梅澤の十手/Umezawa's Jitte
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*第1のモードを選択して起動型能力をプレイしたあとに十手が[[除去]]されても、[[最後の情報]]ルールにより、装備していたクリーチャーに+2/+2の修整が与えられる。 | *第1のモードを選択して起動型能力をプレイしたあとに十手が[[除去]]されても、[[最後の情報]]ルールにより、装備していたクリーチャーに+2/+2の修整が与えられる。 |
2008年6月17日 (火) 23:08時点における版
伝説のアーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーが戦闘ダメージを与えるたび、梅澤の十手の上に蓄積(charge)カウンターを2個置く。
梅澤の十手から蓄積カウンターを1個取り除く:以下から1つを選ぶ。
・装備しているクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+2の修整を受ける。
・クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
・あなたは2点のライフを得る。
装備(2)
非常に強力な装備品。 クリーチャーで殴るデッキであれば、どんなデッキにも投入する価値があるだろう。
装備するだけではパワーもタフネスも上がらないが、3つのモードを持つ起動型能力を備えている。
加えて、1度に載る蓄積カウンターは1個ではなく2個。しかも、これが載るのは「プレイヤーに戦闘ダメージが通ったとき」に限られない。戦闘ダメージならばクリーチャーに与えた場合でもいいのだ。
第1のモード、パンプアップはそれ単体でも強力だが、二段攻撃との相性は特に抜群。 例えば、1/1二段攻撃に十手をつけて攻撃。次のターンにカウンターを4個消費して9/9二段攻撃としてアタック。プレイヤーに通れば先制攻撃のダメージ処理後、さらに強化して13/13、終了。 しかも、一度でも攻撃が通ると火力で対処することも困難となってしまう。
除去である第2のモードは言わずもがな、ビートダウン同士の対戦、特にウィニーのミラーマッチ等で恐ろしい威力を発揮する。『十手ゲー』という言葉も生み出した程。 例えば、これを装備したクリーチャーがたった1体場にいるだけで、相手は同じ性能のクリーチャーを毎ターン出し続けたとしても完封されてしまう。
第3のモードはライフゲインと、一見影が薄そうだが、実際はかなり重宝する。 クリーチャーさえ維持し続ければ毎ターン4点のライフを確保できるので、速攻系のデッキに対して非常に強い耐性を誇る。 数体のブロッカーと十手があるだけでライフを安全圏に運ぶことが可能なため、環境からバーンを駆逐してしまった。 神河ブロック構築のヤソコンにおける、これと川の水神/River Kaijinの組み合わせは有名。
リミテッドや構築ではもちろん、エターナルでもよく見る事の出来るカードである。 リミテッドでは決勝卓が十手vs十手ということも少なくないほどの威力である。 スタンダードやエクステンデッドでは、ショックランド、フェッチランド、ペインランドなど土地のもたらすライフロスのフォロー目的にも便利。 構築ではこれの対策として、対消滅狙いで十手を入れるプレイヤーも多い。 神河ブロック構築では禁止カード入りも囁かれたが、けちコントロールなどコントロールデッキが強かったためか、禁止は免れた。
- 第1のモードを選択して起動型能力をプレイしたあとに十手が除去されても、最後の情報ルールにより、装備していたクリーチャーに+2/+2の修整が与えられる。
- 信仰の足枷/Faith's Fettersや真髄の針/Pithing Needleで単なる置物に成り下がるのはご愛嬌。
ただし、その際も条件が満たされればカウンターだけは増え続ける。
- これ自身が除去されそうになっても、その起動型能力の多様さにより蓄積カウンターを無駄なく使い切れるのが密かな強みだった。
- 背景小説では梅澤俊郎/Toshiro Umezawaが上質の銀と鋼と魔力で作ったとされている。
- 持ち主であり、作り主である梅澤本人を差し置いて大活躍した逸品。
- この起動型能力は、梅澤の十手自身が持つ。装備しているクリーチャーが持つわけではない。
これがクリーチャーに装備されていなくても、起動型能力はプレイできる。
- カウンターを載せる能力が誘発するには、戦闘ダメージの解決の時点で、戦闘ダメージを与えるクリーチャーにこれが装備されていなければならない。また、ダメージが与えられるクリーチャーが場にいなければならない。
(梅澤の十手が場にあるので、最後の情報は使用できない)。
- 読み方は英名を見てわかるとおり、うめざわの「じって」。
2006/03/23よりトライバル・ウォーズで禁止カードになる。
2006/06/23に新設されたトライバル・ウォーズ(クラシック)でも続けて禁止。
トライバル・ウォーズ(スタンダード)では一時禁止が解除されたが、一週間後に改めて禁止された。