玄武岩のモノリス/Basalt Monolith
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[[ティタニアの歌/Titania's Song]]との相性の良さから、[[ティタニア・ストライク]]というデッキの主力にもなった。3マナで手札にあるBasalt Monolithを全て一度に出すことができ、能力を失わせれば普通にアンタップするようにもなる。 | [[ティタニアの歌/Titania's Song]]との相性の良さから、[[ティタニア・ストライク]]というデッキの主力にもなった。3マナで手札にあるBasalt Monolithを全て一度に出すことができ、能力を失わせれば普通にアンタップするようにもなる。 | ||
− | * | + | *自身が生み出す3マナでアンタップできるため、単体でアンタップ・タップを[[無限]]に繰り返せる。[[Power Artifact]]などで[[起動コスト]]を減らせば[[無限マナ]]も可能である。 |
+ | **一時期、アンタップする能力の[[コスト]]にこれ自身や同名のカードから生み出したマナを使えないようになっていたが、現在この制限は存在しない(詳細は[[#オラクルの変遷]]を参照)。 | ||
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+ | ==オラクルの変遷== | ||
+ | [[アルファ]]~[[リバイズド]]版では、アンタップ[[効果]]はいつでも使用できる[[ファストエフェクト]]という扱いで、3マナの[[支払う|支払い]]は起動コストとしては扱われなかった。 | ||
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+ | [[Duelist]]誌3号に、タップとアンタップの繰り返しによる悪用を止めるため、「Basalt MonolithはBasalt Monolithや魔力の櫃からのマナではアンタップできない」という[[エラッタ]]が発表された(当時の魔力の櫃はアップキープに何度でもアンタップできた。魔力の櫃も同様のエラッタが出されている。)。そのうち魔力の櫃のマナに関しては、1995年6月に「Basalt Monolithからのマナではアンタップできない」と逆転のエラッタが出され、支払いに使用できるようになった(同時に魔力の櫃はマナの制約なしになった)。 | ||
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+ | 1998年7月頃の[[オラクル]]更新で、アンタップ効果は(3)を起動コストとする起動型能力となり、起動コストにBasalt Monolithの能力によるマナは支払えないことが明記された。 | ||
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+ | 2001年8月頃のオラクル更新で、起動コストの制限はなくなり、生み出されるマナに「このマナはBasalt Monolithという名前のパーマネントの能力には支払えない」という性質が追加されるようになった。 | ||
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+ | 2006年7月のオラクル更新で、生み出されるマナの支払い制限はなくなり、自身のみでタップとアンタップを繰り返せるように戻された。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:リバイズド]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[アンコモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]] |
2010年12月12日 (日) 04:44時点における版
アーティファクト
玄武岩のモノリスはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):(◇)(◇)(◇)を加える。
(3):玄武岩のモノリスをアンタップする。
マナ・コストが3で、タップすれば3マナが出る。自動的なアンタップはできず、アンタップのためにも3マナを入れる必要がある。要は、まったく量的なロスのない、マナを貯める能力を持つアーティファクト。
もちろん色マナは失われてしまうわけだが、どんな色のデッキでも採用できるのは利点。魔力の櫃/Mana Vaultや厳かなモノリス/Grim Monolithと違い「出したターンに使えるマナを増やす」ようなことはできない。だが、例えば3マナしか出せない状況でも、これを使えば2ターンがかりで6マナが使えるわけで、それなりのマナ加速手段としては十分使用できる。
ティタニアの歌/Titania's Songとの相性の良さから、ティタニア・ストライクというデッキの主力にもなった。3マナで手札にあるBasalt Monolithを全て一度に出すことができ、能力を失わせれば普通にアンタップするようにもなる。
- 自身が生み出す3マナでアンタップできるため、単体でアンタップ・タップを無限に繰り返せる。Power Artifactなどで起動コストを減らせば無限マナも可能である。
オラクルの変遷
アルファ~リバイズド版では、アンタップ効果はいつでも使用できるファストエフェクトという扱いで、3マナの支払いは起動コストとしては扱われなかった。
Duelist誌3号に、タップとアンタップの繰り返しによる悪用を止めるため、「Basalt MonolithはBasalt Monolithや魔力の櫃からのマナではアンタップできない」というエラッタが発表された(当時の魔力の櫃はアップキープに何度でもアンタップできた。魔力の櫃も同様のエラッタが出されている。)。そのうち魔力の櫃のマナに関しては、1995年6月に「Basalt Monolithからのマナではアンタップできない」と逆転のエラッタが出され、支払いに使用できるようになった(同時に魔力の櫃はマナの制約なしになった)。
1998年7月頃のオラクル更新で、アンタップ効果は(3)を起動コストとする起動型能力となり、起動コストにBasalt Monolithの能力によるマナは支払えないことが明記された。
2001年8月頃のオラクル更新で、起動コストの制限はなくなり、生み出されるマナに「このマナはBasalt Monolithという名前のパーマネントの能力には支払えない」という性質が追加されるようになった。
2006年7月のオラクル更新で、生み出されるマナの支払い制限はなくなり、自身のみでタップとアンタップを繰り返せるように戻された。