波破りの海馬/Wavebreak Hippocamp
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| + | *[[他のプレイヤーのターンに唱えることを参照するカード]] | ||
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| + | *[[カード個別評価：ジャンプスタート2022]] - [[レア]] | ||
2022年11月30日 (水) 10:12時点における最新版
クリーチャー エンチャント — 馬(Horse) 魚(Fish)
対戦相手の各ターン内で初めてあなたが呪文を唱えるたび、カードを１枚引く。
2/2対戦相手のターンに最初に呪文を唱えるたびにドローできる馬・魚・クリーチャー・エンチャント。
能力そのものはかなり強力であり、最初の一枚だけとはいえ打ち消し呪文やインスタントの除去などに1枚のドローがついてくるとなると得られるカード・アドバンテージはかなりのもの。パーミッションの悩みの種になりうる「毎ターン打ち消し呪文を唱えているとドロー呪文を撃つ暇がない」という状況を克服できてしまえる。もちろん隙を見てのインスタントのドロー呪文で得られる手札も1枚増えるので、息切れを心配する必要はなくなるだろう。「唱えるたび」の誘発であるため逆に相手の打ち消しに対しても強い。
問題は本体が3マナかつソーサリー・タイミングのアクションであることと、それでいて2/2とマナレシオも良くなく除去耐性が低いこと。これの能力を活用したいデッキにとってはこれを自分のターンに唱える事そのものが大きな隙となってしまい、挙句軽量火力などで簡単に対処されてしまいやすいため、これを守るために手数を割かなくてはならないのが大きなマイナス。充分なマナさえあればこれを守るマナを残しながら運用できるだろうが、そこまで耐えることができているなら他にアドバンテージ獲得手段は数多い。総じて、クリーチャーであることが大いに足を引っ張っているといえる。
以上の欠点から構築での活躍は少々難しいが、リミテッドでは青赤の「対戦相手のターンに呪文を唱える」アーキタイプを強力に推進する一枚。瞬速持ちのカードや打ち消し呪文を多く採用できれば、馬鹿にならないアドバンテージを稼ぎ出す。上述の欠点も、1アクションの脅威度合いが比較的小さく除去も多くないリミテッドならば幾分か緩和できる。
