを狙う『オルゾフ荒馬(Orzov Bronco)』という地雷デッキが2名に持ち込まれ、片方は最終成績18位という結果を残した[1][2]。後に環境の研究が進むと、ゴルガリ・ミッドレンジやエスパー・ミッドレンジにも採用されるケースが増えた。
ヴィンテージにおいても青黒コントロールに採用される。闇の腹心と異なり攻撃しなければならないというハンデはあるが、そちらと違いタフネス2であるためオークの弓使い/Orcish Bowmastersの能力一発では倒されない点は大きい。
関連カード
サイクル
サンダー・ジャンクションの無法者のレアの乗騎サイクル。各色1枚ずつと緑白の多色に1枚、計6枚存在する。
- 忠実な馬、フォーチュン/Fortune, Loyal Steed
- 大魔導師のイモリ/Archmage's Newt
- 腐食の荒馬/Caustic Bronco
- 早駆ける業火、カラミティ/Calamity, Galloping Inferno
- 気性の荒いタンブルワグ/Ornery Tumblewagg
- 熾天使の馬/Seraphic Steed
脚注
- ↑ Pro Tour Thunder Junction Standard Metagame Breakdown/プロツアー『サンダー・ジャンクション』メタゲームブレイクダウン(magic.gg 2024年4月26日 Frank Karsten著)
- ↑ Pro Tour Thunder Junction Day Two Highlights/プロツアー『サンダー・ジャンクション』2日目の注目の出来事(magic.gg 2024年4月27日 Corbin Hosler著)