かき回すゴブリン/Rummaging Goblin
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赤版のルーターとなるゴブリン・ならず者。青の各種ルーターと異なり、捨ててから引く。
マーフォークの物あさり/Merfolk Looterよりも1マナ重く、捨てるカードを先に選ばなくてはいけないため若干見劣りする。それでも手札の余りカードを有効カードに何度も変換できることは便利であり、特にリミテッドでは有用性が高い。
- カードを捨てるのはコストなので、手札が0枚の時には起動できない。
- この後赤の色の役割として定着[1]した「捨ててから引く」ルーター能力は、このカードになぞらえてかき回し/Rummaging[2]とも呼ばれている。
- モダンホライゾンでは上位互換の頭空スリヴァー/Hollowhead Sliverが登場。
[編集] フレイバー・テキスト
ゴブリンにとって、価値は4つのPからなる。ピカピカ、プスプス、ぷんぷん、ぷんぷんぷんぷん。
英語版のフレイバー・テキストは
To a goblin, value is based on the four S's: shiny, stabby, smelly, and super smelly.
これを直訳すると
ゴブリンにとって、価値は4つのSからなる:光っていること、尖っていること、臭うこと、すごく臭うことだ
となるが、日本語版はSからPに変えたもののオノマトペを使う事で単語の意味は変えずにより"ゴブリンらしく"訳している。他言語もドイツ語はSのまま当てはめ、ロシア語も「4つのС(ラテン文字のSに相当)」、イタリア語は「4つのF」に変えるなど、工夫を凝らしているようだ。
[編集] 脚注
- ↑ Mechanical Color Pie 2017/メカニズム的カラー・パイ 2017年版(Making Magic 2017年6月5日 Mark Rosewater著)
- ↑ DRAWING ATTENTION/引き寄せよう(Making Magic 2013年10月23日 Mark Rosewater著)
- ↑ M-FILES: M19 EDITION – RED, GREEN, GOLD, AND ARTIFACTS/Mファイル『基本セット2019』編・赤緑・多色・アーティファクト(Play Design 2018年7月20日 Dan Musser著)
- ↑ Word on the Streets of New Capenna, Part 1/『ニューカペナの街角』の言葉 その1(Making Magic 2022年4月17日 Mark Rosewater著)