記憶の壺/Memory Jar
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*1ターンに複数回[[起動]]した場合、どの記憶の壺によってどの手札が追放されたのか記録しておくこと。この場合、[[遅延誘発型能力]]を好きな順で[[スタック]]に積むことができ、結果としてどの手札を「残す」のか選ぶことができる。相手の残す手札はそれに応じて決まることにも注意。 | *1ターンに複数回[[起動]]した場合、どの記憶の壺によってどの手札が追放されたのか記録しておくこと。この場合、[[遅延誘発型能力]]を好きな順で[[スタック]]に積むことができ、結果としてどの手札を「残す」のか選ぶことができる。相手の残す手札はそれに応じて決まることにも注意。 |
2011年8月21日 (日) 07:02時点における版
Memory Jar / 記憶の壺 (5)
アーティファクト
アーティファクト
(T),記憶の壺を生け贄に捧げる:各プレイヤーは、自分の手札のカードを裏向きのまま追放し、カードを7枚引く。次の終了ステップの開始時に、各プレイヤーは自分の手札のカードをすべて捨て、これにより自分が追放した各カードを自分の手札に戻す。
発売後1ヶ月で禁止カードになった、メグリムジャーのキーカード。
手札を失うことなく一時的とはいえカードを7枚も引けるかなり強力なアーティファクトである。効果は各プレイヤーに及び、引いたカードを終了ステップに捨てるので偏頭痛/Megrimとのコンボは凄まじいものであった。後段の効果が、「手札を捨てる」ではなく「手札を墓地に置く」または「手札を追放する」であったならまだマシであったかもしれないが、それでも禁止や制限は免れないだろう。このコストでカードを7枚引けること自体が強力過ぎるからである。さらに、それ自体がぶっ壊れている修繕/Tinkerの存在もあって酷いことになっていた。
- 1ターンに複数回起動した場合、どの記憶の壺によってどの手札が追放されたのか記録しておくこと。この場合、遅延誘発型能力を好きな順でスタックに積むことができ、結果としてどの手札を「残す」のか選ぶことができる。相手の残す手札はそれに応じて決まることにも注意。
- 時のらせんにて、壺の大魔術師/Magus of the Jarとしてリメイクされている。同じように使用することもできるが、こちらはクリーチャーなのと色拘束ができていることとで、強さはかなり薄まっている。
これを含むウルザズ・レガシーは1999年2月発売であるが、なんと1999年4月1日にヴィンテージで制限カード、そして同時にスタンダード、エクステンデッド、Type1.5、ウルザ・ブロック構築の全てのフォーマットで一斉に禁止カードとなった。これは精神の願望/Mind's Desireまで破られなかった最速制限記録であり、DCIの緊急声明による決定であることも有名。もうこのような緊急声明が出ることはないだろう。なお、2004/09/20よりType1.5から移行したレガシーでも当然禁止である。