稲妻波/Boltwave
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− | この手のカードは単体では余り[[環境]]には変化を与えられないが、[[ファウンデーションズ]]では[[金屑の嵐/Slagstorm]]や[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]といった高性能な本体火力が[[再録]]されており、[[スタンダード]]で往年のような[[フルバーン]] | + | この手のカードは単体では余り[[環境]]には変化を与えられないが、[[ファウンデーションズ]]では[[金屑の嵐/Slagstorm]]や[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]といった高性能な本体火力が[[再録]]されており、[[スタンダード]]で往年のような[[フルバーン]]系デッキを組めるようになった。登場直後の[[団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期]]のスタンダードでは[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]や[[精鋭射手団の目立ちたがり/Slickshot Show-Off]]といった優秀な[[果敢]]系クリーチャーと稲妻波に加えボロスの魔除けや[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]で[[ライフ]]を削り取る、[[アグロ]]系の[[バーン/スタンダード/団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|赤白バーンや青赤バーン]]が登場し採用されている。 |
− | + | [[パイオニア]]や[[モダン]]などの[[バーン]]系デッキにおいても、新定番としてフル投入されている。 | |
− | + | 各対戦相手にダメージを与えられるため[[多人数戦]]にも対応している。流石に[[統率者戦]]では[[初期ライフ]]や[[シングルトン]]の関係上優秀とは言い難いが、初期ライフの低い[[カジュアルプレイ]]の多人数戦や[[双頭巨人戦]]のような[[フォーマット]]であれば効率よく扱える。 | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ファウンデーションズ]] - [[アンコモン]] |
2025年4月29日 (火) 16:32時点における最新版
溶岩の撃ち込み/Lava Spikeがよりシンプルになったリメイク版である本体火力ソーサリー。秘儀でなくなり、プレインズウォーカーにはダメージを与えられないが、対象を取らず各対戦相手に撃ち込める。
本流のセットでは2014年のタルキール覇王譚の頃から火力といえば対クリーチャー限定のものが増え、2022年の団結のドミナリアでようやく稲妻の一撃/Lightning Strikeといったプレイヤーも狙える汎用火力が強力になってきたところで、長い間ご無沙汰となっていた本体火力が久々の登場。例によって単独で戦場に全く干渉できない点がやや惜しまれるが、フルバーンにとっては神聖の力線/Leyline of Sanctityによる呪禁などに阻まれない1マナ3点火力というだけでありがたい。
この手のカードは単体では余り環境には変化を与えられないが、ファウンデーションズでは金屑の嵐/Slagstormやボロスの魔除け/Boros Charmといった高性能な本体火力が再録されており、スタンダードで往年のようなフルバーン系デッキを組めるようになった。登場直後の団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードでは僧院の速槍/Monastery Swiftspearや精鋭射手団の目立ちたがり/Slickshot Show-Offといった優秀な果敢系クリーチャーと稲妻波に加えボロスの魔除けや稲妻のらせん/Lightning Helixでライフを削り取る、アグロ系の赤白バーンや青赤バーンが登場し採用されている。
パイオニアやモダンなどのバーン系デッキにおいても、新定番としてフル投入されている。
各対戦相手にダメージを与えられるため多人数戦にも対応している。流石に統率者戦では初期ライフやシングルトンの関係上優秀とは言い難いが、初期ライフの低いカジュアルプレイの多人数戦や双頭巨人戦のようなフォーマットであれば効率よく扱える。