移植
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− | * | + | *他のクリーチャーが場に出たとき、[[場]]のすべての移植能力が[[誘発]]し、その各能力の[[解決]]ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。 |
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*移動する+1/+1カウンターは、移植以外の[[効果]]によって置かれたものでも良い。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。 | *移動する+1/+1カウンターは、移植以外の[[効果]]によって置かれたものでも良い。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。 | ||
*移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | *移植の誘発型能力は、他の[[プレイヤー]]のクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。 | ||
− | * | + | *移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。 |
*移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | *移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、[[if節ルール]]によりその移植能力は誘発しない。 | ||
*移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に場に出た場合も、移植能力は誘発する。 | *移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に場に出た場合も、移植能力は誘発する。 | ||
− | + | ===その他=== | |
− | + | *シミック連合の指導者[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary|モミール・ヴィグ/Momir Vig]]が開発した[[細胞質体/Cytoplast]]の性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべて[[ミュータント]]で[[P/T]]は0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする[[起動型能力]]を持つ。 | |
− | + | **起動型能力の対象が、能力の[[解決]]前にすべての+1/+1カウンターを失った場合、能力は不適正な対象により[[打ち消し|打ち消される]]。 | |
− | + | **対象となったクリーチャーが、能力の解決後にすべての+1/+1カウンターを失っても、それは能力により与えられたボーナスを失わない。 | |
− | + | *ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ土地の[[ラノワールの再生地/Llanowar Reborn]]が登場した。 | |
− | + | <!--*移植は[[スパイク]]や[[接合]]がモデルになっていると思われる。ただし、接合と違い[[対象]]を取らない。[[アンタッチャブル|対象にならない]]クリーチャーや[[プロテクション]]を持つクリーチャーにも+1/+1カウンターを移動できる。--> | |
− | *起動型能力の対象が、能力の[[解決]]前にすべての+1/+1カウンターを失った場合、能力は不適正な対象により[[打ち消し| | + | |
− | *対象となったクリーチャーが、能力の解決後にすべての+1/+1カウンターを失っても、それは能力により与えられたボーナスを失わない。 | + | |
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==参考== | ==参考== | ||
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2009年2月8日 (日) 03:06時点における版
移植/Graft | |
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種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ディセンション |
CR | CR:702.58 |
移植/Graftは、ラヴニカ・ブロックでシミック・ギルド(緑と青)に割り当てられたキーワード能力。未来予知で再登場した。これを持つパーマネントが場に出る際に機能する常在型能力(置換効果)と、他のクリーチャーが場に出るたびに機能する誘発型能力からなる。
Helium Squirter / ヘリウム噴射獣 (4)(青)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
クリーチャー — ビースト(Beast) ミュータント(Mutant)
移植3(このクリーチャーは、その上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、あなたはこのクリーチャーの上に置かれている+1/+1カウンターを1個、その上に移動してもよい。)
(1):+1/+1カウンターが置かれているクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで飛行を得る。
定義
移植 N/Graft Nは以下の2つの能力からなる。
- このパーマネントは、N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る。(常在型能力)
- 他のクリーチャーが場に出るたび、このパーマネントの上に+1/+1カウンターがある場合、あなたはこのパーマネントの上の+1/+1カウンターを1個、そのクリーチャーの上に移動してもよい。(誘発型能力)
解説
ルール
- 他のクリーチャーが場に出たとき、場のすべての移植能力が誘発し、その各能力の解決ごとにカウンターを動かすかどうかを決める。これにより、場に出たクリーチャーが複数の+1/+1カウンターを受け取ることもある。
- 移動する+1/+1カウンターは、移植以外の効果によって置かれたものでも良い。+1/+1カウンター以外のカウンターは、移植では移動できない。
- 移植の誘発型能力は、他のプレイヤーのクリーチャーの上にも+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持つパーマネントがクリーチャーでない場合にも能力は誘発し、+1/+1カウンターを移動できる。
- 移植を持ち+1/+1カウンターが載っていないパーマネントがいた場合、if節ルールによりその移植能力は誘発しない。
- 移植を持つクリーチャーと他のクリーチャーが同時に場に出た場合も、移植能力は誘発する。
その他
- シミック連合の指導者モミール・ヴィグ/Momir Vigが開発した細胞質体/Cytoplastの性質を表した能力であり、ディセンションで登場した移植を持つクリーチャーはすべてミュータントでP/Tは0/0である。また、その多くは+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーを対象とする起動型能力を持つ。
- ディセンションではクリーチャーのみが持つ能力であったが、未来予知では移植を持つ土地のラノワールの再生地/Llanowar Rebornが登場した。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造