空飛ぶ絨毯/Flying Carpet
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構築では見向きもされないレアの1つ。しかし、リミテッドとなるとこのカードに対する評価は一変する。このアーティファクトを除去できない限り、起動すれば毎ターン飛行クリーチャーが攻撃可能となる。特に、第6版と第7版では、同時にフェメレフの射手/Femeref Archersが収録されているので、制圧力はかなりのものとなる。また、Masters Edition 4ではコモンで収録されているため、頻繁に見かけることになるだろう。
- のちのミラディンで装備品版と言えるニューロックの滑空翼/Neurok Hoversailが登場した。ブロック時のコンバット・トリックに使えない点や対戦相手のクリーチャーを飛ばせない点は異なるが、毎ターン起動コストを支払う必要がなくなり、使い勝手が向上している。
旧オラクル
第6版再録時にルール文章が大きく変更されている。第5版でのルール文章は以下の通り。
旧オラクル
Flying Carpet / 空飛ぶ絨毯 (4)アーティファクト
(2),(T):対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで飛行能力を得る。このクリーチャーがターン終了時の前に墓地に置かれた場合、空飛ぶ絨毯も破壊される。
第5版以前は対象にしたクリーチャーがそのターンに死亡すると、空飛ぶ絨毯自身も破壊されたが、第6版再録時にルール文章が簡略化され現在の形になり、機能は向上した。
- 破壊効果は、操縦者が死んだらコントロールを失った絨毯があてもなくどこかへ行ってしまうというイメージからだと思われる。