逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifter
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*当時は「『逃亡した多相の戦士』という[[名前]]ではない」という部分が無いと、両方の[[プレイヤー]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合妙なことが起きていた。例えば、双方が1体ずつ逃亡した多相の戦士をコントロールして他にクリーチャーがいない時、どちらかが[[飛行]]持ちクリーチャーを[[戦場に出す|戦場に出して]]すぐ[[戦場]]から離れさせたとする。そうすると、もう飛行持ちクリーチャーはいないのに、逃亡した多相の戦士は両方とも飛行を持ち続けてしまう。当時のルール上は問題ないがあまりに不自然なので、現在の[[ルール・テキスト]]になっている。この辺りの話は、[[カードを作るのは君だ!]]の第2回関連のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr78 You Make The Card, Too]」([http://abomination.jp/empire/Misc/make_too.shtml 邦訳])中の「Mechanic #7(メカニズム第7案)」も参照。 | *当時は「『逃亡した多相の戦士』という[[名前]]ではない」という部分が無いと、両方の[[プレイヤー]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]している場合妙なことが起きていた。例えば、双方が1体ずつ逃亡した多相の戦士をコントロールして他にクリーチャーがいない時、どちらかが[[飛行]]持ちクリーチャーを[[戦場に出す|戦場に出して]]すぐ[[戦場]]から離れさせたとする。そうすると、もう飛行持ちクリーチャーはいないのに、逃亡した多相の戦士は両方とも飛行を持ち続けてしまう。当時のルール上は問題ないがあまりに不自然なので、現在の[[ルール・テキスト]]になっている。この辺りの話は、[[カードを作るのは君だ!]]の第2回関連のコラム「[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/mr78 You Make The Card, Too]」([http://abomination.jp/empire/Misc/make_too.shtml 邦訳])中の「Mechanic #7(メカニズム第7案)」も参照。 | ||
**現在はエラッタが無くとも戦場に該当する[[キーワード能力]]を持ったクリーチャーがいないならどちらの多相の戦士も能力を得る事は無い。 | **現在はエラッタが無くとも戦場に該当する[[キーワード能力]]を持ったクリーチャーがいないならどちらの多相の戦士も能力を得る事は無い。 | ||
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+ | 他のカードのキーワード能力を参照してそのキーワード能力を得る(あるいは与える)カード。 | ||
+ | *[[ファイレクシアの接続具/Phyrexian Splicer]]([[テンペスト]]) | ||
+ | *[[死面の映し身人形/Death-Mask Duplicant]]([[ダークスティール]]) | ||
+ | *[[一枚岩の努力/Concerted Effort]]([[ラヴニカ:ギルドの都]]) | ||
+ | *[[石塚の放浪者/Cairn Wanderer]]([[ローウィン]]) | ||
+ | *[[魂剥ぎ/Soulflayer]]([[運命再編]]) | ||
+ | *[[月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshal]]([[イニストラードを覆う影]]) | ||
+ | *[[捕食の欲動/Animus of Predation]]([[コンスピラシー:王位争奪]]) | ||
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2016年8月30日 (火) 12:36時点における版
Escaped Shapeshifter / 逃亡した多相の戦士 (3)(青)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
対戦相手1人が《逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifter》という名前でない、飛行を持つクリーチャーを1体でもコントロールしているかぎり、逃亡した多相の戦士は飛行を持つ。先制攻撃、トランプル、いずれかの色に対するプロテクションも同様である。
3/4多相の戦士らしく、他を参照して自身の特性を変えるクリーチャー。対戦相手のクリーチャーが特定のキーワード能力を持っていると同じものを持つことができる。
能力が対戦相手に依存しているために使いにくい。それに、このクリーチャーが能力を得たということは、既に同じ能力持ちクリーチャーを相手が持っているということだから、良くても互角にしかならない。プロテクションなどは、同じものを貰っても役に立たないことが多いだろう。
- 当時は「『逃亡した多相の戦士』という名前ではない」という部分が無いと、両方のプレイヤーがコントロールしている場合妙なことが起きていた。例えば、双方が1体ずつ逃亡した多相の戦士をコントロールして他にクリーチャーがいない時、どちらかが飛行持ちクリーチャーを戦場に出してすぐ戦場から離れさせたとする。そうすると、もう飛行持ちクリーチャーはいないのに、逃亡した多相の戦士は両方とも飛行を持ち続けてしまう。当時のルール上は問題ないがあまりに不自然なので、現在のルール・テキストになっている。この辺りの話は、カードを作るのは君だ!の第2回関連のコラム「You Make The Card, Too」(邦訳)中の「Mechanic #7(メカニズム第7案)」も参照。
- 現在はエラッタが無くとも戦場に該当するキーワード能力を持ったクリーチャーがいないならどちらの多相の戦士も能力を得る事は無い。
関連カード
他のカードのキーワード能力を参照してそのキーワード能力を得る(あるいは与える)カード。
- ファイレクシアの接続具/Phyrexian Splicer(テンペスト)
- 死面の映し身人形/Death-Mask Duplicant(ダークスティール)
- 一枚岩の努力/Concerted Effort(ラヴニカ:ギルドの都)
- 石塚の放浪者/Cairn Wanderer(ローウィン)
- 魂剥ぎ/Soulflayer(運命再編)
- 月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshal(イニストラードを覆う影)
- 捕食の欲動/Animus of Predation(コンスピラシー:王位争奪)