碑出告の第二の儀式/Hidetsugu's Second Rite
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*ライフの判定は[[解決]]時に行う。そのため、自分自身を[[対象]]にして[[唱える|唱え]]、[[偏向/Deflection]]などで[[対戦相手]]に撃ち込むことはできない。 | *ライフの判定は[[解決]]時に行う。そのため、自分自身を[[対象]]にして[[唱える|唱え]]、[[偏向/Deflection]]などで[[対戦相手]]に撃ち込むことはできない。 |
2025年1月5日 (日) 14:54時点における最新版
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライフがちょうど10点である場合、碑出告の第二の儀式はそのプレイヤーに10点のダメージを与える。
ライフがちょうど10点のプレイヤーに10点のダメージを飛ばす奇妙な火力。
実際の性質は勝利条件カードと同じように扱え、特定の数値より多くても少なくてもダメという点からは後年で言うと十三恐怖症/Triskaidekaphobiaに近い。比較すると色の違い以外に、インスタントなので奇襲性が高く、対応してライフを操作する余地が少ない一方、これ自身は勝利条件を達成する以外の効果を持たず、ライフを特定の数値にする手段は別途必要になる点で劣る。もちろん火力である以上、ダメージの軽減などでも対処される。
初登場の際は神河救済のおよそ1ヶ月後に第9版でペインランドが再録。マナ能力を使用できる状態だと強引にライフを減らして火力の圏外に逃げることが容易になってしまった。当時はマナ・バーンによりライフを能動的に減らすことも可能であり、急遽ライフを変動させる手段が無い場合、これを警戒して予めライフを9点以下にしてしまうプレイングも実際に見られた。
その後はMTGアリーナのヒストリック・アンソロジーで収録された以外は音沙汰がなかったが、ファウンデーションズでまさかの再録。マナ・バーンは基本セット2010導入時に廃止されているため、赤相手はライフが残り10にならないよう注意する必要性が当時よりも上がっている。再録時点でもモダンのビートダウンデッキに1枚挿され、攻めきれなかった場合の保険として運用されているのを考慮すると、スタンダードでも1枚挿しやサイドボードからの投入で奇襲を狙うデッキが登場する可能性は十分にあるだろう。
リミテッドでも扱いづらさは否めないが、「盤面の有利・不利を無視しゲーム中盤で奇襲的に勝利を狙える」ということで上振れを期待して採用するケースは散見される。特にファウンデーションズにはアンコモンで収録されているため見かける機会も多く、赤のクリーチャーの質が低めでゲームが長引きやすいため、強引にこちらのゲームレンジを押しつけられる点には一定の魅力がある。仕留めきれなかった相手が絆魂持ちなどでじわじわリカバリするところに撃ち込めれば一発逆転も可能。とはいえ初手に来ると十中八九持て余し、赤にルーターつきクリーチャーがいる環境でもないため、実際にスロットを1つ割けるかどうかはプレイヤーの度胸次第。
- ライフの判定は解決時に行う。そのため、自分自身を対象にして唱え、偏向/Deflectionなどで対戦相手に撃ち込むことはできない。
- 輝く群れ/Shining Shoalで跳ね返すなどの方法があるものの、実用性に乏しいと言わざるを得ない。
- 無情の碑出告/Heartless Hidetsuguやソリン・マルコフ/Sorin Markovと相性が抜群。