早抜きの短剣/Quick-Draw Dagger
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*概ね[[いかさま師の刃/Grifter's Blade]]の[[上位互換]]だが、あちらと違ってクリーチャーに[[つける]][[効果]]は[[対象]]を取るETB[[能力]]となっている。そのため、ETBに[[対応して]]クリーチャーを[[除去]]されると誰にもつけられない。 | *概ね[[いかさま師の刃/Grifter's Blade]]の[[上位互換]]だが、あちらと違ってクリーチャーに[[つける]][[効果]]は[[対象]]を取るETB[[能力]]となっている。そのため、ETBに[[対応して]]クリーチャーを[[除去]]されると誰にもつけられない。 |
2022年8月11日 (木) 07:10時点における版
Quick-Draw Dagger / 早抜きの短剣 (3)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
瞬速
早抜きの短剣が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。ターン終了時まで、そのクリーチャーは先制攻撃を得る。
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備(1)((1):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
瞬速を持つ即用装備品。出たターンだけ装備したクリーチャーに先制攻撃を付与する。
基本的な用途は主導権の奪取/Seize the Initiativeとほぼ同等のコンバット・トリックとして使いつつ、その後はレオニンの円月刀/Leonin Scimitarと同等の性能を持つ装備品として扱える。
例によって構築では基本的に力不足だが、リミテッドでは色を選ばずに使える上に、使い捨てにならないコンバット・トリックとしてなかなか便利。接死持ちと組み合わせるのも1つの手。
- 概ねいかさま師の刃/Grifter's Bladeの上位互換だが、あちらと違ってクリーチャーにつける効果は対象を取るETB能力となっている。そのため、ETBに対応してクリーチャーを除去されると誰にもつけられない。
- スタンダードにはほぼ関係ない話だが、被覆持ちや卑屈な幽霊/Skulking Ghost系のクリーチャーに無事につけられない点でも劣る。
- 先制攻撃を与える部分はETB能力の一部であり、誘発に対応してこれを破壊したりしても先制攻撃は与えられる。
- "Quick-Draw"は西部劇等に頻出する用語で、「腰に下げた拳銃を手で引き抜き(draw)、相手に向けて撃つ」動作が素早い(quick)、つまりは拳銃での決闘に無類に強いこと、あるいはそのような人物を指す。日本語訳では多く「早撃ち」と訳されており、これは日本人にも馴染み深い言葉であろう。拳銃でなく短剣なので「早抜き」。瞬速を持ち、先制攻撃をクリーチャーに与えるという性能もフレイバーに溢れている。