巨大な戦慄大口/Colossal Dreadmaw
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*収録[[カード・セット|セット]]が同じ[[カード]]でも[[稀少度]]の差による性能差が見て取れる例は多いが、このカードと殺戮の暴君のように、[[クリーチャー・タイプ]]まで共通してここまで性能差のある[[上位互換]]・[[下位互換]]関係は珍しい。 | *収録[[カード・セット|セット]]が同じ[[カード]]でも[[稀少度]]の差による性能差が見て取れる例は多いが、このカードと殺戮の暴君のように、[[クリーチャー・タイプ]]まで共通してここまで性能差のある[[上位互換]]・[[下位互換]]関係は珍しい。 | ||
**[[コレクター番号]]も殺戮の暴君の次であり、[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ixalan/ カードイメージギャラリー]などで隣に並んで表示されていたため、ますます格差の印象が強かった。 | **[[コレクター番号]]も殺戮の暴君の次であり、[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/ixalan/ カードイメージギャラリー]などで隣に並んで表示されていたため、ますます格差の印象が強かった。 | ||
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*イクサランで初登場し、続く[[イクサランの相克]]でも[[再録]]された。[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]の発見とそれに伴う[[エルダー|古の]]恐竜の解放というストーリーを反映し、[[フレイバー・テキスト]]が変更されている。 | *イクサランで初登場し、続く[[イクサランの相克]]でも[[再録]]された。[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]の発見とそれに伴う[[エルダー|古の]]恐竜の解放というストーリーを反映し、[[フレイバー・テキスト]]が変更されている。 | ||
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{{フレイバーテキスト|「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」|風雲船長[[ラネリー/Lannery|ラネリー]]|イクサランの相克}} | {{フレイバーテキスト|「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」|風雲船長[[ラネリー/Lannery|ラネリー]]|イクサランの相克}} | ||
− | * | + | *イクサランの相克、[[マスターズ25th]]、[[基本セット2019]]と、初出からわずか1年の間に3度も再録された。[[取り消し/Cancel]]や[[苦しめる声/Tormenting Voice]]など、定期的に再録されているカードは多いが、ここまで過密なスケジュールで再録されたカードは[[基本土地]]以外ではかなり珍しい。 |
+ | **この印象深い出来事から、海外の掲示板などではミーム的な人気を獲得したするに至った。[[Mark Rosewater]]も、巨大な戦慄大口の再録に関する問い合わせに何度か回答している。<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/174796241868/why-is-colossal-dreadmaw-getting-its-fourth Why is Colossal Dreadmaw getting it's fourth...]([[Blogatog]] [[2018年]]6月11日)</ref><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/181749936188/can-i-get-a-maybe-on-a-colossal-dreadmaw-reprint Can I get a maybe on a Colossal Dreadmaw reprint...](Blogatog [[2019年]]1月5日)</ref> | ||
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2021年10月13日 (水) 20:52時点における版
Colossal Dreadmaw / 巨大な戦慄大口 (4)(緑)(緑)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
トランプル(このクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをこれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
6/6大型のフレンチ・バニラ。茨織りのビヒモス/Brambleweft Behemothの同型再版。
優秀なマナレシオとトランプルを併せ持つ、実に緑らしいコモン。リミテッドでは当然強力であり、大抵のクリーチャーを踏み越えられるフィニッシャー格。イクサラン・ブロックでは恐竜関連のシナジーに期待できる点も評価を上げているが、同じコモンに聳えるアルティサウルス/Looming Altisaurや古代ブロントドン/Ancient Brontodonというこれを押さえ込めるクリーチャーがいる環境でもある点は頭の片隅に入れておきたい。
一方構築では、上位互換の殺戮の暴君/Carnage Tyrantが同じイクサランに収録されていることもあり、基本的に出番はない。
- 収録セットが同じカードでも稀少度の差による性能差が見て取れる例は多いが、このカードと殺戮の暴君のように、クリーチャー・タイプまで共通してここまで性能差のある上位互換・下位互換関係は珍しい。
- コレクター番号も殺戮の暴君の次であり、カードイメージギャラリーなどで隣に並んで表示されていたため、ますます格差の印象が強かった。
- イクサランで初登場し、続くイクサランの相克でも再録された。オラーズカ/Orazcaの発見とそれに伴う古の恐竜の解放というストーリーを反映し、フレイバー・テキストが変更されている。
大地の揺れを感じたら、逃げろ。鳴き声が聞こえたら、逃げろ。歯が見えたら、手遅れだ。(出典:イクサラン)
「あれが生涯で出会った最も恐ろしいものだったころを覚えてる?」― 風雲船長ラネリー(出典:イクサランの相克)
- イクサランの相克、マスターズ25th、基本セット2019と、初出からわずか1年の間に3度も再録された。取り消し/Cancelや苦しめる声/Tormenting Voiceなど、定期的に再録されているカードは多いが、ここまで過密なスケジュールで再録されたカードは基本土地以外ではかなり珍しい。
- この印象深い出来事から、海外の掲示板などではミーム的な人気を獲得したするに至った。Mark Rosewaterも、巨大な戦慄大口の再録に関する問い合わせに何度か回答している。[1][2]
脚注
- ↑ Why is Colossal Dreadmaw getting it's fourth...(Blogatog 2018年6月11日)
- ↑ Can I get a maybe on a Colossal Dreadmaw reprint...(Blogatog 2019年1月5日)