突然の俗化/Sudden Spoiling

（版間での差分）

2008年6月30日 (月) 10:57時点における版

Sudden Spoiling / 突然の俗化 (１)(黒)(黒)
インスタント

刹那（この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。）
プレイヤー１人を対象とする。ターン終了時まで、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーはすべての能力を失うとともに、基本のパワーとタフネスが0/2である。

プレイヤー1人のすべてのクリーチャーが謙虚/Humilityのように能力を失うという、極めて強力な刹那つきインスタント。 0/2というサイズや色からすると魔術師の女王/Sorceress Queenを意識して作られたものと思われる。

タフネス1のクリーチャーならば2になるというメリットは一応あるが、よほど特殊な状況でない限り、通常は対戦相手に対して打つことになるだろう。一度通ってしまったら、マナ能力や変異を表にすることさえ出来ない。

クリーチャーに対して2点のダメージやタフネスを2減少させる呪文や能力と組み合わせれば、どのようなクリーチャーでも容易に倒せるだろう。相手のクリーチャーだけ一掃することも難しくない。予めダメージを受けているクリーチャーであれば刹那である事が活き、救助は基本的に不可能である点も有難い。

「ターン終了時まで」という文言からよく勘違いされるが、突然の俗化が解決した後のそのターン中に新たに出されたクリーチャーには影響はない。従って、cip持ちクリーチャーのプレイに対応して突然の俗化をプレイしても、cip能力は防ぐことはできない。

色拘束が強いが、構築、リミテッドともに使えるカードである。

戦闘における補助にも使える。戦闘ダメージが割り振られた後につかえば上記のように高確率でクリーチャーを除去できるし、戦闘ダメージがスタックに乗る前なら、強化呪文などの妨害を受ける可能性もあるが、相手のクリーチャーを弱体化することで自軍のクリーチャーへの被害を減らすこともできる。
ローウィン・ブロックで部族が推奨され効果的に使える盤面が増えた事と、対策が難しい目覚ましヒバリ/Reveillarkにもある程度効果があることから使用されるケースもあるようだ。

構築では黒のみでプロテクション（黒）を討ち取る数少ない実用レベルの手段であり、また除去に至らない場合でも暗黒/Darknessのような時間稼ぎとして使える。

この能力により0/2になってから、カウンターの効果が適用される。その他の相互作用については種類別を参照。

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 クリーチャーに対して2点の[[ダメージ]]や[[タフネス]]を2減少させる[[呪文]]や[[能力]]と組み合わせれば、どのようなクリーチャーでも容易に倒せるだろう。相手のクリーチャーだけ一掃することも難しくない。
 予めダメージを受けているクリーチャーであれば刹那である事が活き、救助は基本的に不可能である点も有難い。
+「ターン終了時まで」という文言からよく勘違いされるが、突然の俗化が解決した後のそのターン中に新たに出された[[クリーチャー]]には影響はない。従って、[[cip]]持ち[[クリーチャー]]のプレイに対応して突然の俗化をプレイしても、[[cip]]能力は防ぐことはできない。
 [[色拘束]]が強いが、[[構築]]、[[リミテッド]]ともに使えるカードである。