クロニクル

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(概要)
(小修正)
10行: 10行:
 
販売形態は[[アンコモン]]3枚、[[コモン]]9枚からなる12枚入りの[[ブースターパック]](⇒[[変則的な稀少度]])のみであった。このパッケージには、軸受に[[エキスパンション・シンボル]]が刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。
 
販売形態は[[アンコモン]]3枚、[[コモン]]9枚からなる12枚入りの[[ブースターパック]](⇒[[変則的な稀少度]])のみであった。このパッケージには、軸受に[[エキスパンション・シンボル]]が刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。
  
95年に英語版が発売された後、イタリア語版の発売が予定されていたが撤回。翌96年8月に日本語版が他言語版として初めて発売された。ドイツ語版とフランス語版も発売されていない。
+
95年に英語版が発売された後、イタリア語版の発売が予定されていたが撤回。ドイツ語版とフランス語版も発売されていない。翌96年8月に日本語版が他言語版として初めて発売された。
  
 
== 収録されたカードの特徴 ==
 
== 収録されたカードの特徴 ==
17行: 17行:
 
[[基本セット]]の延長であるため、飛び抜けて強力なカードは収録されていないが、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[ブーメラン/Boomerang]]など、[[トーナメント]]の第一線で使用されたものもある。[[ウルザランド]]や[[真鍮の都/City of Brass]]など、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の[[環境]]ではそれほど注目されなかった。
 
[[基本セット]]の延長であるため、飛び抜けて強力なカードは収録されていないが、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]、[[堕天使/Fallen Angel]]、[[ブーメラン/Boomerang]]など、[[トーナメント]]の第一線で使用されたものもある。[[ウルザランド]]や[[真鍮の都/City of Brass]]など、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の[[環境]]ではそれほど注目されなかった。
  
なお、英語版で収録されたカードは全て[[白枠]]であるが、英語版以外の言語ではアラビアンナイトからザ・ダークまでのセットすべてが発売されていないため、[[黒枠]]となっている。発売されなかったイタリア語版では白枠が予定されていた。
+
なお、英語版で収録されたカードは全て[[白枠]]であるが、日本語版ではアラビアンナイトからザ・ダークまでのセットすべてが発売されていないため、[[黒枠]]となっている。発売されなかったイタリア語版では白枠が予定されていた。
  
 
== ルネッサンス ==
 
== ルネッサンス ==
 
イタリア・ドイツ・フランスでは各言語対応の『[[リバイズド]]』が発売されていた。
 
イタリア・ドイツ・フランスでは各言語対応の『[[リバイズド]]』が発売されていた。
イタリア語版において『クロニクル』と『第4版』、ドイツ語とフランス語版において『第4版』に各言語初出となる白枠カードが封入されてしまう問題を避けるために、それらのセットの発売に先んじて『[[ルネッサンス]]』という黒枠のセットが用意された。
+
イタリア語版において『クロニクル』と『第4版』、ドイツ語とフランス語版において『第4版』に各言語初出となる白枠カードが封入されてしまう問題を避けるために、それらのセットの発売に先んじて『[[ルネッサンス]]』という形で黒枠のセットが用意された。
 
『リバイズド』からの追加カードのみに絞った充当として、準『クロニクル』のように見られることがある。
 
『リバイズド』からの追加カードのみに絞った充当として、準『クロニクル』のように見られることがある。
  

2017年7月23日 (日) 23:43時点における版

クロニクル(英:Chronicles、略号:CHCHR)は、「第4版」を拡張するために作成された小型カードセット。収録カードは全125種類(ウルザランドの絵違い含む)で、1995年7月に発売が開始された。

エキスパンション・シンボルは各カードごとに再録元となったエキスパンションのものが記されており、クロニクル独自のものは無い。

"Chronicles"は「年代記」の意。

目次

概要

先だって発売された「第4版」の拡張版として発売されたカードセットであり、ルール上も第4版の一部として扱われ、第4版が使えるフォーマットで使用できる。

販売形態はアンコモン3枚、コモン9枚からなる12枚入りのブースターパック(⇒変則的な稀少度)のみであった。このパッケージには、軸受にエキスパンション・シンボルが刻まれたアンティーク調の地球儀が描かれている。

95年に英語版が発売された後、イタリア語版の発売が予定されていたが撤回。ドイツ語版とフランス語版も発売されていない。翌96年8月に日本語版が他言語版として初めて発売された。

収録されたカードの特徴

「クロニクル(年代記)」の名の通り、当時すでに絶版になっていた「アラビアンナイト」、「アンティキティー」、「レジェンド」、「ザ・ダーク」から再録されたカードのみで構成される。収録されたカードには多色カードも含まれ、レジェンドの伝説のエルダードラゴンクリーチャーサイクルの再録が特に話題を呼んだ。

基本セットの延長であるため、飛び抜けて強力なカードは収録されていないが、アーナム・ジン/Erhnam Djinn堕天使/Fallen Angelブーメラン/Boomerangなど、トーナメントの第一線で使用されたものもある。ウルザランド真鍮の都/City of Brassなど、後にブレイクするカードも収録されていたが、当時の環境ではそれほど注目されなかった。

なお、英語版で収録されたカードは全て白枠であるが、日本語版ではアラビアンナイトからザ・ダークまでのセットすべてが発売されていないため、黒枠となっている。発売されなかったイタリア語版では白枠が予定されていた。

ルネッサンス

イタリア・ドイツ・フランスでは各言語対応の『リバイズド』が発売されていた。 イタリア語版において『クロニクル』と『第4版』、ドイツ語とフランス語版において『第4版』に各言語初出となる白枠カードが封入されてしまう問題を避けるために、それらのセットの発売に先んじて『ルネッサンス』という形で黒枠のセットが用意された。 『リバイズド』からの追加カードのみに絞った充当として、準『クロニクル』のように見られることがある。

参考

MOBILE