執拗なネズミ/Relentless Rats
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*[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2010]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] |
2010年7月11日 (日) 00:23時点における版
疫病ネズミ/Plague Ratsのリメイク版。疫病ネズミ同様、同じ名前のクリーチャーが集まることで強化されるが、これは4枚制限ルールを無視する能力によって際限なく強化することが可能。ミラディン・ブロックのルールの破壊ぶりを象徴するカードの1枚である。デッキに疫病ネズミが多ければ多いほど強化されるため、極端な話、執拗なネズミと沼/Swampだけのデッキを作れば驚異的なサイズに育つ。しかしそれではロボトミー/Lobotomyや頭蓋の摘出/Cranial Extraction、不同の力線/Leyline of Singularityなど絶望的な天敵が多すぎるので、手札破壊など多少のサポートを採用したほうがいいだろう。
霊気の薬瓶/AEther Vialや捨て身の研究/Desperate Researchなどもサポートとしては便利。織端の石/Thrumming Stoneとは抜群の相性を誇り、同時に伏魔殿/Pandemoniumやヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaもあれば即座にゲームを決めることも可能だろう。
- 2番目の能力は、ゲーム開始前(ゲームを開始できるかどうか)にだけ適用される。ゲームが始まれば実質的に意味はない。すなわち、5枚以上見えている時に謙虚/Humilityなどでこの能力を失っても、問題にならない。
- これが無視できるのは4枚制限ルールのみで、フォーマットによるカード枚数の制約は無効にはできない。例えば、ハイランダーでは依然と1枚しか入れられない。
- サイドボードはデッキの一部である。望むなら、サイドボードにこのカードを5枚以上(15枚でも)入れてもよい。もちろん、サイドボードとメインデッキあわせて5枚以上に(たとえば、メイン3枚、サイド2枚のように)なっても問題ない。
- アンコモンなので10枚20枚と集めるのは結構つらい。コモンなら執拗なネズミデッキももっと隆盛したかもしれないが、リミテッドを考えれば妥当なところか。
- 沼/Swampとこれだけのデッキを組むことも可能だろう。強力かどうかはすこぶる怪しいが、安定性だけはぴか一と言える。