かき回すゴブリン/Rummaging Goblin
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(メカニズム的カラー・パイ 2017年版に「かき回し」という言い方は載っていなかったので、日本語で初出と思われる記事へのリンクを追加。 古い呼び方である可能性について。) |
|||
6行: | 6行: | ||
*カードを捨てるのは[[コスト]]なので、手札が0枚の時には起動できない。 | *カードを捨てるのは[[コスト]]なので、手札が0枚の時には起動できない。 | ||
− | *この後赤の[[色の役割]] | + | *この後赤の[[色の役割]]として定着<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2017-2017-06-05 Mechanical Color Pie 2017]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019007/ メカニズム的カラー・パイ 2017年版]([[Making Magic]] [[2017年]]6月5日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>した「捨ててから引く」ルーター[[能力]]は、このカードになぞらえて'''かき回し/Rummaging'''<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/drawing-attention-2013-10-14 DRAWING ATTENTION]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004248/ 引き寄せよう]([[Making Magic]] [[2013年]]10月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>とも呼ばれている。 |
+ | **ただ、[[開発部]]による公式記事では[[2018年]]ごろ<ref>[https://magic.wizards.com/en/node/1317046 M-FILES: M19 EDITION – RED, GREEN, GOLD, AND ARTIFACTS]/[https://mtg-jp.com/reading/pd/0030861/ Mファイル『基本セット2019』編・赤緑・多色・アーティファクト]([[Play Design]] [[2018年]]7月20日 [[Dan Musser]]著)</ref>までしか見られない。開発部ではできるだけカード名に由来したスラングを使うことをやめるという方針によってか、単に「赤ルーター」と呼ばれることが多くなっている。 | ||
*[[モダンホライゾン]]では[[上位互換]]の[[頭空スリヴァー/Hollowhead Sliver]]が登場。 | *[[モダンホライゾン]]では[[上位互換]]の[[頭空スリヴァー/Hollowhead Sliver]]が登場。 | ||
2021年12月27日 (月) 19:06時点における版
赤版のルーターとなるゴブリン・ならず者。青の各種ルーターと異なり、捨ててから引く。
マーフォークの物あさり/Merfolk Looterよりも1マナ重く、捨てるカードを先に選ばなくてはいけないため若干見劣りする。それでも手札の余りカードを有効カードに何度も変換できることは便利であり、特にリミテッドでは有用性が高い。
- カードを捨てるのはコストなので、手札が0枚の時には起動できない。
- この後赤の色の役割として定着[1]した「捨ててから引く」ルーター能力は、このカードになぞらえてかき回し/Rummaging[2]とも呼ばれている。
- モダンホライゾンでは上位互換の頭空スリヴァー/Hollowhead Sliverが登場。
フレイバー・テキスト
ゴブリンにとって、価値は4つのPからなる。ピカピカ、プスプス、ぷんぷん、ぷんぷんぷんぷん。
英語版のフレイバー・テキストは
To a goblin, value is based on the four S's: shiny, stabby, smelly, and super smelly.
これを直訳すると
ゴブリンにとって、価値は4つのSからなる:光っていること、尖っていること、臭うこと、すごく臭うことだ
となるが、日本語版はSからPに変えたもののオノマトペを使う事で単語の意味は変えずにより"ゴブリンらしく"訳している。他言語もドイツ語はSのまま当てはめ、ロシア語も「4つのС(ラテン文字のSに相当)」、イタリア語は「4つのF」に変えるなど、工夫を凝らしているようだ。