錬金術師の隠れ家/Alchemist's Refuge
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2012年5月10日 (木) 14:51時点における版
あらゆる呪文をインスタント・タイミングで唱えられるようにする土地。
ウェザーライトにあった懐かしの七曲がりの峡谷/Winding Canyonsの起動コストを緑青に限定したことで、恩恵を与える範囲を大幅に広げたリメイク。
便利は便利だが、起動コストに実質3マナかかるのがネック。ほぼ同一の効果を持つヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery、予期の力線/Leyline of Anticipationをみるに、毎ターン多色の3マナとなるとやや重い印象。重複して引いてもマナにはなる点では勝っている。
しかし緑はマナ加速に長けた色であり、ビッグ・マナなどのデッキも結果を残している。ゲームを決めるレベルの重量級呪文を、より安全かつ効果的に運用できるなら、3マナは安い出費だという考え方もできるかもしれない。
また軽いカードなら、3マナ増えたとしてもそれほど非現実的な重さにはならない。昨今の打ち消し呪文はやや重いので、パーミッション系デッキを使っていると4マナ以上余らせておく必要がある場面も少なくない。そんなときに、対戦相手の終了ステップに思案/Ponderや極楽鳥/Birds of Paradiseを唱えたりできるとマナの有効活用になる。
- 急かし/Quickenなどのように「次の呪文」限定ではないので、一度起動すればそのターンの間はインスタント・タイミングで唱え放題になる。何らかのコンボに悪用できそうだ。
関連カード
サイクル
イニストラード・ブロックの、起動型能力を持つレアの土地のメガ・サイクル。2色の色マナとタップを起動コストに持つ。
イニストラードの5枚は友好色で、各勢力種族の「住処」を示す。
- ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt(スピリット)
- ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard(ゾンビ)
- ステンシアの血の間/Stensia Bloodhall(吸血鬼)
- ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run(狼男)
- ガヴォニーの居住区/Gavony Township(人間)
アヴァシンの帰還の3枚は黒を含まない対抗色。
- 僻地の灯台/Desolate Lighthouse
- 処刑者の要塞/Slayers' Stronghold
- 錬金術師の隠れ家/Alchemist's Refuge