むかつき/Ad Nauseam

提供：MTG Wiki

2010年3月6日 (土) 13:34時点における版

黒の十八番であるライフと引き換えに大量のハンド・アドバンテージを手に入れられるインスタント。

5マナと少々重い上、ライブラリーの一番上を公開する前に確認ができず、公開した場合否応無しにライフロスするため、普通のデッキでの使用は安定しない。しかし、土地や0マナアーティファクトなど、点数で見たマナ・コストが0ならペナルティがなく、1や2ならある程度は軽視できるため、これを軸に据えて構築されたデッキでは目を疑うほどの威力を発揮する。

軽いカード主体で組まれることが多いエターナルではより使いやすい。その名を冠したアド・ストームでは、ストームを稼ぐマナ・アーティファクトやマナ加速呪文などを大量に確保するキーカードである。土地単では、これからのマナ結合/Manabondでの大量展開や、突撃の地鳴り/Seismic Assaultでのフィニッシュなど、一気に勝負を決める切り札と成り得る。

• 未来予知/Future Sightや技を借りる者/Skill Borrowerなど、ライブラリーの一番上を公開しておく常在型能力があれば、カードを手札に加えるごとに新たなカードが公開されるため、カードを確認してからむかつきの手順を行うかどうかを決めることができる。
• 闇の腹心/Dark Confidantは似た効果を持つ。専用デッキを組んだ際の動きは裏のエンドカードと呼ばれたヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainに近い。

参考

• カード個別評価：アラーラの断片 - レア