プロテクション
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
(ミラージュで拡張されたとの情報源を求めます。) |
||
6行: | 6行: | ||
|リーガル=legal | |リーガル=legal | ||
|CR=502.7 | |CR=502.7 | ||
− | }}'''プロテクション''' | + | }} |
+ | '''プロテクション'''は、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初期から存在する[[キーワード能力]]。これは[[常在型能力]]である。 | ||
{{#card:Paladin en-Vec}} | {{#card:Paladin en-Vec}} | ||
− | + | ==定義== | |
− | + | '''プロテクション'''([性質])/''Protection'' from [性質]は以下の能力からなる。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | [[ | + | *プロテクションを持つ[[パーマネント]]や[[プレイヤー]]はその性質を持つ[[呪文]]の[[対象]]にならず、その性質を持つ[[能力]]の[[発生源]]からの能力の対象にならない。 |
− | * | + | *プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーはその性質を持つ[[オーラ]]によって[[エンチャント]]されない。それに[[つける|つけられている]]その性質を持つオーラは[[状況起因効果]]により[[墓地]]に置かれる。 |
+ | *プロテクションを持つパーマネントはその性質を持つ[[装備品]]を[[装備]]できず、その性質を持つ[[城砦]]で[[城砦化]]されない。そのような装備品や城砦はそのパーマネントから[[はずす|はずれ]]、場に残る。 | ||
+ | *プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、その性質を持つ発生源から与えられるすべての[[ダメージ]]を[[軽減]]し0にする。 | ||
+ | *プロテクションを持つ[[攻撃クリーチャー]]はその性質を持つ[[クリーチャー]]に[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されない。 | ||
− | + | ==解説== | |
− | + | 最初は[[色]]に対するプロテクションしか存在しなかったが、[[インベイジョン・ブロック]]にて[[クリーチャー・タイプ]]に対するプロテクションが登場。また[[オデッセイ・ブロック]]では[[カード・タイプ]]に対するプロテクションが登場した。さらに[[未来予知]]ではプレイヤーもプロテクションが得られるように拡張された。<!--実は定義だけなら[[ミラージュ]]のころから既に拡張されていた。--> | |
− | + | ||
− | * | + | *(昔のルールと異なることもあり、)特にプロテクションと[[トランプル]]の相互作用で混乱することが多い。詳細は[[トランプル]]の項を参照。 |
+ | *現在、語呂合わせの覚え方として、MJMJでは「'''双円形舞台'''」('''装'''備/'''エン'''チャント/'''軽'''減/'''ブ'''ロック/'''対'''象)、英語では"'''DEBT'''"('''D'''amage, '''E'''nchantment/'''E'''quipment, '''B'''lock, '''T'''arget)としている(ちなみにdebt(デット)とは借金のこと)。 | ||
**ただし、上記は「城砦化されない」に関して含まれていないので注意。 | **ただし、上記は「城砦化されない」に関して含まれていないので注意。 | ||
− | * | + | *日本語版では、「プロテクション(すべての色)」のみ「すべての色に対するプロテクション」と、書式から外れていた。これを使用する3枚目のカード、[[強き者の優位/Favor of the Mighty]]では書式どおりとなっている。 |
*[[中国語版]]では「保護」。「反黒保護(プロテクション(黒))」等、日本語としてもそのまま読める形で表現される。 | *[[中国語版]]では「保護」。「反黒保護(プロテクション(黒))」等、日本語としてもそのまま読める形で表現される。 | ||
36行: | 35行: | ||
{{#cr:502.7}} | {{#cr:502.7}} | ||
+ | [[Category:キーワード能力|ふろてくしよん]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2009年2月14日 (土) 17:22時点における版
プロテクション/Protection | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | 多数 |
CR | CR:702.16 |
プロテクションは、マジック初期から存在するキーワード能力。これは常在型能力である。
Paladin en-Vec / ヴェクの聖騎士 (1)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)(このクリーチャーは、先制攻撃を持たないクリーチャーより先に戦闘ダメージを与える。それは黒や赤の何かによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
2/2定義
プロテクション([性質])/Protection from [性質]は以下の能力からなる。
- プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーはその性質を持つ呪文の対象にならず、その性質を持つ能力の発生源からの能力の対象にならない。
- プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーはその性質を持つオーラによってエンチャントされない。それにつけられているその性質を持つオーラは状況起因効果により墓地に置かれる。
- プロテクションを持つパーマネントはその性質を持つ装備品を装備できず、その性質を持つ城砦で城砦化されない。そのような装備品や城砦はそのパーマネントからはずれ、場に残る。
- プロテクションを持つパーマネントやプレイヤーは、その性質を持つ発生源から与えられるすべてのダメージを軽減し0にする。
- プロテクションを持つ攻撃クリーチャーはその性質を持つクリーチャーにブロックされない。
解説
最初は色に対するプロテクションしか存在しなかったが、インベイジョン・ブロックにてクリーチャー・タイプに対するプロテクションが登場。またオデッセイ・ブロックではカード・タイプに対するプロテクションが登場した。さらに未来予知ではプレイヤーもプロテクションが得られるように拡張された。
- (昔のルールと異なることもあり、)特にプロテクションとトランプルの相互作用で混乱することが多い。詳細はトランプルの項を参照。
- 現在、語呂合わせの覚え方として、MJMJでは「双円形舞台」(装備/エンチャント/軽減/ブロック/対象)、英語では"DEBT"(Damage, Enchantment/Equipment, Block, Target)としている(ちなみにdebt(デット)とは借金のこと)。
- ただし、上記は「城砦化されない」に関して含まれていないので注意。
- 日本語版では、「プロテクション(すべての色)」のみ「すべての色に対するプロテクション」と、書式から外れていた。これを使用する3枚目のカード、強き者の優位/Favor of the Mightyでは書式どおりとなっている。
- 中国語版では「保護」。「反黒保護(プロテクション(黒))」等、日本語としてもそのまま読める形で表現される。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造