刃背スリヴァー/Bladeback Sliver
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 (→参考) |
|||
13行: | 13行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[コモン]] |
2021年9月7日 (火) 12:27時点における版
Bladeback Sliver / 刃背スリヴァー (1)(赤)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
暴勇 ― あなたの手札にカードがないかぎり、あなたがコントロールしているスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは「(T):プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
2/2暴勇でプレイヤーかプレインズウォーカーへダメージを飛ばす起動型能力を共有するスリヴァー。
膠着した状態からでも直接的に対戦相手のライフやプレインズウォーカーの忠誠度を削れる便利な能力ではあるが、暴勇を満たさなければならないなど、少々扱いづらさも目立つ。能力よりも、赤のコモンにして2マナ2/2という基本性能のほうがむしろ特徴的かもしれない。
構築視点で考える場合、攻めて行くならパワー修整や回避能力を共有させて数で押していく戦略のほうが単純にして高威力であるし、持久戦を意識するなら手札を温存しつつ使える奇声スリヴァー/Screeching Sliverのほうが汎用性があるため、従来のスリヴァーデッキの枠争いに食い込めるとは言い難いところか。
リミテッドでは2マナ2/2として序盤戦力になり、戦線が膠着したら能力でチクチクと削る役に回れる、というなかなかの働き者であり、他のスリヴァーの援護なしでも実戦級。当然、スリヴァーシナジーを活かせればなお強力であり、多相クリーチャーに能力を分け与える、小走りスリヴァー/Scuttling Sliverで連射するなどの手段を用意しておくとかなりのライフを削っていける。
- 暴勇状態でのみ起動できる火力能力という点がケルドの巨石/Keldon Megalithsに似ている。起動にマナがいらない点、土地よりもアンタップ手段が多いクリーチャーである点はこちらのほうが優秀。
- モダンホライゾンに同時収録された頭空スリヴァー/Hollowhead Sliverとは相性が良い。ルーティング能力のディスカードがコストになっているため、解決を待たずに繰り返し起動することで一時的に暴勇を達成可能。但しシナジーを活かしきるにはスリヴァーのタップを多数行える必要があるため、前述の小走りスリヴァーなどのアンタップ手段も可能ならば併用したい。