スペースベレレン/Space Beleren
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2022年10月23日 (日) 01:20時点における版
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Space Beleren / スペースベレレン (2)(白)(青)伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
宇宙を刻む者(これは戦場をアルファ、ベータ、ガンマのセクターに分ける。どのセクターにも割り振られていないクリーチャーがいるなら、それのコントローラーがセクター1つを選んで割り振る。対戦相手が先に割り振りを行う。)
[+1]:このターン、各セクターにあるクリーチャーは同じセクターにあるクリーチャーにしかブロックされない。
[-1]:あなたが選んだセクターにある各クリーチャーの上にそれぞれ+1/+1カウンター1個を置く。
[-5]:あなたが選んだセクターにあるすべてのクリーチャーを破壊する。
Un-iverse(アン元宇宙)におけるジェイス・ベレレン/Jace Beleren。これ専用のキーワード能力である「宇宙を刻む者/Mind Sculptor」を持ち、3つの忠誠度能力は全てそれによって定義される「セクター/Sector」に関連するもの。初の青単色ではないジェイスであり、ジェイスの得意とする精神魔法のフレイバーを表すライブラリーに関連した能力を一つも持たず、黒枠世界におけるジェイス・プレインズウォーカーとは一線を画する。何から何まであまりにも異様なプレインズウォーカーだが、これにどんぐりシンボルはついていないため、なんとトーナメントでの使用が可能である。
- 宇宙を刻む者
- これが戦場にある限り、戦場にいるクリーチャーは3つのセクターのいずれかに割り振られる。
- それ自体はなんの効果もないのだが、このプレインズウォーカーの能力によってどのセクターにいるかを参照される。
- 相手にスペースベレレンを使用されない限りは基本的にあなたのみに恩恵を与える能力と考えてよい。
- 自分のクリーチャーをどのセクターに配置するかを選ぶのはあなたよりも対戦相手が先なので、相手がクリーチャーをどのセクターに配置したかを確認し、後に+1や-5を起動するときのことを考えてこちらもクリーチャーをどのセクターに配置するか考えたいところ。
- +1能力
- このターン、各クリーチャーは同じセクターにいるクリーチャーにしかブロックされなくなる。
- 相手が厄介なブロッカーを出してきていても、それとは別のセクターにいるクリーチャーは気にせずに攻撃することが可能。
- サボタージュ能力持ちのクリーチャーの攻撃を安全に通す、等が主な用法になるだろうか。
- クリーチャーをブロックされなくする能力を持つジェイスはプレインズウォーカーデッキ限定のプレインズウォーカーである秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategistに続き2枚目。いずれにしても、あまりジェイスらしい能力とは言い難い。
- -1能力
- あなたが選んだセクターにいる各自軍クリーチャーに+1/+1カウンターを置く。
- クリーチャーが1~2体しかいないセクターに使うなら割に合わないが、3体以上いるセクターに対して使うのなら悪くなく、それが戦場に出てすぐ3回も行えるのなら4マナのプレインズウォーカーの-1としては破格。
- この能力を目当てにスペースベレレンを唱えたのなら、なるべく多くのクリーチャーを一つのセクターに配置したいところ。しかしそうすると相手がそのセクターに集中してブロッカーを配置してくることが考えられ、+1が活きづらくなってしまい悩ましいところである。
- ジェイスよりはアジャニなどのプレインズウォーカーを連想させる、従来のジェイスからはかけ離れた能力。
- -5能力
- 一つのセクターのみに審判の日/Day of Judgment。
- 相手の厄介なクリーチャーがおり、こちらの失いたくないクリーチャーはいないセクターを狙えば強力。ただし、これに加えて+1や-1の存在から、相手はこちらのクリーチャーが既に配置済のセクターに優先的にクリーチャーを配置してくることが考えられるため、相手側のクリーチャーだけを一方的に吹き飛ばせる展開にはなりづらいだろう。
- やはりこの能力も従来のジェイスからはあまりにもかけ離れた能力であるといえる。
ルール
- スペースベレレンが戦場にいる時にセクターに割り振られていないクリーチャーがいる場合、そのクリーチャーのコントローラーはそれをいずれかのセクターに割り振る。これは状況起因処理である。この割り振りはまずスペースベレレンをコントロールしていないプレイヤーがターン順に行い、その後スペースベレレンをコントロールしているプレイヤーがターン順に行う。
- スペースベレレンが戦場を離れるとセクターへの割り振りは無くなる。その後また戦場に出た場合、クリーチャーは以前のセクターとは関係なく改めてセクターに割り振られる。
- スペースベレレンが2体以上戦場に出ていてもセクターは3つであり、セクターへの割り振りは共有される。
関連カード
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
- 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
- 思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought
- ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact
- ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy - 束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound
- 秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets
- 狡猾な漂流者、ジェイス/Jace, Cunning Castaway
- 巧妙な精神魔道士、ジェイス/Jace, Ingenious Mind-Mage
- 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
- 秘儀の策士、ジェイス/Jace, Arcane Strategist
- 鏡映魔道士、ジェイス/Jace, Mirror Mage
- スペースベレレン/Space Beleren
- 完成化した精神、ジェイス/Jace, the Perfected Mind
- 再覚醒したジェイス/Jace Reawakened
ストーリー
宇宙服のような意匠のローブを身にまといSF映画における光線銃のような武器を携える、Un-iverse(アン元宇宙)におけるジェイスの姿。アン元宇宙のジェイスの来歴や魔術師としての能力は明らかにされていないが、少なくともゲーム上の性能は従来のジェイスとは似ても似つかぬあまりにも異質なものである。
詳細はジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)を参照。