夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
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2019年5月11日 (土) 01:28時点における版
伝説のプレインズウォーカー — アショク(Ashiok)
対戦相手がコントロールしている呪文や能力は、それのコントローラーにそのプレイヤーのライブラリーからカードを探させることができない。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。その後、各対戦相手の墓地を追放する。
青黒の混成カードとして登場した2枚目のアショク。能力は対戦相手のサーチ禁止。忠誠度能力はライブラリー破壊+墓地追放。
- 常在型能力
禁止されるのは「探す」ことだけであり、疑似サーチ(ライブラリーの一番上からn枚のカードを見て、手札に加える)等を防ぐことはできない。そのため、スタンダード環境では能力の対象が限られている。
- 緑の土地サーチ:開門/Open the Gatesなど
- 青緑の進化によるサーチ:新生化/Neoformなど
- 土地による別の土地サーチ:廃墟の地/Field of Ruin、進化する未開地/Evolving Wildsなど
- -1能力
多くのライブラリー破壊能力では墓地を参照する効果(再活・宿根など)を強化してしまうことがあるが、この能力は相手の墓地カード全てを追放するため多くの効果を無力化できる。また、能力の対象を自分にすることで墓地を肥やすことも出来、その際も墓地が追放されるのは対戦相手のみとなる。
リミテッドでは1人で対戦相手のライブラリーを半壊させる凶悪なフィニッシャー。アンコモンなので複数枚確保することも現実的で、テフェリーの時間改変/Teferi's Time Twistや増殖など勝ち筋をライブラリー破壊だけに傾倒せずに使用回数を増やせる手段も多い。
ルール
- 常在型能力
- 「呪文や能力のコントローラー」「探すことを行うプレイヤー」「探すライブラリーの持ち主」の3つが同一のプレイヤーで、かつあなたの対戦相手である場合のみ、探すことを禁止する。
- 対戦相手Aの呪文や能力が他のプレイヤーBにBのライブラリーを探させることはできる。
- あなたの呪文や能力が対戦相手AにAのライブラリーから探させることはできる。
- 「あなたのライブラリーから~を探し~その後あなたのライブラリーを切り直す。」と書かれた効果の場合、対戦相手はライブラリーからカードを探すことはできないが、自分のライブラリーは切り直す。
- 「あなたはあなたのライブラリーから~を探してもよい。そうしたなら~あなたのライブラリーを切り直す。」や「あなたは『あなたのライブラリーから~を探し~その後あなたのライブラリーを切り直す。』を選んでもよい。」と書かれた効果の場合、対戦相手はライブラリーからカードを探すことを選べないので、ライブラリーを切り直すこともできない。
- -1能力
関連カード
- 悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
- 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render
- 悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse
- 恐怖を彫る者、アショク/Ashiok, Sculptor of Fears
- 忌まわしき干渉者、アショク/Ashiok, Wicked Manipulator
サイクル
灯争大戦の混成プレインズウォーカーサイクル。常在型能力か誘発型能力と、マイナスの忠誠度能力を1つずつ持つ。いずれもアンコモン。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。
- 支配の片腕、ドビン/Dovin, Hand of Control(白青)
- 死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Dead(白黒)
- 夢を引き裂く者、アショク/Ashiok, Dream Render(青黒)
- 崇高な工匠、サヒーリ/Saheeli, Sublime Artificer(青赤)
- 混沌の船長、アングラス/Angrath, Captain of Chaos(黒赤)
- 群集の威光、ヴラスカ/Vraska, Swarm's Eminence(黒緑)
- 暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher(赤緑)
- 石の嵐、ナヒリ/Nahiri, Storm of Stone(赤白)
- 太陽の義士、ファートリ/Huatli, the Sun's Heart(緑白)
- ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckoner(緑青)
開発秘話
このカードは混成PWサイクルの青黒であり、両色の数少ない重複部分であるライブラリー破壊のマイナス能力だけを持つPWとして作られた。キャラクターは必然的に、唯一の精神を弄ぶ青黒PWであるアショクに決まった。
後にすべてのPWは常在型能力か誘発型能力を持つことになった。このカードの能力を決めるのは難航したが、最終的に狭いもののライブラリーに関する能力が与えられた[1]。
ストーリー
詳細はアショク/Ashiokを参照。
脚注
- ↑ War Games/大戦のゲーム(Making Magic 2019年4月22日 Mark Rosewater著)