グール起こし/Ghoulraiser

提供：MTG Wiki

墓地のゾンビ・カード1枚を無作為に回収するCIP能力を持つクリーチャー。色拘束と使い勝手が悪くなった代わりに、1マナ軽くなったグレイブディガー/Gravediggerと言える。

無作為であることとダブルシンボルは痛いところだが、3マナ2/2の及第点のサイズにカード・アドバンテージまでついてくるのはお得。リミテッドにおける黒の重要な戦力。

• 回収するカードはクリーチャーに限定していないので、部族カードを戻すことも可能である。ただし、イニストラード現在、ゾンビ・部族カードは多相しか存在しない。そして、部族というタイプは今後使うつもりがないことが明言されている。(部族の項参照)
• グレイブディガーと異なり、能力は対象をとらない。そのため、以下のコンボが可能。

1. 墓地にグール起こし以外のゾンビがいないことが前提条件。
2. グール起こしを出して、墓地回収の能力がスタックに乗る。
3. 墓地回収の能力を解決する前に、スカースダグの信者/Skirsdag Cultistなどの生け贄能力でグール起こしを生け贄に捧げる。
4. 生け贄能力の解決後、墓地回収能力の解決により、生け贄に捧げた(あるいは他に墓地にいた)グール起こしが手札に戻る。

以上を毎ターン繰り返すことができる。グレイブディガーの場合、2.の時点で対象を選ばなければならないため、予め墓地にもう一体のグレイブディガーを用意する必要がある。

参考

• カード個別評価：イニストラード - コモン