奇跡
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奇跡/Miracle | |
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種別 | 誘発型能力に関連した常在型能力 |
登場セット | アヴァシンの帰還 |
CR | CR:702.94 |
奇跡/Miracleは、アヴァシンの帰還で制定されたキーワード能力。誘発型能力に関連した常在型能力である。
Thunderous Wrath / 轟く怒り (4)(赤)(赤)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。轟く怒りはそれに5点のダメージを与える。
奇跡(赤)(あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)
目次 |
定義
奇跡[コスト]/Miracle[コスト]は、「あなたがこのカードを引くに際し、これがこのターンに初めて引いたカードだった場合、これを手札から公開してもよい。これによりこのカードを公開したとき、あなたはこれのマナ・コストの代わりに[コスト]を支払うことでこれを唱えてもよい。」ということを意味する。
ルール
カードの公開
- 奇跡を持つカードは、手札にある他のカードと混ざる前に公開すること。
- そのカードがそのターンにあなたが初めて引いたカードであれば、あなた自身のターンに限らず、あなたは奇跡でそれを公開することができる。
- 公開したカードは、そのカードがそのプレイヤーの手札を離れるか、 奇跡の誘発型能力が解決されるか、またはその能力がスタックを離れるまで、手札で公開されたままになる。
- 奇跡で公開したとしても、そのカードを引いた事に変わりはない。カードを引く事で誘発する能力は誘発し、また公開したカードはあなたの手札に存在する。
- カードを複数枚引く行為は常に、カードを1枚引く行為の繰り返しとみなす。(CR:120.2)たとえば、あるターンにおいてあなたがまだ一切カードを引いていない状態であなたがカードを3枚引くという呪文を唱えた場合、あなたはカードを一度に1枚ずつ引く。これにより引かれた1枚目のカードのみ、その奇跡能力を使ってもよい。
- 奇跡を持つカードを引いたとき、その時点でそれを唱えることを望まない場合は、それを公開しなくてもよい。
唱えるタイミング
- カードを公開する事で誘発型能力が誘発し、ドロー・ステップでのドローであればステップで最初に優先権を得る前、呪文や能力によってカードを引いたのであればその解決後にスタックに能力が置かれる。
- そのカードの奇跡の誘発型能力が解決中にのみ、あなたはそれを奇跡コストで唱えることができる。あなたがその時点でそれを唱えることを望まない(または適正な対象がないなどの理由で唱えられない)場合、あとからそれを奇跡コストで唱えることはできない。
- 能力の解決中に呪文を唱える事を許可するので、カード・タイプに基づく一切のタイミングの制限は無視する。
- 奇跡の誘発型能力の解決前に公開したカードが手札を離れた場合、あなたはそれを唱える事はできない。
- 解決後、手札以外の領域に移動し、その後手札に戻っても奇跡コストを支払うことはできない。
解説
今引きをシステム化したようなキーワード能力。アヴァシンの帰還で黒以外の各色に存在し、強力な効果とそれに見合う重量なマナ・コスト、そして遥かに軽い奇跡コストを持つ。
カードを公開する事と唱える事は同時ではない事に注意。ルーターで引いてきても手札がそれ1枚だったら捨てなければならない。
- 捨て身の狂乱/Desperate Ravingsで奇跡を公開した場合、カードを公開した状態のまま手札から無作為に1枚選び捨てる事となる。面倒臭いからといって裏返してババ抜きで選ばないこと。手札に同じカードがある場合唱えられる確率が上がってしまう。イカサマである。
- 公開されてから手札破壊での阻止も可能。アヴァシンの帰還でもグリセルブランドの巻物/Scroll of Griselbrandや錬金術師の隠れ家/Alchemist's Refugeでインスタント・タイミングでの手札破壊が可能。
参考