カードを作るのは君だ!

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カードを作るのは君だ!/You Make the Card!」とは、Daily MTG(旧Magicthegathering.com)の人気企画。ユーザーが投票を通じて間接的にカード作りに参加できる。

これまでの4回で次のカードが作り出された。

ここでの「惜しい」アイディアが実際のカードになったこともある。二段攻撃幽体の照明灯/Spectral Searchlight悪魔の契約/Demonic Pactがその一例。

  • 第2回と第3回の各回のコラムは日本語に翻訳されている。Magicthegathering.comの言語設定を「日本語」にすれば日本語で表示される。

[編集] 第4回:無駄省き/Waste Not

2013年3月11日から開催。前回から8年ぶりの開催となる。Ethan Fleischerが進行を務める。

完成した無駄省き/Waste Not基本セット2015に収録された。


対戦相手がクリーチャー・カードを1枚捨てるたび、黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

対戦相手が土地・カードを1枚捨てるたび、あなたのマナ・プールに(黒)(黒)を加える。

対戦相手がクリーチャーでも土地でもないカードを1枚捨てるたび、カードを1枚引く。


  • ステップ8では、イラストの五つのコンセプトから投票を行い、その内の一つに決定した。
  • ステップ9では、3枚のスケッチから投票を行い、そのうちの1枚に決定した。
  • ステップ10では、カード名の募集が行われた。
  • ステップ11では、4,000を超える応募から選ばれた8つのカード名候補に対して投票を行い、4つに絞った。
  • ステップ12では、選ばれた上位4枚から再び投票を行われたが、ソフトウェア障害により再投票となってしまった。
  • ステップ13では、ステップ12のトラブルから、カード名の決定投票を8つの候補からの再投票とし、「無駄省き/Waste Not」に決定した。

[編集] 関連コラム

[編集] 第3回:記憶への消失/Vanish into Memory

2005年1月25日から開催。アメリカ在住の読者からを投稿して貰い、それを題材にカードを作るという新手法を取り入れている。

完成した記憶への消失/Vanish into Memoryコールドスナップに収録された。


クリーチャー1体を対象とし、それをゲームから取り除き、それのパワーに等しい枚数のカードを引く。次のあなたのアップキープの開始時に、それを場に戻し、それのタフネスに等しい枚数のカードを捨てる。


Out of sight, into mind.
遠く離れて心の内に。

[編集] 第2回:世界のるつぼ/Crucible of Worlds

2003年1月31日から開催。第1回で作られた以外のカードを作ることになった。

完成した世界のるつぼ/Crucible of Worldsフィフス・ドーンに収録された。

  • ステップ1では、アーティファクトから投票を行い、アーティファクトにすることを決定した。
  • ステップ2では、クリーチャーにするかどうかで投票を行い、クリーチャーでないアーティファクトにすることを決定した。
  • ステップ3では、機能先行とイメージ先行のどちらでデザインを行うかの投票を行い、機能先行に決定した。
  • ステップ4では、カードのメカニズムの募集が行われた。
  • ステップ5では、2万5千近い応募から選ばれた10のメカニズム候補に対して投票を行い、上位4つに絞った。
  • ステップ6では、前回得票数の近かった4つのメカニズム候補で決選投票を行い、以下の効果に決定した。

あなたはあなたの墓地にある土地カードを、あなたの手札にあるかのようにプレイしてよい。


  • ステップ7では、イラストのコンセプトの募集が行われた。
  • ステップ8では、応募から選ばれた10のコンセプト候補に対して投票を行い、以下のようなコンセプトのイラストにすることを決定した。
    砂時計。上の部分には破壊された森があり、下の部分には美しく茂った森がある。
  • ステップ9では、10人のアーティスト候補から投票を行い、Ron Spencerがイラストを描くことに決定した。
  • ステップ10では、カード名の募集が行われた。
  • ステップ11では、3つのイラストのラフスケッチで投票が行われ、一つに決定した。
  • ステップ12では、応募から選ばれた10のカード名候補に対して投票を行い、カード名を「世界のるつぼ/Crucible of Worlds」に決定した。
  • ステップ13では、フレイバー・テキストの募集が行われた。
  • ステップ14では、4600以上の応募から選ばれた10のフレイバー・テキスト候補に対して投票を行い、以下のテキストに決定した。
Amidst the darkest ashes grow the strongest seeds.
漆黒の灰燼にこそ、強靱な種が芽を葺く。

[編集] 関連コラム

[編集] 第1回:忘れられた古霊/Forgotten Ancient

2002年1月16日から開催。

完成した忘れられた古霊/Forgotten Ancientスカージに収録された。


プレイヤー呪文プレイするたび、あなたは[カード名]の上に+1/+1カウンターを1個置いてもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは[カード名]の上から好きな数の+1/+1カウンターを他のクリーチャーの上に移動してもよい。


  • ステップ7では、にするかどうかの投票を行い、壁にしないことを決定した。
  • ステップ8では、サイズを「大型」「中型」「小型」のどれにするかの投票を行い、小型にすることを決定した。
  • ステップ9では、10のマナ・コストパワータフネスの組み合わせで投票を行い、上位3つに絞った。
  • ステップ10では、前回の得票数上位3つで決選投票を行い、(1)(G)(G)の0/3にすることを決定した。
  • ステップ11では、10のクリーチャー・タイプ候補で投票を行い、上位3つに絞った。
  • ステップ12では、前回の得票数上位3つで決選投票を行い、クリーチャー・タイプをエレメンタルに決定した。
  • ステップ13では、イラストのコンセプトの募集が行われた。
  • ステップ14では、応募から選ばれた10のコンセプト候補に対して投票を行い、上位3つに絞った。
  • ステップ15では、前回の得票数上位3つで決選投票を行い、以下のコンセプトに決定した。
    A humanoid elemental of moss supports itself with a hand against a dead tree. From where the elemental touches, it spreads wild regrowth.
  • ステップ16では、8人のアーティスト候補から投票を行い、上位3人に絞った。
  • ステップ17では、前回の得票数上位3人で決選投票を行い、Mark Tedinがイラストを描くことに決定した。
  • ステップ18では、カード名の募集が行われた。
  • ステップ19では、3つのイラストのラフスケッチで投票が行われ、一つに決定した。
  • ステップ20では、ステップ10で決定したサイズに問題があることが分かり、新たな3つの候補から投票を行い、(3)(G)の0/3にすることを決定した。
  • ステップ21では、応募から選ばれた10のカード名候補に対して投票を行い、上位3つに絞った。
  • ステップ22では、前回の得票数上位3つで決選投票を行い、カード名を「忘れられた古霊/Forgotten Ancient」に決定した。
  • ステップ23では、10のフレイバー・テキスト候補に対して投票を行い、上位3つに絞った。
  • ステップ24では、前回の得票数上位3つで決選投票を行い、以下のテキストに決定した。
Its blood is life, its body is growth.
その血は生命。その肉は成長。

[編集] Create a Creature Contest

「カードを作るのは君だ!」の先駆けとなった企画。1999年秋~年末にかけて開催。公式ページ(Internet Archive)で募ったクリーチャーイラストのアイデアのうち11案にGlen Angusがイラストを与え、それらに対して投票を行い最上位のものがカードとなる。なお応募・投票できるのはクリーチャーの名前とイラストのみについてである。

優勝した魂売り/Spiritmongerアポカリプスに収録された。

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

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